軽量なろうリーダー

作品タイトル不明

ミカとの話し合い

ギルド長からの話が終わり僕は冒険者ギルドを出た。久しぶりにダンジョンに行かない日だ。せっかくだからミカと一緒に街をぶらつくかな。そう思い帰宅した。

もうすぐお昼なんだけどナギさんもミカもまだ寝ているみたい。結構遅くまでお酒飲んでいたからなぁ。

あの2人なんかとても仲が良くなったよね。

まぁ良いことなんだけど昨晩みたいにお風呂に乱入するのはやめてほしいな。

仕方がないから鍛錬でもするか。

僕は【昇龍の剣】を持って庭に出る。

ミカから教わった剣術の型を丁寧に行う。

それにしてもこの【昇龍の剣】は凄いな。普通に振っても剣速の速さが半端ない。売ったら結構な値段がしそうだ。ミカが反対しているから売らないけどね。

レベルアップに伴って身体能力が格段に上がっている。まだこの身体能力を十全に使いこなせてないな。どっかの剣術道場にでも入門するのも良いかも。

素振りをしているとミカが起きてきた。気怠そうな雰囲気がしている。

「おはよう!ってもうお昼だけどね。二日酔いになったみたいだね」

「少し飲み過ぎたみたい。頭が重いわ」

「ミカがあんなに飲むとは思わなかったよ」

「アキくんがBランク冒険者に昇格して嬉しかったんだからしょうがないじゃない」

「ありがとう。ミカがいてくれたから最後まで心が折れず成し遂げられたよ」

「私はアキくんの奴隷だから当たり前だよ」

「その事なんだけど後から話があるけど良いかな。お酒が抜けてからのほうが良いね」

「ん、分かった。ご飯を食べてからにしましょうか。ナギももう起きてご飯作っていたから」

そういえば朝ごはんを食べてないからお腹がすいたな。

「それじゃそうしようか。ナギさんは二日酔いになってなかった?」

「あの子は二日酔いになったことないんだって。ザルみたい」

リビングに行くとご飯の用意ができていた。パンとスープと野菜の炒め物だ。

「ナギさん、おはようございます。お酒は残ってない?」

「おはようございます。大丈夫ですよ。簡単に食事を作りましたので食べましょう」

リビングには柔らかな日差しが差し込んでいる。テーブルで何気ない会話をしながら食事をする。やっぱり皆んなで食べる食事は美味しいな。

「で話ってなんなの」

ご飯を食べ終わってお茶を飲んでいた時にミカが聞いてきた。

「それなんだけど、ミカは今後どうしたい?」

「どうって?」

「もう僕の蒼炎の魔法は秘密じゃなくなっているじゃん。Bランク冒険者にもなって権力から守ってもらえるようになった。ミカを奴隷にしている意味が無いんだよ」

「結構、真剣な話なのね。部屋に行って話そう」

リビングから僕の部屋に移動した。

ミカは椅子に座り、僕はベットに腰かけた。

「ナギに聞かせる話じゃないからね。もう私は必要ないって事?蒼炎の魔法は秘密じゃ無くなったけどステータスカードについてはどうなの?」

「たしかにステータスカードは国宝級のお宝だけど無くなってもそれほど問題じゃないよ。それよりミカが望むならミカを奴隷から解放したいと思って」

「そっか、私の事を考えてくれてるんだ。ありがとう。でも私は戦争奴隷だから奴隷から解放はできないわ」

「それはこの国にいるからだろ。ミカの国のカンダス帝国に行けば奴隷解放できるだろ」

「カンダス帝国では誰も私を必要としてないわ。私を必要としてくれたのはアキくんだけよ。アキくんが私を必要としてくれる限り一緒にいたいの。奴隷でも特に不都合は感じてないから」

「ミカは僕にとって必要な人だよ。もう家族だと思ってるんだ。僕には血は繋がっているけど本当の意味での家族はいなかったからね」

ミカは椅子から立ち上がり僕を正面から抱きしめてくれた。

「私ミカはアキくんの忠実な奴隷で家族よ。だからこのままアキくんの奴隷でいさせてね」

ミカは僕の奴隷でいる事が自分を必要とされている証拠と思っているのかもしれない。ミカがこのままで良いなら無理に奴隷から解放しなくて良いか。

「ミカわかったよ。これからも僕の忠実な奴隷のままでいてね」

「ありがとう、ご主人様。これからもよろしくね」

そういうとミカは僕の唇にキスをした。