軽量なろうリーダー

作品タイトル不明

パメラの突然の訪問

国王陛下との謁見と会食は終わった。

帰りの馬車の中で考えた。

今日分かったことはリンカイ王国王家からもAランク冒険者になって欲しいと言うこと。それがリンカイ王国王家の悲願である。

それと古の契約があって、それにウルフ・リンカイが関わっていること。

分からない事はAランク冒険者になると分かると言われたこと。これはいろんな人に言われたな。

結局つまりAランク冒険者になる事が一つの鍵なんだろう。

ミカと話して前倒しでダンジョン制覇も考えたほうが良いのかな?

帰宅すると思いがけない人が家にいた。

王都冒険者ギルド職員のパメラがリビングに座っていた。

ユリさんに話を聞いたところ、僕たちが王宮に向かってからすぐに僕を訪ねてきたそうだ。

僕とミカが不在と言ったが「それでは中で待たせてもらいます」と強引にウチのリビングに入って来たそうだ。

何度も困りますと言ってもガンとして動かなく今に至っているとのこと。

僕はリビングに座ってお茶を飲んでいるパメラさんに近づき声をかける。

「パメラさん、何か急用ですか?このように勝手に家の中に上がられるのは困るのですが?」

「それは誠に申し訳ございません。冒険者ギルドとしては急用では無いのですが、アキ様達には急用になるかと思いこの様な形を取らせていただきました」

なんだろう。前よりパメラさんが不敵に感じる。

僕は警戒しながら言葉を選ぶ。

「僕たちが急用になるようなことに心当たりが無いのですが?内容を伺っても良いですか?」

「はい、私はギルド長のビングス・エアードよりアキ様とミカ様へ冒険者ギルドへ出頭するよう伝えるように言われてまいりました。今回の出頭要請は任意ではございますが、拒否された場合、ギルド長権限で強制出頭がかけられます」

なんじゃそりゃ?

取り敢えず内容を聞こう。

「出頭とは穏やかでないですね。拒否すれば強制出頭とは。何が原因なんですか?」

「それは出頭してからギルド長のビングス・エアードに確認していただければと思います。任意出頭の期限は2週間です。次の次の【無の日】つまり5月1日まで出頭がなされない場合は強制出頭に切り替わると思います。それでは失礼いたします」

そう言うとパメラさんはリビングの椅子から立ち上がり、僕たちを振り返ることなく帰っていった。