作品タイトル不明
王都魔法学校指定カバン改造バージョン!
これだけの量を12歳児に手で提げるタイプのカバンで持ち歩かせるなら、それはもう虐待だ。
お昼は学校の食堂で食べる予定だからお弁当はいらない。でも相当な荷物になる。
僕は息を整える。そして
「パンパカパーン!!王都魔法学校指定カバン改造バージョン!!」
これは特注品だ。
王都魔法学校には指定カバンがある。
背負ったり肩にかけるタイプでは無く、手で持ち運ばないとダメなカバンである。
マジックバッグはダンジョンの宝箱から稀に出る魔道具である。
まさかマジックバッグの形が、そのまま王都魔法学校の指定カバンであるはずがない。
それでは学校でマジックバッグが使えないではないかとなるが、改造は簡単だった。
指定カバンの中にマジックバッグを入れれば良いのだ。
指定カバンにちょうど良く入るマジックバッグを探すのが大変だった。
見つかったが、通常の価格より高めで買わされた。
あとはカバン屋さんに頼んで指定カバンの中にマジックバッグを縫い付けてもらった。
調整に少し手間取ったみたいだが問題なく成功している。3,000万ミラかかったが後悔はしていない。
容量は100立方メトルで以前アクロ冒険者ギルドでもらったマジックバッグと同じだった。
僕は嬉々として大量の教材を王都魔法学校指定カバン改造バージョンに入れた。