作品タイトル不明
王都魔法学校合格
王都魔法学校は実は王国有数の難関校だ。
600人くらいの受験生がいるが属性ごとに40人の枠になる。
合計160人の合格者が出る。
そんなに競争倍率が高くないと思ってはいけない。
受験生の600人全てが優れた魔力の持ち主なのだから。
王都魔法学校の卒業後の進路は王国の政治を担う大臣や官僚、その他には他国から国を守る魔法騎士団、後は実家の家を継ぐ場合もある。
何が言いたいかと言うと魔術師のエリートコースに乗ると言う事である。
4月1日時点で12歳の子供が強力な篩にかけられるのである。
王都魔法学校に着いた。念の為合格発表の掲示をミカと見に行く。
属性ごとの発表になっている。僕は火の属性魔法で受けている。
試験の成績順で張り出され、1位から20位、21位から40位でクラスわけされる。
上の順位がAクラス、下の順位がBクラスである。
火の属性魔法の掲示板の前が少し騒ついている。なんだろうと思いながらも掲示板を見る。
火属性の1番上にアキ・ファイアールの名前があった。
「やりましたよ!アキくん!見事1位で合格ですよ!」
ミカが声を張り上げる。
僕は恥ずかしくなってちょっと斜に構える態度を取ってしまった。
「ミカ、そんなたいした事じゃないでしょ。4属性もあるし、あくまでも火属性で1位ってだけだから」
「もう、アキくん、こういう時は素直に喜ぶべきですよ。ダンジョンの宝箱から素敵な装備が出た時のようです!」
頬を膨らませながら、いまいちズレてる例えをされた。