作品タイトル不明
面接終了
お茶を一口飲んで校長先生は話し始めた。
「アキくんはどうしてこの王国魔法学校に入ろうと思ったのかね。資料によると君はBランク冒険者だ。冒険者として超一流だ。今更学校でお勉強する必要があるのかな?」
「僕は魔法の知識があまり無いんです。それで一から勉強したいと思いました。それに蒼炎の魔法について知りたいのです。ここにくればもっと蒼炎の魔法について詳しく分かるかと思いました」
「なるほど君の考えは良く分かったよ。しかし蒼炎の魔法については誰も何も知らないんだ。そんな記録は今のところ無いのが現状でね。通常魔法は火魔法と金魔法と水魔法と風魔法の4属性だ。蒼炎は火魔法だとは思うのだが定かではないな。これから一緒に蒼炎の魔法について勉強してみようか。それで蒼炎の魔法の研究の責任者をヴィア主任が行う。入学してからと思っていたが今見た通りヴィア主任が待ちきれないようでね。君の都合が良ければ3月中から始めてもらっても良いかな?」
「それは構いません。しかしまだ住む場所が決まってませんので落ち着いてからで良いですか」
「それで構わないよ。落ち着いたらヴィア主任に連絡を取ってあげて欲しい。ヴィア主任もそれで良いかな?」
蒼炎の研究が前倒しになりそうなので嬉しそうな表情でヴィア主任が頷く。
ついでに封筒の件についてお願いしてみよう。男のロマンは大事だ。
「あとヴィア主任に頼みごとがありまして。本当は冒険者ギルドのギルド長から紹介していただく予定でしたが今日ヴィア主任と知り合えましたので」
ヴィア主任がこちらを見て口を開く。
「なんだ。私のできることならできる範囲でやらせてもらうぞ。そのかわり蒼炎の魔法の研究では頑張ってもらうけどな」
「後日見てもらいたいものがありまして。詳細はその時にお話しさせていただきます」
僕はヴィア主任の協力が得られそうで喜んだ。
「分かった。君が住む場所が決まって時間ができたら研究所に来てくれ。私はほとんど研究所にいるからいつ来てもらっても大丈夫だ」
その後は少しの雑談をして面接は終了となった。