作品タイトル不明
焦土の渦ダンジョン2
前方にサラマンダーが4匹出没した。ミカは盾を構えながらサラマンダーに突っ込んでいった。サラマンダーの炎の攻撃は避けるか盾で防いでいる。【昇龍の剣】はサラマンダーに効果的なようでミカはサラマンダーを一刀両断にしていた。
見ていて危なげない勝利だった。
魔石を拾ってミカがこちらに戻ってきた。
「アキくんも剣でサラマンダーを倒して見ない?運動になるわよ」
「そうだね。次は僕が行ってみるよ」
マジックバッグから【昇龍の剣】を出して装備する。D級ダンジョンで蒼炎無しで攻略経験はあるがC級ダンジョンでは初めてだ。
まぁアクロのC級ダンジョンのモンスターは泥ゴーレムだったからなんだけど。
飛びかかってきたカーサスを一刀両断にして【昇龍の剣】を身体に馴染ませる。
20メトル先にサラマンダー2体が現れた。
「行ってくる!」
そう言ってサラマンダーに突撃する。10メトルまで近づくとこちらに気が付き魔法を使おうとする。
「させるか!」
そう言って1匹のサラマンダーを【昇龍の剣】を振るう。一刀両断だ!
もう1匹のサラマンダーは魔法の発動が間に合ってしまったようだ。こちらに向かって螺旋状の炎が近距離から放たれる。螺旋状の炎のため近距離では回避より盾の方が安全だ。
【昇龍の盾】を構える。【昇龍の盾】は鉄壁だった。
そしてサラマンダーを一刀両断にした。
その後は蒼炎の魔法を使わず、サラマンダーとカーサスを倒しまくった。
数匹で現れるサラマンダーを倒していると魔石効率が格段に良い。
アクロの沼の主人ダンジョンは何だったんだろう。同じC級ダンジョンなのに。
沼の主人ダンジョンが不人気な理由がまた一つ分かった。
焦土の渦ダンジョン一層の距離は2キロルほど。今日は2階層まで行って帰ってきた。
一度だけサラマンダーの炎の魔法を背中にくらってしまった。
足場が岩だらけなので岩に足を取られバランスを崩したからだ。攻撃を受けたけど【昇龍のローブ】を着ていたため僕はダメージが無かった。当たった場所のローブは黒焦げだけど。
【昇龍のローブ】はまだまだたくさんマジックバッグに入っているから気にしてないけどね。
今日のC級魔石の獲得量は200個を超えていた。リーザさんがビックリしていた。
何でもサラマンダーの皮膚は硬いため通常は遠距離から水魔法で倒すのが普通だそうだ。螺旋状の火の魔法も威力が強く、盾で防いでいても盾がすぐにダメになるそうだ。
【昇龍の剣】と【昇龍の盾】ってもしかすると相当な一品なのかな?僕たちしか持っていないし、売ってもいないから分からないや。まぁ水属性の装備だからサラマンダーとの相性も良いのだろうね。
もう少し焦土の渦ダンジョンに慣れたほうが良いと思い、それから3日ほど1〜3階層で討伐をしていた。
岩の足場にも慣れてきた。重心を低く保ち、足を上げ過ぎないのがコツだった。