軽量なろうリーダー

作品タイトル不明

輝く世界

「……あ、そうだ。そういえばさ、私、クロアさんに魅了してもらったんだけど」

「えっ!?」

初夏の昼下がり。木漏れ日とそよ風が気持ちいい日の妖精カフェのいつもの席で、ライラから随分と思い切った話を聞いてしまった。

「……あの、ライラ。君、どうしてそんなことに?」

びっくりしながら聞いてみたら、ライラはちょっと難しい顔をしながら森のアイスティー(森のハーブ数種類をブレンドして、森の蜜を加えたアイスティー。爽やかで美味しいと評判の新商品!)のグラスを、マドラーでからから混ぜた。

「あー、久々に絵の依頼が来たのよ。でもそれが、私が知らないものを描け、って依頼だったもんだから、ま、手っ取り早くいこうと思って」

「その依頼、って……?」

「『恋人ができた記念に、この輝かしい世界を描いてほしい!』ですって」

「わあ……」

ライラの思い切りがいいのは今に始まったことじゃないけれど、その、僕としてはちょっぴり心配になってしまう。彼女、本当に思い切りが良すぎるんじゃないだろうか!

「笑っちゃうわよねえ……『ああ、恋の素晴らしさ!世界がきらきら輝いて、今までで一番美しい!』ですって。……って、まあ、笑っちゃいそうだったけどさ、依頼主をバカにするのは違うしさ。まあ……一応、私も絵師の端くれとしてね?ちゃんと向き合わなきゃな、って思ったの」

うう、ライラは思い切りが良くて、それでいて、真面目で誠実なんだよ。僕は彼女のこういうところを心から尊敬する。

「そっか。それで、クロアさんに……?」

「そう。『世界がきらきらして見えるくらいに、私に恋させて!』ってお願いしたのよ」

それはきっと、クロアさんも張り切って魅了したことだろうなあ。なんとなく、その場面が思い浮かぶようだよ。

「……まあ、ちょっと誤解されちゃって、しばらく大変だったんだけど。なんかね、私に気になる人ができたんだと思ったらしいわよ、クロアさん」

「ええっ……」

と思っていたら、ライラがまた、とんでもないことを言い出した!

「……え、あの、それって」

「いや、あの、あんたなんて顔してんのよ……だから、クロアさんの勘違いだってば」

あ、うん。いや、分かるけれど。分かるけれど……ああ、こういう話、僕、すごく苦手だ!そわそわしちゃってしょうがない!

「ま、そういう訳で、あれこれ服選んでくれたり、化粧品分けてくれたりしたんだけどさ……そこらへんで私も『あっ、これ、魅了の魔法の準備とかじゃなくて勘違いされてるんだわ』って気づいて、やっとそこで誤解が解けてね……」

「うん……」

ライラの話って、どうしてこう、ひやひやそわそわするようなかんじなんだろう。折角なら、もうちょっと落ち着く話を聞かせてほしい。うさぎにふわふわ寄って集られる話とか……ああ、でもそれは最近聞いたか。えーと、じゃあ、たんぽぽ綿毛大会に向けて練習中の妖精達の話とか……。

「ま、それで、晴れて魅了して貰えたんだけど」

「うん。聞かせてほしい」

……けれど、まあ、そわそわするのはさておき……同じ絵師としては、ライラの話は気になる。

人によって物の見え方って違う訳だし、同じ人であっても、気分によって見え方が違う訳だし。そういうのを逐一描いてしまいたくなることだってあるわけなので……ライラの話は、気になるよね。

ということで、固唾を飲んでライラの言葉を待ってみたところ……。

「ぜんっぜん、駄目だったの!」

「へ?」

ライラは多分、テーブルに叩きつけたかったであろう拳を、『ぺそっ』と机を撫でるようにして机に載せた。うーん、思慮深い。

「私……どうやら魅了される才能が無いみたいなのよ!」

「ええっ……?」

けれど、ライラの思慮深さはさておき……そんなことって、あるんだろうか?

「えーと、それはクロアさんが失敗した、っていうこと?」

「うーん……そう、なのかも」

ライラもなんだか不思議そうに首を傾げているけれど、僕も同じ気分だ。

だって、あのクロアさんがこと魅了にかけて、失敗するなんてこと、あるんだろうか?

……その、まあ、僕は元々魔力がクロアさんより多いみたいだし、何より今は精霊になっちゃったし、魅了されにくいみたいだけれど。でも、それを考えると、ライラはそんなに魔力が膨大、っていうわけでもないから……クロアさんの魅了に掛からなかったのがよく分からないんだよなあ。

「それで、クロアさんが言ってたんだけどね?元々、男よりは女の方が、魅了が効きにくいらしいのよ。まあそれは理屈が分かるからいいんだけど……あと、クロアさんを見慣れちゃってる人相手には、魅了、特に恋の魅了は掛かりが悪いんですって。だからかもね、ってさ」

そっか。そうなのか。見慣れちゃうと……うーん、僕は何度見てもクロアさんのふとした時の美しさに魅了されっぱなしな気がするけれど……。

「ほら、ラオクレスって、そんなに魔法の耐性が無い割に、魅了にだけやたら強いじゃない?あれ、クロアさんを見慣れちゃってるかららしいわよ」

「あ、そうなんだ……」

「だからラオクレスがもしうっかり、ふとした拍子に『ああ、やはりこいつは美しいんだな』って思っちゃうと、ガッツリ魅了に掛かるらしいわ。見てみたいわよね、それ」

「うん。それは是非見てみたい」

僕は大いに頷く。クロアさんにうっかりしっかり魅了されてしまうラオクレス、見てみたい。僕、クロアさんに魅了されてぼんやりしている時のラオクレスとクロアさんの絵を納得いくように描けなかったことを、未だに悔しく思っているので……。

「ま、それはいいんだけど……それで今日、改めて、しっかり準備したクロアさんに改めてもう一度魅了してもらうことになっててさ」

ライラのこの思い切りの良さってどこから来るんだろうなあ。うーん……。

なんだか心配になってきたのだけれど、ライラ曰く『それで今日、妖精カフェでクロアさんの退勤に合わせて魅了してもらう算段、ってわけよ』と言っていたので、僕もこのまま妖精カフェで待たせてもらうことにする。なんだかライラもクロアさんも心配なので……。

ということで、ライラが森のアイスティーを飲んでいるのを見てちょっと羨ましくなったので、僕も同じものを注文させてもらって、ついでにケーキも注文しちゃうことにした。僕はレモンとミルクのムースケーキ。ライラはウィークエンド・シトロンみたいな具合の、レモンのバターケーキ。

お互いにちょっとシェアして『そっちも美味しいね』『隠し味に月の蜜が入ってるのね』なんてやりながらのんびりして、ちょっとそこら辺に居た妖精にお願いしてクロッキーさせてもらって、今日も来ていたルスターさんが妖精に遊ばれているのをスケッチして……。

「お待たせ、ライラ。ふふふ、トウゴ君も一緒に来たのね?」

……とやっていたら、カフェの制服から着替えたクロアさんが軽やかにやってきた。今日のクロアさんは白に空色の細いストライプに鮮やかなレモンの柄のスカートだ。この布、ライラがデザインした奴だよ。僕も見せてもらったから知ってる。

「じゃ、早速やってみましょうか」

「えっ、ここでやるの?」

「ええ。しっかり魅了がかかっちゃうなら、周りに人が居た方がいいのよね。じゃないと、私がライラに襲われちゃうかも。それに、ごく短時間に絞って魅了するつもりだから、まあ、2人きりのお部屋の中より、ソレイラの景色とか、カフェの様子とか、そういうのを見られた方が絵の参考になるでしょ?」

クロアさんはくすくす笑いながらそんなことを言うけれど、僕としてはなんだかとても落ち着かない気分です!

「よーし!早速やっちゃって頂戴、クロアさん!」

「ええ、やらせてもらうわ。今日はしっかり準備してきたから……」

ライラは大いに意気込んでるし、クロアさんはクロアさんで、ポーチから何か取り出して……あっ!僕が前に描いて出した宝石で作ったアクセサリー一式!えーと、『戦争が起きるやつ』だ!つまり、クロアさんは本気で魔力を強化して臨むつもりなんだなあ!

ああ、どうなるんだろう……。僕はただただそわそわしながら、クロアさんとライラが見つめ合うのを見守って……。

「……ん?あら?」

……そうしていたら、じっと見つめ合っていたクロアさんが、ちょっと怪訝な顔をした。

そして。

「うーん……?おかしいわね、やっぱりライラ、魅了できないみたい」

「えええっ!?嘘でしょ!?」

なんと!本気のクロアさんなのに……ライラに魅了の魔法が掛からないらしい!なんてこった!

「おかしいわねえ……えーと、ライラ。あなた何か、身を守るようなもの、身に付けてる?」

「え?うーん……無い、と思うわ。ルギュロスさんのブローチは今日は着けてきてないし。夜の国の布も身に付けてないし……」

「トウゴ君が出した宝石とかは?」

「無いわ。今日は何にも無いのよ」

クロアさんとライラは色々と確認して、そして2人揃って、『うーん?』と首を傾げてしまった。

「私の魅了の腕が落ちたわけじゃない、と思うのよね……。……うん。ばっちり」

「あの、クロアさん。そこらに居る妖精をしれっと魅了してしまうのはどうかと思うよ」

ああ、クロアさんの確認のために妖精が1匹、魅了されてしまった!うっとりした妖精はクロアさんの近くにふらふら飛んできて、クロアさんの指先に留まってまたうっとり……。少ししたら魅了の効果が解けたみたいで、妖精は元気ににこにこ飛び去って行ったけれども……。

「ということは……ライラの魔力が増えた?」

「あー、鳥さんに最近抱卵されちゃったけれど……でも、その装備のクロアさんに勝てる程じゃないと思うわよ」

「魅了の魔法に対抗する練習とか、した?」

「してないわねえ……」

やっぱり理由が分からなくて、クロアさんもライラも首を傾げる。僕も首を傾げる。

うーん……ライラの異変だったとしても、クロアさんの不調だったとしても、どっちにしろ心配だ。僕としては、どちらにも健康であってほしいので……。

「あの、クロアさん。クロアさんもお茶、飲む?」

「そうねえ。ちょっと休憩させてもらおうかしら」

考えても埒が明かなそうだったので、休憩を勧めてみる。普段だったら、僕がクロアさんやライラに休憩を勧められる立場なので、ちょっと新鮮な気分。

「ふふ、何飲もうかしら。2人とも、飲んでるのは森のアイスティー?」

「ええ。これ美味しいのよね。私、これ大好き!期間限定じゃなくて、年中のメニューにしてもいいと思うけど、どう?クロアさん」

「そうねえ……でもやっぱり、森の蜜って季節によって味がちょっと違うみたいだし、この配合のハーブティーにはこの時期の蜜がいいのよねえ……」

クロアさんとライラは楽しそうにメニューを眺めて、そんな話をして……。

「……あっ」

そこで唐突に、クロアさんが声を上げた。……そして。

「分かっちゃったわ!ああ、ライラ、あなた……ふふふ、やっぱり身に付けてるのよ!」

満面の笑みでころころ笑ったクロアさんは、綺麗な指で、ライラの前のグラスを指差した。

「このアイスティー!トウゴ君の魔力入りじゃない!」

……えっ。

あっ……あああ!確かに!

「成程ね……。道理で、ぜんっぜん、魅了に掛からない訳だわ……」

「そうよねえ。森の精霊様の守りが備わっちゃってるんだもの。特に魅了の類なんか、通る訳がなかったわ」

……こうして、クロアさんの魅了が成功しなかった謎が解けました。

どうやら、ライラが森のアイスティーを飲んでいたことによって、一時的に僕の魔力で満たされてしまっていたらしくて……だから、クロアさんの魅了が通らなかったんだろう、とのこと。

「あの、僕の魔力って魅了が通りにくいんだろうか」

ちょっと気になるのは、ライラが飲んでいたアイスティー、そんなに森の蜜が入ってるわけじゃないよね?っていうことだ。

魔力の量としても……その、そこらの魔石よりは多いかもしれないけれど、でも、そんなに大したものじゃないと思うんだけれど……。

……と、思ったら。

「うーん……トウゴ君の魔力が、っていうよりは、トウゴ君が、かしら……?」

「そりゃあね、トウゴ。あんたふわふわしてるじゃない。魅了なんて縁遠い奴の魔力が入ってたら、当然私も魅了に程遠いふわふわになっちゃうわけよ。あーあ……」

な、なんだかとても遺憾の意を示したい!そんなに僕ってふわふわ!?ねえ、ふわふわ!?

……ふわふわ、なのかな。うう……なんだか自分で自分が情けなくなってきてしまった。うう、僕は、魅了に縁遠い、ふわふわ……。

僕が魔力までふわふわでちょっとショックなのは置いておいて……ひとまず、ライラやクロアさんの不調が原因じゃなかったみたいでよかった。

それに、原因がちゃんと分かったから、これでライラも無事に魅了してもらえるはずだ。

……と思っていたら。

「あーあ……でも、これが原因だっていうなら、魅了はお預けかあ……。ま、依頼の期限、結構あるからいいんだけどさ……」

ライラがそんなことを言ってため息を吐くものだから、その、僕、首を傾げてしまうよ。

「あの、ライラ。なら、これ飲むの止めたらいいんじゃないかな……」

原因はこの森のアイスティーなんだから、これを飲むのを止めればライラはクロアさんに魅了してもらえるんだと思う。森の魔力って、大体1日もすれば余分が森に還るから、まあ、これを飲み終わって1日か2日すれば問題ないはず、なんだけれど……。

「えええ!?嫌よ!これ、気に入ってるんだから!なのにこれ、期間限定、お1人様1日1杯限りなのよ!?なら1日だって飲み逃したくないじゃない!」

……けれど、ライラはまあ、こういう人なので。

あ、うん、そう……?ええと、うーんと、まあ、ライラの気持ちも、分からないでもない、かもしれない……。

というわけで、ライラの魅了体験はお預け、ということになりそうだ。

これって1日アイスティーを我慢すればいいんだと思うんだけれど……まあ、僕は食事を抜いて絵を描くことや、文筆業の合間にめんつゆを飲むことを止めないでいたい生き物なので……ライラのこれも、止めないよ。多分、アイスティーは彼女の人生に必要なことなんだろうから。

「あら。そういうことなら簡単だわ」

けれど、そんな僕らにクロアさんがにっこり笑った。さすがプロだ。何か解決策を思いついたらしい!

「トウゴ君がライラに魅了の魔法を使ってみればいいのよ。多分、掛かりやすいわ」

……いや、やっぱり駄目だった!クロアさんは疲れているのかもしれない!

「……と、トウゴにそういうのはできないでしょ!やだぁ、クロアさんったら!」

「そ、その通りだよクロアさん!僕は絵を描くことしかできないんだよ!」

ライラと僕が慌ててクロアさんを止めると、クロアさんは『そう?』と首を傾げた。

「そう?うーん、トウゴ君も練習してみたら、案外、できるようになるんじゃないかしら、って思うのだけれど。多分、素質はあるのよね、あなた」

そ、素質!?魅了の魔法の!?僕に!?……無いと思うよ、クロアさん!

「何せ、私のことを魅了しちゃったのは他ならぬあなたなのよ?ふふふ」

クロアさんが綺麗な指先で、つん、と僕の鼻の先をつっつく。……あああ!

「描きたい……」

「あら。私の魅了、トウゴ君には通じるのねえ。まあ、いつもの如く『描きたい!』になっちゃうみたいだけど……」

「やっぱりトウゴってこうよね。あーあ……」

クロアさんとライラが呆れてくすくす笑っているけれど、僕は今、とにかくクロアさんを描きたくなってしまっているのでそれどころじゃない!

「折角だし、私も描こうかな」

「あら、いいんじゃない?……じゃあ私も描いてみようかしら。ふふふ」

更に、ライラとクロアさんまで絵を描く気分になってしまったらしいので、僕は早速、クロアさんの分のスケッチブックと画材を出して、クロアさんを描き始める!

……クロアさんはライラを描くことにしたらしい。時々くすくす笑いながら楽しそうに鉛筆を動かすクロアさんは、とても綺麗で……ああ、ますます描きたくなってしまう!

そうしてクロアさんを魔法画で何枚か描いた後。

……ちょっとライラの方を見てみたら、楽しそうに絵を描いているライラを見つけてしまった。

ちょっと見ていたら、ライラもふと顔を上げて、目が合う。

「な、何よ」

ライラはちょっとびっくりした顔をした後、ちょっと僕の方を睨むみたいにしてきたんだけれど……うん。

「……ライラも描きたい」

僕、やっぱりライラも描きたい。うん。描きたい、描きたい。

「あ、そう?……まあ別にいいわよ。私はあんた描いてるから」

「えっ」

「何よ、気づいてなかったの?私、あんたのこと描いてたんだけど」

……うーん、気づかなかった。描いていると、描かれていることに気付かない……。

でもまあ、別に描かれるのが嫌っていうこともないので、ライラを描かせてもらうことにする。

……ライラはクロアさんを描くことにしたみたいで、真剣にクロアさんを見つめていたかと思ったら、ふ、と笑ったり。……うーん、とても魅力的だ。描きたい、描きたい……。

……ということで、僕らのスケッチブックがほくほくしています。

描いて満足しちゃったので、僕らは解散。クロアさんは森のアイスティーの瓶詰めとお菓子を持って、兵士詰め所へ向かった。差し入れに行くんだそうだ。

僕はライラを抱えて森の壁の中まで送っていくことにした。ええと、ちゃんと人目の無い時を見計らったよ。僕が空を飛ぶところもそうだけれど、ライラが運ばれるところも人に見られて噂されたら問題があるだろうし……。

ということで、壁を越えて、僕らの家の方までぱたぱた飛んでいく途中。

「なんか……ぜんっぜん、『恋をすると世界がキラキラ輝いて見える!』みたいなのは分かんないんだけどさあ……」

「うん」

「でも、あんたがきらきらした目でクロアさん描いてるの見たら、ちょっとだけ分かったかも」

ライラがけらけら笑ってそう言うものだから、まあ、一応、ちょっとは僕も役に立ったらしい。

「ならよかったよ。お役に立てたなら何よりです」

「うん。助かったわ。ありがとね」

ちょっと嬉しそうに『どういう構図にしようかなぁー』と話すライラの言葉を聞きながら、夕暮れの森の中をぱたぱた飛ぶ。

……僕も、『恋をすると世界がキラキラ輝いて見える!』みたいなのは、全然分からないなあ、と、ちょっと思うよ。

だって、そういうのが無くったって、元々世界はすごく綺麗だから。絵を描く人は皆、それを知っていると思うよ。多分ね。

……と、そんな、夕焼けが綺麗な初夏のことでした。