軽量なろうリーダー

作品タイトル不明

子供が好きなら大人も好きだよね?

さて、於義伊と於古都が好きな物を作る準備をしているんだけど、これは妹達も好きな物なんだよね。

それは、いつの時代も子供に人気のハンバーグ!まあ、作り方は簡単なんだけど、徳川家の料理人の皆さんが後ろに居まして、

「あの、料理人の皆様、徳川様から何か言われておるのでしょうか?」

「はい。殿より、柴田様の作る料理を浜松城でも岡崎城でも作れる様になれとの事ですので、申し訳ありませぬが、見ても良いでしょうか」

「それならば良いでしょう。後で、作り方を書いた物を作成しておきます。分からない時は、それを読んでみてくだされ」

「忝のうございます」

じゃあ、ハンバーグ作り開始しますか。先ずは、豚肉の代わりの猪肉を叩いて叩きまくってミンチにして、

そのミンチを捏ねて、塩と擦りおろした生姜を混ぜて、更に捏ねて、本当は生姜じゃなくて、胡椒がいいんだけど、無いから生姜が代役です

で、ミンチに繋ぎの牛乳に浸したパン粉を投入して、更に捏ねて、形は完成。さあ、焼いていこう

ジュ〜といい音が聞こえると、料理人の皆さんは

「なんと食欲をそそられる音じゃ」

「猪肉は臭みが強いと聞いたのに、全く無い」

「これ、儂らで作れるのか?」

色々な意見が出てますが、1番大事な工程を見せましょう

「各々方。この料理で1番大事な工程を見せますので、近くへ来てくだされ」

俺が呼ぶと、皆さん集合しまして

「「お願いします」」

て、皆さんを呼んで見せる工程は、

「この確認する工程を絶対にやらないと、食べた方が腹痛を起こす可能性が高いので、絶対にやってください」

俺は説明しながらハンバーグの中央を、お箸で刺した

「柴田様。この工程をやる意味は、火が通っているかの確認なのですか?」

「その通りです。生肉は大人でも腹を痛めます。子供が食べたら、最悪死んでしまうかもしれませぬ。なので、この料理をつくる時は、

弱火で中に火をしっかり通して、火が通っている事も確認したら、人前に出せる物になります事を忘れないでくだされ」

「ほお。形を見事な丸型にするのは難しそうですが、火の通りをちゃんとやれば、意外と作るのは簡単そうに見えますな」

そう。ありえないレベルの料理下手で、火加減を調節出来ない人じゃなければ、誰でも作れるんです。

ハンバーグって、そう言う料理です。で、しっかり火が通ったハンバーグを、皿に移して完成です。

で、それを5人分、大広間に持っていきまして、

「徳川様、於大様。こちらが於義伊様と於古都様が気に入っております料理です」

「ほお。この見事な丸い肉料理が。六三郎殿。これはどの様に食すのじゃ?」

「はい。食べやすい大きさに切り分けて、かかっております汁と共に食べてくださいませ」

「どれ。おお、肉が大量に使われておるのに、柔らかく食べやすい。付け合わせの茹でた野菜も、口直しにちょうど良い」

「徳川様。その料理を古茶様は、於義伊様と於古都様に食べやすい大きさに切ってから与えていたので、

徳川様も一度やってくださいませぬか?」

「よかろう。では、食べやすい大きさに切って、於義伊。口を開けよ」

「はい」

家康が於義伊にハンバーグを食べさせて、

「美味いか於義伊」

「はい!とっても美味しいです。とと様」

この言葉に家康が笑顔になる。そして、

「美味いか。うむ、沢山食べて大きくなるのじゃぞ、次は於古都。口を開けよ」

「はい」

「美味いか?」

「はい!とと様。とっても美味しいです」

「うむ。これ程美味い物を沢山食べられる事は、幸せな事じゃから、沢山食べよ」

3人の様子に於大様は

「ふふふ。二郎三郎が目を細めて笑うとは。随分と見なかったのに、於義伊と於古都に料理を食べさせて笑顔になるなんて。私もひとつ食べてみましょう」

於大様もハンバーグを食べてみると、

「あらあら。なんも柔らかい肉料理ですか。これは確かに子供は好きな料理でしょう」

で、皆さん喋りながら食べていたら完食しまして

「いやあ六三郎殿。誠に美味かった!ちなみに六三郎殿。この料理は、三郎殿は食しておるのか?」

「いえ、まだ殿にはお出ししておりませぬ」

「それは、後で三郎殿から何か言われるのではないのか?」

「その事に関しましては、殿の妹である母上が、殿に文で伝えておりまして、その文の内容次第なので」

「ほお。お市殿。三郎殿にはどの様な文を?」

「ほっほっほ。徳川様。兄上には、これでもかと自慢して差し上げました。きっと、近い内に六三郎へ

「岐阜城に来て作れ」と書かれた内容の文が来るでしょう。ですが、六三郎は今動かせないので、

兄上にはしばらく我慢してもらうつもりです」

お袋の言葉に家康は

「それは、三郎殿も辛いでしょうな」

軽く引いていた。で、於義伊と於古都が

「「六三郎様。いつも飲む食後のあれが飲みたいです」」

「六三郎殿。あれとは?」

「徳川様、於大様。2人がいつも飲んでいる物をお出ししますので、興味がありましたら飲んでみてくださいませ」

「どの様な物が出るか、楽しみにさせてもらおう」

さあ、次は牛乳にどんな反応をするかな?