作品タイトル不明
第36話:社交界 その1
王都に来て四日目。
国王陛下に謁見して軍役の詳細も確認したから即出発――とはならなかった。
王家への献上品を納めたり、うちの家と付き合いがある貴族のところに顔を出したり、軍役に持っていく食料やその他の物資を追加で買い付けたり、兵士達に交代で休暇を取らせたりと、色々やることがあったからだ。
そして、四日目となる今日は 社交界(パーティ) のお誘いを受けてしまったのである。
正直なところ、社交界なんて面倒臭そうなところに行くぐらいなら一日中剣の素振りをしていたい。あるいはコハクとモモカへのお土産を見繕いたい。
しかし社交界の招待状を出してきたのが面倒というか困った相手というか。
『花コン』では登場人物の中に貴族の家に生まれた者が複数存在することから、貴族の爵位に関しても描写される。
上から順に公爵、侯爵、伯爵、子爵、男爵、準男爵だ。これらの爵位は世襲が可能で、家の数から八十八家とも呼ばれている。ちなみに辺境伯は伯爵ながら権限は侯爵並という特殊な立場で、八十八家の中での序列は十位前後といったところだ。
他にも騎士爵なんて爵位もあるけど、騎士爵は一代限りで世襲制じゃないから貴族扱いされていない。各地の貴族や国王陛下が叙した者がこの騎士爵に該当する。
俺が前世で知っている爵位は時代や国によって多種多様だけど、『花コン』――この世界だとこんな感じなのだ。
そして今回社交界の招待状を送ってきたのはとある宮廷貴族の伯爵。それもうちの家が王国東部の軍事的な旗頭だとすれば、相手は王国東部を政治的な意味でとりまとめる立場である。
宮廷貴族は領地を持たない者がほとんどだが、国王陛下の側近として仕えているため政治的な手腕は領地を持つ貴族よりも遥かに上だ。件の伯爵は王国東部の貴族達に便宜を図る立場でもあるため、俺としても無下にできない相手である。
東部貴族の多くがその伯爵に頼んで政治的な根回しをしてもらったり、他の宮廷貴族とのやり取りを任せたりしているため、周囲との協調という意味でも今回の招待状は無視できない。
だが、本音としては気が重い。伯爵に会うだけならいいが、今回の用件は社交界だ。
それも、俺と同じか近い歳の少年少女を集めての社交界である。王都に住んでいる貴族やタイミングよく王都を訪れている貴族の子女に招待状を出し、集めてパーティを開くのだ。
何故そんなことをするのか? それはパーティの 主催者(ホスト) としてあちこちの貴族と顔つなぎをして、仲介等を行いやすくするためだ。
あとはパーティで仲良くなった男女を婚約者候補として結び付けたりもする。上手くいけば出会いのきっかけを作ったということで感謝され、恩に着てもらえることもあるらしい。
俺としては婚約者候補はカリンじゃないとまずいし、今回のパーティに出席するのは件の伯爵の面子を立てるためでしかない。軍役に出発する直前だったらさすがに断るけど、今回は余裕があったため受ける他なかった。
客観的に見た場合、俺の立場は結婚相手として魅力的に映るだろう。それを露骨に匂わせる御令嬢はいないと思いたいが、鴨が葱を背負って出汁いっぱいの鍋に飛び込む気分だ。
俺の婚約者候補を探すんだと意気込んでいたアイヴィさんが少し拗ねてしまったが、今日のパーティは仕事みたいなものだと説得して礼服に着替え、馬車に乗り込んで出発した次第である。
「若様、表情が優れないようですがどうかされましたか?」
嫌だなぁ、行きたくないなぁ、なんて思っていたら同乗していたゲラルドがそんなことを聞いてきた。ゲラルドも招待されたため、礼服を着せて一緒の馬車で行くことにしたのである。
「招待状を送ってきた相手の面子を立てなければならんが、今回のパーティが少し面倒でな」
「……若様がそのように仰るなど、珍しいですね」
珍しいか? まあ、普段は立場を弁えて文句や愚痴を言わないようにしているし、ゲラルドの前だと初めて愚痴ったかもしれない。疲れが出てきて気が抜けたのかもしれないな。
「なに、たまにはそういう日もあるさ。王都まで旅をして、王都に着けば謁見や軍役の準備だ。パーティに出る時間があれば他のことをしたいと思ってな」
「そろそろ婚約者候補を決めてもおかしくない年齢ですし、若様が出席するとなると御令嬢方も放っておかないと思いますが……」
それが嫌なんだ、という話は通じないだろう。俺としても婚約者候補を見つけるのに前向きな姿勢を示していたし、ここで消極的な姿勢を見せすぎると齟齬が出る。
しかしカリンを婚約者候補にしないと『花コン』が――と考えたところで俺はふと思った。
(状況的にカリンや他のヒロイン、ヒーローがいる可能性もあるか?)
タイミング良く王都に来ていればパーティに顔を出す可能性は否定できない。地方貴族の家に生まれたキャラクターとはこういう機会でもないと会えないのだ。
確率でいえばコンマ数パーセントとかそれぐらいだろう。いや、もっと低いか。しかし可能性がゼロじゃない以上、気を抜いている場合じゃない。
「……よし、目が覚めた。礼を言うぞゲラルド」
「今の流れでですか!? い、いえ、若様も御令嬢方と浮名を流したいのかもしれませんが、軍役の前なのでさすがに……」
ん? 何を言っているんだ。俺は、カリンという 俺(ミナト) にとって特効な存在に出会う危険性に気付いただけだぞ。下手したら初陣より危険かもしれん。
(礼儀正しく接すれば大丈夫……大丈夫だよな? 理由もなく嫌われて謀殺されないよな?)
それこそ生理的に無理、なんて理由で謀殺されても驚かない自信がある。やばい、そう考えたらやっぱりパーティに行きたくなくなってきた。今からでも参加中止にできないかな。
――そんなことを思ったのが悪かったのか、ただの偶然か。
馬車が進む先から悲鳴が上がり、馬が動揺したのか俺が乗っていた馬車が僅かに揺れた。
「何があった?」
「この先を走っていた馬車が事故を起こしたようです。おそらくは人をはねたのではないかと」
御者に尋ねるとすぐさま返答があった。そのため前方の確認よりも先に指示を出す。
「馬車を止めよ。野次馬をはねるかもしれん。まずは安全を確保せよ」
「はっ!」
俺の指示に応じた御者が即座に馬車を減速させ、すぐさま馬車を停車させた。
現在、俺達は招待状を送ってきた伯爵の屋敷に向かっている。つまりここは貴族の邸宅が建ち並ぶ第一層なわけで、野次馬なんているのかと思ったが割と普通にいるのだ。
第一層は王都の住民の往来が禁止されているわけではない。往来を禁止すると王都の東側から西側へ行く際など、城壁の関係から遠回りすることになってしまうからだ。
そのため野次馬や通行人をはねてしまわないよう、馬車を停めさせたわけだが。
(事故った馬車がいないし……なんか人が倒れてるし……)
随行していた兵士に状況を確認させに行ったら、たしかに事故が起こったようだが人をはねた馬車は既にこの場を離れており、はねられた側は道の端で倒れているとのことだった。
「ひき逃げとはどこの馬車だ。随行の者の中に回復魔法を使える者がいたな?」
「一人随行しておりますが……負傷者を治療するのですか? 馬車の往来を遮った者の自業自得です。必要ないのでは?」
ゲラルドの反応に俺は内心だけでため息を吐く。ひき逃げもそうだが、見捨てても問題ないと言えるのはこの世界だからか、あるいは前世でも馬車が走っていた頃はそうだったのか。
前世では車のひき逃げでどこぞの誰々が逮捕されたとニュースで聞くことがあった。しかしこの世界だと貴族が乗った馬車を民間人が遮ってひかれた場合、悪いのは遮った側になる。
「王都は国王陛下のお膝元だぞ? 馬車を遮ったからといって王都の民を見捨てるのは臣下として道理に合わんだろう」
だが、これも偶然行き合った縁だ。それに降嫁したとはいえ、俺の祖母のアイヴィさんは元王女である。現国王は従兄伯父であり、俺としても王家と無関係な立場ではない。
理由と建前を投げつけると、ゲラルドは納得したように動き出す。こういう時、ナズナならすぐに動いてくれるんだけどなぁ。
「サンデューク辺境伯家の者である! 負傷者の治療を行う故すぐさま道を空けよ!」
ただし一度決まれば動きは早い。手早く駆け寄って野次馬を移動させ、道路に倒れ伏した怪我人の確認を始めた。
「いやあああああぁぁっ! おかっ、お母さんっ! お母さんっ!」
そして何やら子供の悲鳴が聞こえたため確認すると、俺と大差ない年齢と思しき少女が負傷者のすぐ傍で悲鳴を上げ、負傷者の肩を揺さぶっているのが見えた。落ち着いた色合いの黒に近い茶髪の少女だったが、その顔は恐慌の色に染まっている。
「落ち着きたまえ。怪我人を揺らすものではない」
そう言って俺は少女の肩を掴むと、怪我人から優しく引き剥がす。しかしそれでも怪我人の方へ行こうとしたため、後ろから抱きかかえるようにして無理矢理離した。
「怪我の度合いは?」
「右足を骨折。全身に擦過傷……頭部に負傷あり。頭を打ったと思われます」
「頭か……頭の中で何かあったら回復魔法での回復は難しいんだったな?」
それは以前、ランドウ先生から教わったことだ。回復魔法は便利だが病気には効かないし脳震盪みたいな一時的な症状には効果が薄い。そのため頭に負った傷を治す最適な方法は――。
「擦過傷は回復魔法で治せ。右足は骨を接いでからポーションをかけろ。頭部は俺が対処する」
そう指示を出しながら中品質のポーションをゲラルドに渡す。そして女性の頭部の傷を確認するが、ひかれた際に壁にぶつけたって感じだな。
(ん? 馬車にひかれて 壁(・) に(・) ぶ(・) つ(・) か(・) る(・) ってのはどういうわけだ?)
女性が倒れていたのは道の端である。馬車にはね飛ばされて壁に頭をぶつけたのかもしれないが、ぱっと見で一番重傷に見えるのが右足の骨折――それも脛の骨折だ。
少しばかり気になって地面の轍を目で追ってみると、その理由が見えてくる。
(馬車が道路端に寄って引っ掛けた、か)
おそらくだが、道路端を歩いていた女性は馬車を避けようとした。しかし右足が車輪に当たって骨折し、なおかつその衝撃で壁に頭をぶつけたんじゃないだろうか。
兵士に『水弾』を使わせて頭部の傷を優しく洗ってみるが、幸いなことに頭蓋骨が見えていたり折れたりはしてないようだ。ただし、頭蓋骨は無事でも 中(・) 身(・) がどうなっているか。
(さすがに切開するわけにもいかないよな……破片もゴミも入ってないか)
洗った傷口に異物が入っていないことを確認するともう一本ポーションを取り出し、半分を傷口にかけた。すると徐々に傷口が塞がり、数十秒としない内に綺麗な肌へと戻る。
「職務により 誰何(すいか) いたす! これは一体何事かっ!? 貴殿らは何をしている!?」
そうやって女性を治療していると、王都の守備兵と思しき者達が駆けてくるのが見えた。そして強めの口調で誰何してきたため、俺は兵士へと視線を向けた。
「サンデューク辺境伯家のミナト=ラレーテ=サンデュークである。こちらの女性が馬車にひかれたところに通りがかったため、治療を行っているところだ」
「ほ、本当ですっ! こちらのお貴族様達はお母さんを診てくれているんです!」
おっと、先ほど引き離したお嬢さんが援護射撃をしてくれた。最初は錯乱しかけていたけど、俺達がてきぱきと治療するのを見て落ち着いたらしい。
「なんと、それは……王都の民を助けていただき感謝いたします!」
俺の背後にある馬車に刻まれた家紋を確認した兵士が直立不動の体勢を取った。何事かと思って誰何した相手が辺境伯家の人間だったら驚きもするだろう。
「こちらの女性は頭部に傷、右足の脛を骨折、全身に擦過傷があった。体の傷は回復魔法を、骨折は骨を接いでからポーションを使ってある。頭部の傷はポーションを半分かけた。残りの半分はこの女性が目を覚ましたら飲ませておいてくれ。脳に何かあってもそれで治るだろう」
俺は女性の呼吸が安定したのを確認してから兵士に向かってそう説明する。相手は王都の治安を守る兵士で、いわばおまわりさんだ。報連相は大事である。
「それと、地面の轍を見たがこの女性に非はないと思われる。道路脇を歩いていたところを馬車に引っ掛けられたのだろう。お嬢さん、そうだな?」
俺が娘さんに話を振ると何度も首を縦に振った。やっぱり馬車側の問題だったらしいが、貴族が乗っている馬車だった場合は王都の兵士もどこまで強く言えるか。
「我々はこれから用事があるためこの場を引き継いでほしいのだが……何か問題はあるか?」
報連相が終わったら現場の引継ぎだ。女性の救助に時間を使ったから、パーティの開始時間が差し迫っている……というか、既に始まっているかもしれん。
「いえ、何も問題ありません! ご協力いただき感謝いたします!」
「それでは後を頼む。何かあったら当家の別邸まで使いを出してくれ」
引き継ぐと兵士達がすぐさま動き出す。うーん……王都の兵士も中々に統率が取れているし良い動きをするなぁ。王国騎士団は別格として、王都の巡回を担当する兵士のレベルも中々に高いようだ。
そんなことを思いつつ、ゲラルドや兵士に撤収の合図を出す。少しばかり血で汚れたし、パーティ会場に入る前に洗わないと駄目かな。
「あ、あのっ! 本当にありがとうございました! もう一度お名前をお聞かせくださいっ!」
俺が馬車に乗ろうとすると、慌てた様子で娘さんが尋ねてくる。近隣の貴族ならまだしも、サンデューク辺境伯家は王都から遠い。一度じゃ覚えきれなかったのだろう。
「ミナト=ラレーテ=サンデュークだ。偶々通りがかっただけだからそこまで気にする必要はない。当家の民ではないとはいえ、助けられる者を助けるのは貴族の義務だ」
これで母親が死んでいたら、この娘さんが生み出す負の感情はどれほどのものになるか。
寿命ならまだしも、事故でいきなり亡くなったら多くの人が嘆き悲しむことになるだろう。俺の手が届かない場所ならどうしようもないが、偶然とはいえ治す手段を持った状態で通りがかったのだ。俺としては助けるしかなかった。
そんな打算を隠しながら娘さんに別れを告げ、馬車に乗り込む。その間、娘さんはずっと頭を下げていたが……こっちはいいからお母さんの傍にいてあげなさいね?
「本当によろしかったのですか? ポーションは使わず、回復魔法だけで十分だったのでは?」
馬車が動き出し、事故現場から離れるとゲラルドが少しばかり疲れた様子でそんなことを言ってくる。いきなり重傷者の治療に駆り出してごめんね?
「ランドウ先生の教えでな。ああいう怪我は回復魔法よりポーションを直接振りかけた方が良いんだ。頭の中身に関しては……まあ、飲めば大丈夫だろう」
「いえ、貴重なポーションを使ってまで助ける必要があったのか、と。自分も助けてほしいと乞われたら誰彼構わず助けるのですか?」
そんなことを真顔で聞いてくるゲラルドだが、その表情はどこか演技臭い。もしかして俺の反応を確認している?
「目の前で起きた事故で、こちらには治療する手段があった。だから助けただけだ。目の届かない場所、俺の知らない場所で事故や悲劇があってもどうにもならんし、どうにかする気もない。向こうから助けてくれって縋ってきたら……ま、状況次第だな」
「高価なポーションを使ってまで?」
「命には代えられんよ。無辜の民を助けるために使ったのなら先生も咎めはしないさ」
それに、ポーションにも使用期限があるから使える時に使わないともったいない。『花コン』だと使用期限はないけど、ポーション類も経年劣化して最後には何の効果もなくなるのだ。最悪、薬効が反転して毒物になる危険性すらある。
「それで、仮に若様がポーションが必要なほどの怪我を負えば一体どうされるつもりですか? 強力なポーションはいわば命綱のようなもの。若様はサンデューク辺境伯家の嫡男なのです。庶民一人を助けるためにその身を危険に晒す可能性を生んだというのは看過できません」
俺が必要な時にポーションがないという事態を招くぐらいなら、見捨てるべきだったと言いたいのか。俺の身の安全を考えるとその忠告はもっともだと思える。
この世界では全ての人間の命の価値が同等なんて考えはない。
個人的には面倒に思えるが、辺境伯家嫡男の命は価値がある方だ。特に、傍仕えのゲラルドや護衛の兵士からすれば俺に何かあれば首が飛びかねない。それも比喩ではなく物理的にだ。
だから俺の 命(・) 綱(・) になり得るポーションを見知らぬ他人に使うべきではない。うん、それはわかる。俺もポーションが一つしかないのなら見捨てていた可能性が高い。それは認める。だけどまあ、今回は余裕があったから助けたわけで。
「ゲラルド、貴君の忠言に感謝する。だが、俺も余裕がなければこんな真似はしないさ」
そう言って俺は予備のポーションを取り出す。ラレーテの町から出立する際、ランドウ先生から渡されたものの残りである。
もちろん、予備があるから使っていいって話じゃないし、ゲラルドが言いたいのはそういうことじゃないだろう。俺の命綱が一本切れたと考えれば、ゲラルドの懸念は当然だ。
だけど助けられる命があって、助ける手段が複数あるのなら助けていいじゃないか、とも思う。それが回り回って何かしらの助けになってくれるかもしれない。情けは人の為ならずってやつだ。
「それに、通りがかったのに見捨てれば悪評が立つかもしれん。それならポーションを使ってでも治療をした、という評価を得るべきだろう」
救助する義務はないし、時間はかかるが王都の兵士が助けたことだろう。しかし家紋を掲げた馬車で事故現場の真横を通った場合、王都の民は何を思うか。最悪、噂に尾ひれがついてうちの馬車が事故を起こした、なんて話にもなりかねない。
そんな言い訳もとい理論武装をしてみると、ゲラルドは深々とため息を吐いた。
「……今更ながら愚妹……いえ、ナズナに同情しました」
「ほう……それは何故だ?」
そして何やら妙なことを言い出したため、その詳細を尋ねる。するとゲラルドは少しばかり呆れた様子で答えた。
「小さい頃から若様に振り回されていたんだな、って……」
「振り回したつもりはないが……それが傍仕えの仕事だと思って諦めてくれ」
今回みたいなことは滅多にないから安心してくれ。あと、俺としては態度が砕けた今の方が好印象だよ?
ゲラルドとそんなやり取りをしながら、馬車が進んで行く。そしてやっぱりというべきか、パーティは既に開始の時間を過ぎていたのだった。