軽量なろうリーダー

作品タイトル不明

3匹集合、ベリルはしょんぼり

「ヤキトリすごいねー!」

ドラドラの声が聞こえ、横を見ると小学生高学年位の少年が、赤ん坊を抱っこしていた。

てか、赤ちゃんはサティじゃねえか。

「ドラドラ、何でサティを連れてんだ?」

「んー?サティちゃんがユースケ様に会いたいーって」

「前にサティの命令は断っていいって言ったよな?」

「丁度ユースケ様の所にリーヴァとヤキトリが居たから僕も行きたかったんだ」

だからついでに連れてきたってことだろうか?

まあ、ドラドラが来るのはいいけどあまり赤ちゃんを連れてダンジョンを歩き回らないでほしい。

味方だからモンスターの心配は無くても罠があるんだからな。

「ドラちゃんおっ久ー」

「久し振りだな。ドラドラ」

「うん。こうして3匹集まったのはユースケ様とダンジョンに行った以来だねー」

「パパー!」

仲良さそうに話すドラドラからサティを受け取り、3匹ともハードモードに行ってもらう事を伝えると、ドラドラとヤキトリはどちらも快諾してくれた。

「僕の巣も持ってってね」

「もちろん」

宝の山はドラドラの力の源だからな。

3匹に別れを告げ家に帰ると、ベリルがロイドとセシルに短剣を握らせていた。

「ちょいちょいちょい!何やってんの!?」

「おお、ユースケ様、少し王子様方に剣術の指南を……」

「それはこの子たちがもうちょっと大きくなってからにしてくれる!?まだ一歳そこらの子にそんな危ないもん近づけないでよ」

この前ガエルの手の届く位置に剣をおいてた俺の言えることではないか…………いや、あの子は別にいいか。

ロイドとセシルから短剣を取り上げると、二人はつまらなそうな顔をして、はいはいで赤ちゃん部屋に行った。

おやおや?結構気に入ってたのか?

「そうですか……お二人には剣の才があるように感じたので。出過ぎた真似をしました」

「いやいや、また数年後頼むよ」

しょんぼりしながら帰るベリルと、俺に頭を下げて彼の後を追うノルン。

なんつーか間の抜けた、あんな奴が謀反を起こすのだろうか?孔明の気のせいな気がするなぁ。