軽量なろうリーダー

作品タイトル不明

攻めてきた

「ところでマスターソードはどうしてこっちに来たんだ?ダンジョン防衛だと思ってたんだが」

「コーメイが独自にアンチマジックダンジョンについて調べてたらしいがあのダンジョンは、未踏破区域に行くと物理耐性のあるモンスターが多く出てくるらしい」

魔法無効化対策で物理パーティーで奥に行くと痛い目見るってことか。いやらしい造りのダンジョンだな。

「俺様なら問題なく切れるだろうがコーメイにこっちに行ったほうが効果的だって言われたんだよ」

最初は俺だけでエスリメ軍を率いるつもりだったからマスターソードがいてくれるのはありがたい。

「作戦書だと俺がエスリメ軍主力の大将をして、マスターソードは騎兵千を使って奇襲か。戦果を期待するぞ」

「へっ、当たり前よ。無敵のマスターソード様に任せとけ」

マスターソードが来た三日後の昼に、ニアラのダンジョンを監視していた兵から、ダンジョンから大量のモンスターが出てきたと急報が届いた。

「そんなバカな!」

「決まりですね。約束なので我が軍師の作戦に従ってもらいます」

シャクリーンはうらめしそうに俺を見てくる。

最初に言い出したのはお前だろ…………そんな目で見てくるなよ。

準備をしてすぐ俺たちは妖精族の武官たちと一緒に前線の兵たちのいる砦に合流した。

「こりゃ壮観だな」

砦と向き合って並んで陣を作る数え切れないくらい大量のモンスター。

こいつらが魔法に耐性を持ってると冗談抜きに妖精族の大陸は滅ぼせる。

妖精族はどちらかと言うと魔法の方が得意なのが多いからな。

「ユースケ殿」

「はい。三日間程よく戦って、後退してモンスターを引きつけましょう」

ただし、もう少しだけダンジョンから敵を引きずり出したい。

一戦目にこちらの全力の攻撃を食らわせて敵が増援を送らなければと思わないといけない。