軽量なろうリーダー

作品タイトル不明

日本語

「翻訳魔法は?」

「洞窟に魔力吸収されるから駄目なの」

出たよ魔力吸収。剣の時もそれのせいでソランに抱えてもらって飛んだんだったな。

とりあえず封印を見てみようと思い、ロメイアに場所を聞くと、城の隣にあると言われた。

めちゃくちゃ近い場所に封印してあって、アホかと思ったがアホだったら二桁にはなれないので、封印が解かれないことに相当自信があるのだろうと思い直した。

ヴァイオレットたちも付いてきて城を出ると、本当に隣に地下へと続く大階段があって、観光客や学者らしき人たちが出入りしている。

「うっかり封印が解かれたらどうするんだ……」

「むしろ、できるもんならやって欲しいの」

一度も解かれたことのない封印だから半ばヤケになってるんだな。

階段を降りると、長く続く洞窟の左右の壁際に隙間なく露店があって商売していた。

祭りかよ。

「人が集まるところに店を出すのは当然なの」

一応兵士がいて、怪しい店は取り締まっているから心配ないらしい。

露店も少し気になるがとりあえず封印を見に行こう。

洞窟の奥に行くと、5メートルくらいの大きな扉と、右に石版左に石の箱があった。

「右の石版に長文が書かれているの。左の箱にも書かれているけど短いの」

まず右の石版を見る。

「えっと、左の箱にお金や価値のあるものを入れてください。箱の後ろのメーターがたまり切ると宝物庫は開きます。あなたはどれだけの貯金ができるでしょうか?」

「ダーリン読めるの!?」

あれ?なんで読めるんだ?…………あ、これ日本語だ!

石版を読むに、これはあれだ。五百円を入れて貯金箱が満タンになると百万円貯まってるやつ……百万円貯金箱みたいなやつだ。