作品タイトル不明
男女比率と経済状況
「ニート問題は納得した。この男女比はどうにかならないのか?」
エスリメの男女比は7:3で男が多い。
三割の内の女性の九割が既婚者で九分が子供だ。
つまり独身の年頃の女性は1%しかいない。
なぜならば、エスリメに移住した女性の殆どが家族連れで、独身女性があまり来ないからだ。
その理由がいまいち分からない。
女が勝手に動いてはいけない文化でもあるのかな?
「美容品と化粧品の専門店やエステサロンを設置するとよいでしょう。この国には女性をターゲットにした施設が少ないですから」
「BL本は?」
「腐女子が増えるでしょう。まあ置いても問題ありません…………ん?今のはふざけて言いましたか?」
さっそくそれらの施設を設置すると、女性冒険者や主婦層に噂が広まり連日行列ができたので、二号店、三号店を展開した。
一週間がすぎる頃には、王侯貴族の使いが来て爆買いしていった。
どうやら貴婦人方の耳に入ったようだ。
ここで困ったのが各国の金の扱いだ。
DPがあったら大抵のものが揃うエスリメでは通貨は必要ないので、DPに換金された金がひたすら貯まり続けて総額(国によって通貨が違うから日本円に換算すると)50億円程になっていた。
まだ建国して一、ニ週間でこれだけ貯まるとなると、このままでは他国の経済が停滞してしまう。
どうにかして金を吐き出さないといけない。
「孔明、どうしたらいい?」
「輸入すればいいでしょうが!何でもかんでも聞かないでください!」
何を買ったらいい?と続けて聞く前に怒られてしまった。
仕方ない。いろいろ紙に書いて後で均と一緒に決めよう。
うーん、まずは特産品の作物、ショップには地球の作物しかないからな。
次に…………やべえもう思い浮かばない。いや、考えろ考えろ……………………工芸品はどうだ?
あとは本。宝石は……いらないよなあ。まあ買っとくか。単価がでかいから簡単に金を消費できる。
「結局特産品ってことだな」
「あーい」
「あっ!」
宝石で思い出した!俺はまだ作ってないものがあった。