軽量なろうリーダー

作品タイトル不明

146・魔族の演技レッスン

ふー……

ちょっとストレス解消にファーマー・ルークさんを満喫してしまったが、これは別に遊んでいたわけではない。

トマト様の育成には注意事項がそこそこあるし、葉とか茎には微量の毒もあるので食べないようにとか、未熟な青い実もダメとか、そういう指導は必須である。

リーデルハイン領やメテオラとは異なり、ここをルークさんのナワバリにする予定はないため、俺がいなくても栽培を継続できるよう、農業指導は重点的にやっておく必要がある。

あと、この期間を使って、猫カフェのほうではオズワルド氏がトゥリーダ様に「演技指導」をしていた。

『誰を指導者に据えるか』という意味では、まだ案が固まっていないのだが――とりあえずトゥリーダ様とダムジーさんに当面の実務のまとめ役を担っていただき、まずは檄を飛ばして、集まった人材の中からテキトーなのを見繕えば良いのでは、ということになった。

幸いにも『じんぶつずかん』があるので、暗殺者とかスパイの類にはそこそこ対処しやすい。味方に引き入れてから誤情報を掴ませるという手段すらとれる。

なお、トゥリーダ様は一度、自領へ戻り、家臣や部下達に「密命を帯びて砂神宮まで行く」旨を通達済みである。

日程的には「現在はその旅路の途中」ということになっているが、実際は演技の特訓中。

領地では「せめて護衛を」とゴネられたが、シャムラーグさんや変装したオズワルド氏が『密命の伝達役』に化けて無事に連れ出した。

ついでにその前払い報酬として、いつの間にか、どこからともなく、小麦や大豆、カボチャや根菜類を中心とした大量の物資が村の倉庫に出現したらしいが……

これは誰の仕業か、真実は伏せられている。不思議なこともあったものである(棒)

さて、農地での作業を一段落させて猫カフェに戻ると、トゥリーダ様への演技指導も、同じくちょうど一段落したところであった。

「スジは悪くないと思うが……まだ演技が固いな。私を前にして緊張するなとは言わんが、今回は大勢の観客の前でやるわけでもないし、なるべく自然体でいこう」

「は、はい……ありがとうございます……!」

軍服からスタイリッシュなジャージに着替えたオズワルド氏が、なにやら満足気に頷いている。アレは乙女ゲーに出てくる体育会系ツンデレイケメンコーチ枠である。実在したのか。

一方、トゥリーダ様の目つきはとても真剣で、充実感がうかがえた。

トゥリーダ様、おそろしい子……! みたいな演技力はさすがに持ち合わせておられなかったが、しかし台本の暗記はとても速かった。この方、やはり学力的な意味ではなかなか優秀である。才能の弱さを努力で補ってきたタイプだ。

……ただどっちもジャージ+熱血演技指導とゆーことで、(絵面的な意味で)作品世界を間違えている感はある……

むしろこれもう敏腕トレーナーと遅咲きの新人アイドルでは? シャムラーグさん、マネージャーやる?

ついでに、演技指導の先生はオズワルド氏だけではない。

「そうね。声の通りもいいし、なにより真面目な顔をしていれば凛とした雰囲気もあるから、見栄えがいいわ。声に説得力があるのって大事よ」

なんとクラリス様の母君、ウェルテル様も大活躍!

親戚の酒場で歌姫のバイトをしていただけあって、「姿勢」とか「発声」「表情」に関する助言が実に的確でわかりやすく、クラリス様まで一緒に講義を受けていらした。この経験は将来、社交の席でも有用であろう。我が主の将来が恐ろ――もとい、楽しみである。

そのクラリス様が、猫カフェに戻ってきた俺に気づいて、講義の輪から抜けてとてとてと駆け寄ってこられた。

「あ。ルーク、おかえり」

「ただいま戻りました! すぐにおやつのご用意をいたしますね!」

「それは後でいいから。それより、反乱軍のほうは本当に何もしなくていいの? ウィルヘルム様も気にしてたよね?」

「監視はつけておりますので! とゆーか……想定より、兵の集まりが悪いっぽいんですよね……」

噂のフロウガ将爵、ドレッド子爵らの姿も、すでに空から遠目に把握しておいた。じんぶつずかんにも登録済みである。

反乱軍の窮状もまぁまぁわかった……

貧すれば鈍するとゆーか、彼らは他の選択肢がない状態で決起してる……あれ逆に怖いわ。自暴自棄になってそう……

なんと現時点で逃亡兵(少数)まで出ているのだが、処罰を恐れて下士官が気づかぬふりして放置中なため、上層部はそれすら知らないという――逆に気の毒になってきたが、そんなシステムを放置してきたのがこの国の失敗である。

なおウィル君は現在、経過報告のために王都へ出向いている。転移魔法が使える彼は、もともと連絡要員として同行してくれた。

情報を伝達するだけならメッセンジャーキャットさんに頼ればいいのだが、ルークさん、忙しくなると連絡とか遅れるタイプなので……文面を考えるのもめんどいし、ウィル君が代わりにいろいろやってくれるのはすごく助かる。

手早く野良着を脱いでいると、他の方々も周囲に集まってきた。

「ルーク殿、おかえり。トゥリーダへの演技指導はほぼ終わったぞ。明日にでも決行できると思うが、少し早いかね? 一応、まだ旅路の途中でないと、日程的な矛盾は生じるが……」

「いえ。多少の矛盾は『オルガーノ子爵家側の出立記録にズレがあった』ことにして、明日にでも決行しちゃいましょう。ダムジーさんも話を合わせられるように、今夜のうちに台本を共有しておきます」

といっても、ダムジーさんの台詞はほとんどない。基本的に「砂神宮の様子を見に来たトゥリーダ様」VS「ここを制圧した魔族のオズワルド氏」との対話を、ダムジーさんをはじめとする町の人達に見せつけ、印象づけるのが目的である。

ちなみにその「町の人達」の中には正弦教団に属するサクラも混ざっており、ガヤとしてわざとらしい野次を飛ばしたり 迎合(げいごう) したりとサポートしてくれる予定だ。

茶番劇と侮ってはいけない。

この手順は町の人々を安心させるための方便であるのと同時に、これからこちらの勢力へ合流してくれる人材に対する宣伝・アピールも兼ねている。

飢饉への支援物資とともに、会談の 顛末(てんまつ) が噂になって諸方へ広がれば、この『第三勢力』の存在感は間違いなく増大する。

ククク……こういうの学芸会以来でちょっとたのしい(少年のような目)

――いや、和んでいる場合ではなかった。

決行が明日に決まってトゥリーダ様は緊張したご様子だったが、こちらはこちらでまだやることがある。

「……あの、ルークさん……だいたいまとめ終わりました……」

「ありがとうございます、リルフィ様! たいへん助かります!」

リルフィ様が優しい微笑とともに俺へと手渡したノートは、ある意味、今一番に重要な資料である。

俺は先日、レッドワンドの全土に『サーチキャット』を放ち、各地の収穫に関する情報を収集した。

ついでに、サーチキャットさんに「文字情報」を扱わせる試験も兼ねたのだが、これがなかなか難しく……どうにか『魔光鏡』へ表示できた文字は「にゃーん。にゃにゃにゃにゃ。うにゃーん」とかであった。ごめんわかんない。

とはいえ俺の脳内には直接、情報がフィードバックされるので、支援すべき地域の把握に関しては、ルークさんがひたすら残業し続ければ対処できる問題だったのだが……

なんとここで、リルフィ様が「待った」をかけた。

「ルークさんはさすがに働きすぎです……今のうちから、分担できる作業は分担できるように、環境を整えていくべきだと思います……」

なんてお優しい……! 最近ビミョーに社畜化しつつあった 家畜(ルークさん) も、これには思わず感涙である。

思えば水精霊さんの祝福を得た後、リルフィ様は以前よりも能動的になられた。有翼人さん達の工芸品製作に助言したり、邸内にも(俺がコピーキャットでお手伝いしつつ)薬草園を整備されたりと、お仕事の幅を広げておられるのだ。やはりペットを飼うと活力が生まれるのであろう。

そんなリルフィ様が考案した方法は、「言語」に頼らず、もっと単純な「色や記号」を用いるという案であった。

まずは魔光鏡に、レッドワンドの大まかな地図を用意。これは手書きであるが、だいたいわかれば良い。

そして各地へ飛ぶサーチキャットさんに、現地の危険度を「色」で、リルフィ様の魔光鏡へ通知してもらう命令を付与した。魔光鏡は写真の印画紙代わりにも使われているだけあって、フルカラー対応である。立派にオーパーツだなコレ……

で、今回は――

黒・けっこうな数の餓死者が既に出ている。

赤・ヤバそう。緊急支援の必要あり。

黄・今はまだ大丈夫だけど要警戒。

こんな感じで、各地をスポット的に観測、得られたその情報を魔光鏡に反映させるという仕様を実現させた。

そしてこの国に詳しいシャムラーグさんと一緒に、地名との照合、人口規模に大まかなあたりをつけ、砂神宮から支援が出ても違和感のない場所と、地理や勢力的な都合でちょっと工夫が必要な場所、いろいろ難しいのでゴリ押しすべき場所を分類――ゴリ押しの場合はもう、夜襲的に「物資と手紙だけ勝手に置いていく」という荒業である。

今、俺がリルフィ様からいただいたのは、この事務作業をまとめた結果だ。

この先行調査の結果、やはり有翼人さん達のかつての集落周辺が一番ヤバく、水の枯渇している地域には最優先で支援を行うことになった。

幸い、黒の地域はまだないが、割合で言うと赤一割、黄色二割、無色(問題なし)が七割といったところである。

……「あれ? たいしたことないな?」と思うのは早計。

この「無色」には、「山が険しすぎてそもそも集落が存在しない」という地域が大量に含まれているため、「七割は問題なし!」などと安心できる状況ではない。

この無色の七割とは「人口の七割」ではなく、あくまで「国土の面積の七割」。実際の人口分布には偏りがあるし、前世の日本だって国土の大半はほぼ無人の山と森林であった。

リルフィ様から受け取った資料を爪でめくりつつ、俺は低く唸る。

先日の正弦教団からの報告では「だいたい六割の地域で影響あり」との話だったが、これも「国土の六割」ではなく「集落の六割」だったのだろう。

あれは「体感で」という注釈がついた暫定的なものだったが、かなり正確なものだったと今わかった。

飢餓や渇水の主因は降水量の偏りであり、地域差がでかい。また、王都ブラッドストーンやこの砂神宮のあたりは基本的に例年通りなため、国民の肌感覚にも温度差がある。

「……しかし、現時点で黒い箇所がなさそうなのは良かったですね。有翼人さんの集落とかは、かなりヤバい状況だったので」

シャムラーグさんが声をひそめた。

「うちらの里があれだけ困窮したのは、『移動の自由』がなかったせいもあります。他所からは物資を持ってこれねぇし、兵役や強制労働、結婚以外の理由では移住も許可されないんで、どうにもならなかったんですよ。行商人の出入りも限定的だったんで、外から来て自由に動けたキルシュは里にとっても嬉しい存在だったんですが……」

……あー。そのキルシュ先生も収容所送りにされてたから……いや、水が枯渇していた時期にはもうリーデルハイン領に移住していたわけだが、どっちみち、いない人には頼れない。

「他の有翼人の集落で困窮していたところも、もうルーク様が助けてくださいましたし、黒い部分が見当たらないのはそのおかげでしょう。ただ、この赤い部分に関しては……あと一、二週間のうちに、黒くなっていく可能性が高いです」

そう。メテオラに移住した有翼人さん達とはまた別に、レッドワンドにはいくつかの有翼人の集落があった。

一箇所に集めて反乱でも起こされたら困るという判断なのか、それぞれの距離はけっこう遠く、また規模も小さい。

いずれも俺からのご挨拶はせず、夜のうちに倉庫へ大量の物資を詰め込み、メテオラの村長であるワイスさんからの置き手紙を残しておいた。

内容は「自分達の集落は猫地蔵様の庇護を受け、別の場所へ移動することになった」「こちらの物資は猫地蔵様から有翼人達への心遣い」「新天地での生活が落ち着いたらまた連絡する」みたいな感じ。

なお、文書は自動的に消滅する――(念のため)

そっちはもう安心なのだが、とりあえず赤の地域には、今夜のうちにも速攻で支援に向かう。黄色の地域はまた後日。

支援物資は現地で土や砂から調達するとして、運搬を偽装するための馬車もダムジーさんから借りる予定だ。今夜の支援では出番がなさそうだが、明日以降は使えそうである。

レッドワンドの馬車はネルク王国の馬車よりも「山道」に適応した作りとなっており、金属部品も多いため外観が違うのだ。

坂道で使うサイドブレーキとか、上り坂で後ろに後退しないための特殊なギア機構へ切り替える機能とか、ちょっと転生者か転移者がいた気配をうかがわせる代物である。

ただしそれらの機構のために重くなりがちな上、狭い山道での利便性を確保するため全体に小型なので、ペイロードはあまり高くない。

扱う御者にも機構に対する理解が必要なのだが、これはまあ、シャムラーグさんやメテオラの有翼人さん達で対応できる。

あと、こういう偽装工作の時こそ頼れるのが冒険者チームのケーナインズ!

元々、冒険者には「なんでも屋」のような側面があり、依頼すればだいたいのことは手際よくこなしてくれる。

彼らは現在、業務内容に応じてメテオラとリーデルハイン領を行き来する生活をしており、もはやほぼリーデルハイン領専属冒険者である。お給金もちゃんと出ている。

偽装工作に彼らの手も借りられるのは、とても心強い。砂神宮では彼らに着せるためのレッドワンド仕様の軍服なんかも確保できた。

あとはダムジーさんの筆跡で書状も用意する予定。

こっちでは俺の関与を伏せ、差出人も曖昧に『砂神宮』と記すだけだが、「この支援物資は砂神宮からのもの」「見返りは求めないが、我々はレッドワンドの現状を憂いている」「国王とフロウガの争いで疲弊する人々を見捨てられない」みたいな綺麗事を書く。

こうした建前や綺麗事というのは大事である。

これをしっかり整えておくことで、多少なりとも説得力が生まれるし、「大義名分」は広く浅く人を動かす上でたいへん有用だ。「トマト様による耕地侵略」という真の目的は信頼を得てから切るべきカードであり、今はまだ早い。

……甘い言葉で近づいてから洗脳する宗教の手口だな……?

しかし残念ながら、こうしたスマート(?)な流れで支援できる土地ばかりではない。

支援した物資を町の役人が着服する可能性もあるし、特にフロウガ将爵の派閥に属する領地だと、これらの一部が兵糧として軍に送られてしまう懸念もある。町の人々の胃袋にちゃんと届かなければ、支援の意味がないのだ。

そうした土地では、ちょっとした『 荒事(あらごと) 』というか、町の役人達を行動不能に追い込む類の工作が必要であり……俺も情けを捨てて、悪辣な性悪猫さんになる予定である。

これらのお仕事があるため、今夜以降のルークさんはしばらく残業が続く。

案内役のシャムラーグさん達や手伝ってくれるケーナインズには時間外手当を出すとして……トゥリーダ様には明日の本番に備えて、しっかり休んでいただこう。

支援先をまとめたノートを片手に、脳内でタイムスケジュールを組んでいると、クラリス様が我が頭をわしゃわしゃと撫でた。

「……ルーク? また徹夜でお仕事しようとしてない?」

「……申し訳ありません、クラリス様。こればかりは人命がかかっている上に、コピーキャットを使える私にしか為せぬことですので――」

俺が珍しく固い決意を見せると、そばで聞いていたオズワルド氏がシニカルに笑った。

「ルーク殿はネルク王国に肩入れしているのだろう? レッドワンドは敵国のはずだ。敵国の民に、そこまで配慮せずとも良いと思うがね」

俺は首を横に振りつつ、断固として肉球を掲げる。

「私は国のために動いているわけではありません。すべてはトマト様の 御為(おんため) ――というのは口実でして、私自身が食いしん坊なせいか、他人事であっても『飢餓』というものが我慢ならないのです……もちろんすべての飢餓を防ぐことはできませんし、肉球の届かぬ地も当然あるでしょうが、それでも対応できる範囲では、たとえその場しのぎであってもなんとかしたいと思います。もしもそうした思いを失い、最低限の努力すら放棄してしまえば――その時こそ私はトマト様の下僕たる資格を失い、二度とトマト様に顔向けできなくなってしまうでしょう――」

かつての転生直後、山歩きを経て辿り着いたリーデルハイン邸の畑にて、俺は飢えのあまり野菜泥棒という大罪を犯した――

結果的にあの時のトマト様は俺の能力で出したモノではあったが、あの美味しさと罪の味は忘れられぬ。

そして次に思い出すのは、危険な状態にあった有翼人の里での一件――有翼人の幼女様、ソレッタちゃんに、泣きながら「ごはんありがとー」と言われてしまった時、俺は思い知った。

飢餓はよくない。

ほんとダメ。精神にクる……想像するだけでつらたん……

アレはある意味、俺のトラウマであり、今回のレッドワンドへの早期介入を決意する後押しにもなった。

いつになく真顔の俺に、ピタちゃん(ウサギ状態)がのっそりとのしかかる。モッフ。

「ルークさまは、おなかがすくとかなしい?」

「そうだねー……たとえ他人事でも、見て見ぬふりはしたくないかなー……」

そのままピタちゃんに抱っこされてしまったが、これはもしかして……俺のトラウマを察して、慰めてくれている……?

いつも自由奔放なピタちゃんであるが、この子はけっこう、そういう機微に敏感なのだ。

獣二匹のモフモフ動画(生配信)を見たトゥリーダ様が「んんっ……」みたいな感じで目を輝かせておられたが、オズワルド氏は思案顔。

「……トマト様に顔向けできない、か――その言葉の重みに、今一つぴんときていないんだが……ルーク殿、もしも差し支えなければ、そのトマト様という作物を、我が魔族領でも育てられないか? できれば種か苗木をいただきたい。ルーク殿がそこまでこだわる作物に、私も興味が出てきた」

「喜んで!」

西方での拠点もゲットだぜ!

トマト様による世界征服へ、また一歩近づいた。

レッドワンドでの今回の騒動が終わったら、いずれは魔族領とやらにも遊びに行きたいものである。ウィル君のご実家もあることだし、妹のフレデリカちゃんも会いたがってくれているみたいだし。

その後、みんなでおやつを食べながら、しばし談笑した。

やさしいピタちゃんには追加のソフトクリームも差し上げた。「……けいかくどおり……」みたいなつぶやきが一瞬聞こえた気がしたけど、たぶん気のせいであろう。ピタちゃんはやさしい子であるし、ルークさんはチョロくない。

……ちゃ、ちゃんとカロリー計算だってしてるし……っ!