第9話で、限界を超えて倒れてしまった冬月さん。
鍵の開いた部屋で彼女を見つけた朝陽くんは、あまりの熱さに動揺し、救急車を呼ぼうとします。
けれど、弱りきった彼女が、震える手でそれを止めました。
「氷の令嬢」が守りたかった、小さな秘密と、今の生活。
それを知った朝陽くんの、静かで必死な看病が始まります。
熱に浮かされた夜、二人の境界線は、優しく溶け出していくようで――。