軽量なろうリーダー

作品タイトル不明

64話 仕事初日は無事終了

台所に集まってみんなでラムネを食べていた時、ユイちゃんから念話が入った。

『カオさ〜ん、いますか〜?』

『おう。いるぞぉ』

『カオさんの方は仕事終わりました?』

『終わった終わった。今リビングにみんなと居るよ』

『よかった。私も終わって今ギルド裏なんですけど、テレポートで迎えに来てもらってもいいですか?』

『おう、今行く』

「ちょっとユイちゃん迎えに行ってくるわ」

誰にともなく断るとその場でテレポートをした。

「テレポート!」

一瞬でギルド裏に出た。

見るとさっきヨッシー達が座っていた木の横にユイちゃんが立っていた。

「カオさん、ありがとございます〜」

「おう。ユイちゃんもお疲れさん。エリアテレポート!」

ユイちゃんを連れてテレポで帰宅した。

リビングには夕飯の支度をするあっちゃんとアリサがいた。ヨッシー達はスウェットに着替えに2階の部屋へ行ったそうだ。

「ユイちゃん、手と顔を洗って身体を拭いたらこれに着替えてきなよー」

あっちゃんがさっきしまったユイちゃんの分のスゥェットをアイテムボックスから出して渡していた。

それから程なくしてリビングのテーブルに全員が集まり夕飯になった。

みんなユニシロのスウェットでくつろいでいた。ダン達は持っていた自分の服だ。

チャリーン

チャリーン

食後、テーブルの上の貯金缶にユースケとユイちゃんが今日の依頼達成料を入れた。

「みんな本当にお疲れさま」

あっちゃんがみんなに頭を下げた。

「いや、ホント、マジ大変だったんだよおおお」

ヨッシーは涙目だった。

「荷運び……地獄だったぜ」

「ですね…………」

ユースケは遠い目をしていた。

「さっきカオさんに回復魔法かけてもらって復活できましたが、あんなに筋肉を使ったのっていつぶりでしょうね」

「だよなー。やまとに入ってからはデスクワークだからなー。休日の趣味のバスケとかで使う筋肉とは全く別物だ」

いや、俺、やまとでも荷運びさせられてたから…。心の中でちょっとだけボヤいた。

あ、そだそだ。職業欄どうなっただろうかと自分のステータスを開いてみた。

職業:WIZ、ELF、DKN、HKN、探索者

お、探索者でた!

「探索者増えたぞ!」

「ん?」

「ステータスの職業欄、確認してみ」

俺が言うより早く、ヨッシー、ユースケ、ユイちゃんの3人が「ステータス」と声に出していた。

「ああ! 探索者。出ましたあ〜〜」

「出た! 探索者!」

「僕も出てます。探索者」

「なんかズルぃ。5人で探索者お揃いで。私も欲しい、探索者」

あっちゃんがほっぺたをちょっと膨らませて言った。

「えー、だってあっちゃんは騎士あるじゃないですかぁ」

すかさずユイちゃんがツッコんでいた。

「そーだぞ。探索者の何倍もカッコいいぞ? 騎士のが」

「そーだけどさー。みんながおソロなのが羨ましいって言うかー」

「いや、俺たちすぐにEからDになって職業欄がすごいのになるから」

ヨッシーが鼻息荒く言い放った。

「スゴイのってなんだよw」

笑いながらヨッシーにツッコんだ。

地球のやまと商事で働いていた時より数倍、いや数十倍楽しいな。