軽量なろうリーダー

作品タイトル不明

168話 閑話 甘い物が食べたい

それはある日、あっちゃんの発言から始まった。

「チョコレート食べたいなぁ……」

久しぶりにリビングでまったりと過ごしていた午後、あっちゃんが何気に呟いたひと言に大人メンバーが集まってきた。

「わかりますぅ。アーモンドチョコとか思いっきり食べたいです」

「そう! ユイちゃんも?」

「はい、これでもかって程甘いお菓子が食べたいですぅ。虫歯になっても良いです!」

いや、ダメでしょ、虫歯になっちゃ。

この世界歯医者とか無いよな?(王都にはあるんか?)

「だよね? だよね? ゴダイバのダブルミルクチョコレート! 飲む真っ白い恋人でもいい! あのドロドロと溶けたチョコ感! くうう」

「イイですね〜、私はスタガのキャラメルマキマキアートをキャラメルダブル追加で飲みたいですぅ。溶けたキャラメルがこってりと渦巻いて……ああ飲みたいですー」

「スタガ! 良いねぇ。私はホワイトチョコクリームフラッペチーヌ、生クリーム増し増しで頼みたいなぁ」

「ん? スタガ? B2の?」

山さんが女子会議に参入した。(勇気あるな)

「やまとビルのB2に入っていたコーヒー店?」

「そうです〜、スターガッコスカフェ。お昼休みとかによく買いに行ってました」

やまと商事の本社ビルは地上40階、地下2階建てだった。

いや、地下3階もあったのか?確か、駐車場とか聞いた事がある。

ビルの前の大通りから横幅がかなり広い階段を降りるとそこは広場になっていて、ベンチなどがあった。

広場に面したビルの部分はテナントになっていていくつかの店が入っていた。ビル側からすると地下2階にあたる。

確か、スターガッコスカフェ、マツドマルドハンバーガー店、それからコンビニの……セボンだ、セボンイレボン、あと薬局があった気がするが店名は覚えてない。

ヤマモトヒロシ?イワモトツヨシ?人の名前のような感じの薬局だった気がする。

「スタガ、高くないか? 俺はマッツ派だな」

「そうですね。僕もマッツはよく行ってました」

ヨッシーとユースケも加わる。

「俺はB2で朝マッツを買って22階の自席で食ってた」

いつも朝から良い匂いがすると思ったら、犯人はヨッシーだったのか。

「ハッシュドポテト! 美味しいですよね。あれ何で朝だけなんでしょうね。朝以外も食べたいですよね?」

「僕もポテトはハッシュドが好きだな」

「俺は普通のポテト派だな」

女子ふたりはスタガ派、男3人はマッツ派、俺はどちらもめったに食べなかった派なので会話に加われずにいた。

「この街にも美味しいものは沢山ありますが、ジャンクフードって無性に食べたくなる時ありますね」

「あるある。不思議だよなぁ」

「普段ほとんど飲まないのに、今、無性に炭酸飲料が飲みたい」

「いいですねぇ」

「マッツはソフトクリームが美味しいんですよ。100円なのに!」

「私はアップルパイ好きだったなー、アップルがゴロゴロ入ってて」

「俺はマッツナゲット食いたい。あとダブルマッツ」

「朝のパンケーキもいいですね」

「あ、パンケーキにハッシュドポテトにスクランブルエッグとマフィンとソーセージがついてるモーニングセットがあるの知ってる?」

「ありましたねぇ、ゴージャスセット!」

く、くっそう。美味そうだが、話に着いていけない。

いいんだ。どうせもう行けないんだからね。プン。

マッツ……王都店か。フラグ立てればマッツ王都店、出来ないかな。

「マッツ王都店とかあったりしてなー」(カオ棒読み)

「いやぁ、それはないでしょうw」

「カオさんそれは無理ですよw」

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ドナウド「無理」