軽量なろうリーダー

作品タイトル不明

147話 死霊の森のやまとビルが…ダンジョン?

「ダンジョンじゃないとしたら…タワーマンション?」

俺のくだらない冗談はスルーされた(汗)。

それはともかくゴルダを連れて塔の中に入る事になり、準備をした。

俺カオは、WIZ装備。武器はマナスタッフとSLS。

山さんは、剣士装備と剣。持ってたやつだ。

キックは、DE装備と両手剣、持ってたやつ。

ヨッシーは皮装備一式と、ショートボウ。ショートソードでいきなり近接戦闘は無理と判断して弓を薦めた。

ユースケは骨セットを付けようとしたが、骨セットは頭、胴、盾の3点セットだ。つまり、左手に盾、と言うことは武器は剣になってしまう。なので今回はヨッシーと同じく皮シリーズで弓にしてもらった。

骨セットはゴルダに身につけてもらった。武器はSLSだ。うわぁ、ゴルダの怖さが200%アップした。

ユイちゃんは危険なので留守番組になった。

ゴルダ、キック、山さん、ヨッシー、ユースケ、俺カオの男6人で行く事にした。

フォーメーションはゴルダが先頭、その後ろを山さんとキック。

3人は前衛装備だからな。俺は3人の後ろで回復と補助の中衛だ。

そして俺の後ろが後衛装備のヨッシーとユースケだ。

ヨッシーとユースケには主に後方やサイドを警戒して弓を射ってもらう。前方に撃つと俺らに当たる可能性があるからな。

味方を撃つなど、ゲームじゃシステム上、絶対に起こらない現象だったが、ここは現実だからな。

「それから、これ、ひとり一枚ずつ」

そう言って“帰還スクロール”を渡した。何かあった時に咄嗟に使える便利なスクロール、帰還スク。これは絶対持って行かないと。

ゲームでは帰還スクをショートカットキーにセットして、死にかけた時にそのキーを押して瞬時に街に戻っていた。

ただ、今はゲームと違いショートカットキーなど無い。バッグの奥にしまうと、いざという時に使えない。

「出来るだけすぐ使えるとこに入れておけ」

「ポケットに入るかな? はみ出るな」

「斜めがけのバッグのポケットは?」

「バッグから少し頭を出しておこう。すぐ取れるように」

「あ、そうだな」

帰還スクロール、もっと数があれば皆んなにたくさん配れたのに。開拓村にも渡していない。何しろ手持ちが100枚しかない。

ゲームで自分が所属していた血盟がアジトを購入してから、“帰還スクロール”は使わなくなった。アジト帰還スクなら4500枚あったんだが…。

残念ながら“アジト帰還スク”は使えなかった。

使用しようとしたら『血盟に加入していません』というメッセージが表示された。

だよな、この世界に来たときのステータスは“血盟”も“フレンド”もまっさら状態だった。

と、いうわけで、アジトに戻らない時用として帰還スクを100枚だけ倉庫にぶっ込んでいたんだ。

とりあえず、今回行くメンバーに帰還スクを一枚ずつだが渡した。

それから全員に補助魔法をかけた。

シールド、ブレスドアーマーは自分含め全員に。ブレスウエポンは前衛(剣)の3人に。後衛(弓)の2人にはウインドショットを。

ちなみに”ウインドショット“はWIZの魔法ではない。セカンドキャラのELFの精霊魔法のひとつだ。

セカンドキャラのELFは属性が「風」だったので風属性の精霊魔法が使えた。ので、試しにヨッシー達にかけてみた。かかったようだ。

装備万端。

帰還スク持った。魔法かけた。……あとは、ああ!忘れた!POT渡すの忘れた!慌てて皆んなに赤POTを、とりあえず5個ずつ渡した。

全員がカバンにしまうのを確認して、エリアテレポートをした。

死霊の森のやまとビル……のあった謎の塔へ。