軽量なろうリーダー

作品タイトル不明

第三章 人物紹介2

※第100話「巫女姫の封印と不死者の王」以後から登場した人物を中心にしています。

◎冒険者グループ『 鋼鉄の荷車(スチールワゴン) 』

シレント央国冒険者ギルドに所属する大規模グループ(グループとしての評価はAランク)。

総構成人数は二千五百人(冒険者のみの数で、これにプラスして会計や補給を担当する人員が五十人程度いる)と、シレントでも三本の指に入る巨大組織。

ちょっとした小国の正規軍程度の兵力を有し、ギルドでも立場が強いが会計的には火の車である。

今回はその半数にあたる千三百人あまりが、あわよくば貴族や有力者にヘッドハンティングされるために、学園の護衛役として参加している。

●副隊長オルランド

『 鋼鉄の荷車(スチールワゴン) 』の副リーダーで剣士。

リーダーは結構な年なので、三人いる副リーダーが実質的にグループを運営している。

彼は革新派の先方で、できればグループから独立して独自グループを作りたいと常々考えていて、今回の護衛の任務をかなり強引に獲得した経緯があった。

ギルドランクはBランク。

※大まかなランクとして、F(素人)、E(見習い)、D(一人前)、C(玄人)、B(一流)、A(一握りの天才)、S(歴史に名の残る天才)、SS(伝説)となります。

●ラザル、ビリー、マンディ、ウッディー、ベン、エルマー、バッグス、ロジャー、セルマ、ケンケン、マットレイ

最初に犠牲になった冒険者。ちなみにほとんどが獣人や亜人ばかり。

●イゴール(イゴーロナク)

〈 不死者の王(ノーライフキング) 〉。

もともとは裕福な 医術者(パイエ) であったが、とある切っ掛けで不老不死の存在を追い求め、その結果として人間を超えた 不死者の王(ノーライフキング) と化した。

ただし後述のヴィクター博士の才能がなければそれが成し遂げられたかは疑問。

暴虐の限りを尽くした結果、聖女スノウによって封印される。その余波でクワルツ湖が生まれた。

地元では恐怖の記憶が『魔神』という形で、民間伝承のように伝わっていた(巫女姫クララによって歪曲され、彼女が封印した風になっていた)。

長期間の封印によってかなり弱体化していた。本来であれば絶対に人間などに遅れをとる相手ではない。

名前の由来は、『フランケンシュタイン』の助手であるイゴールから。

不死者の王(ノーライフキング) としての名前のイゴーロナクはクトゥルフ神話における『イゴーロナクの情人』より。

●コッペリア

紺色で長袖のワンピースに同色のミニスカート、レースの胸当て付きのエプロン、白のヘッドドレスに赤のリボンタイをしたメイドで、その正体はおよそ八十年前に作られた 人造人間(オートマトン) 。

かなりスットボケたファンキーな性格をしている。

自称単なる助手兼掃除番だが、体内に最終兵器やロケットパンチなど、剣呑な兵器を内蔵していた。

名前の由来は、動く人形を題材としたバレエ作品『コッペリア』(原題『コッペリア、あるいは琺瑯質の目をもつ乙女』)より。

●ヴィクター・フランシス

天才魔導師にして稀代の錬金術師。禁断の 不老不死(イモータル) の研究をしていた為に国を追われたが、密かに秘密研究所を作って研究を重ねていた。コッペリアやガズは彼の作品。

研究はほとんど最終段階まで進んだが、共同研究者にしてスポンサーであったイゴールによって殺害され、研究はすべて奪われた。ただし、助手であるコッペリアに自分の複製人格を搭載していたため、以後はコッペリアが研究を引き継ぐ形となった。

ちなみにもともとの目的は、有名になって女にモテたいという極めて真っ当なものだった。

名前の由来は、言うまでもなくフランケンシュタイン博士。

●〈 大鬼(オーガ) 〉ガス

実験の失敗で廃棄した 大鬼(オーガ) 。

どんな傷を負っても即座に治癒するヒドラ並みの再生力を持っているが、当然、エネルギーが持つわけもないので、仮面で大気中の 魔素(マナ) を常に補充しないといけない弱点を持つ。

仮面を割られると途端に弱体化するが、それ以外ではほぼ不死身。

●超帝国の“ 守護者(ガーディアン) ”

ベールを被った白髪の美青年。

その正体は、カーディナルローゼ超帝国正規軍総司令官にして十三魔将軍筆頭である 斑鳩(いかるが) 。その実力はカーディナルローゼ超帝国三強の一角である(能力の多様性でいえばおそらくは最高)。

大陸に発生した空間異常を察知して、逸早く現場に到着して、騒動を見届けることとなった(この行動は完全に独断)。

ちなみにその正体はクトゥルフ神話における、ヨグ=ソトース(の分身体であるウムル・アト=タウィル)であるので、力関係から言ってもイゴーロナクが勝てるわけがないのも道理。

● 鬼灯(ホオズキ)

筋肉の鎧をまとい背中に一対の純白の羽を持つ死告天使。

バルトロメイの本来の姿であり、その正体は真紅帝国(カーディナルローゼ超帝国)の宮廷騎士にして親衛隊の部隊長でもある。

普段の 死霊騎士(デスナイト) としての姿は「目立たないよう」変装している仮の姿。今回、湖に落ちた為に、やむなく鎧を脱いで変装を解いた。

なお、死告天使として代表的なのはミカエルで、大天使長であった当時のミカエルをイメージしています。