軽量なろうリーダー

作品タイトル不明

63 整理整頓とダンジョン

ポイズンスネークの血抜きと解体をしている間にアイテムボックスの整理をすることにした。中に入れた順に並んでいるから種類がバラバラになっていて探すのが面倒なんだよね。

とりあえず、食材と素材で分ける。肉や採取したハーブ、木の実等の食べられる物を種類ごとに分けていく。同じように素材も魔物ごとに並べ直した。1番下にはそれ以外の道具を、こっちはよく使う順に並べる。

「よし、だいぶ見やすくなったな。食材と素材は分けて表示できるともっと使いやすいんだけどなぁ」

【アイテムリストのページを増やしますか?】

【YES・NO】

ん? 初めて見る内容だな、とりあえずYESを選択する。すると、何も表示されていないアイテムリストが出てきた。

おぉ~!! 本当に増えた。早速素材を新しいページのアイテムボックスに移す。整理されてかなり見やすくなったし使いやすそうだ。

神様がサポートしてくれていたって言ってたけど、多分このことなんだろうな。ありがとうございます、おかげで楽チンになりました。

神様に感謝しつつ、さらに新しいページを2つ追加する。1つは道具や生活用品、もう1つ薪や布団代わりにしていた草、まだ捨てていなかったゴミを仕舞った。アイテムリストが見やすくなったし、これからはどんどん採取していこう。

アイテムボックスの整理をしている間にポイズンスネークの下処理が終わったので素材を確認する。

【ポイズンスネークの皮】

【ポイズンスネークの血液】

【ポイズンスネークの内臓】

【ポイズンスネークの骨】

【ポイズンスネークの牙】

【ポイズンスネークの毒袋】

全部まとめて処理したから、どのポイズンスネークから牙や毒袋が取れたのか分からないが、そこそこ大きいサイズもいたから多分それだろう。

あれ、肉がないな? 見間違いかと思いもう1度確認するが見当たらない。そういえば、と思い食材のほうのアイテムリストを確認するとレッドボアの肉の次にちゃんと表示されていた。

「勝手に分けてくれるみたいだな。これなら小まめに整理しなくても大丈夫そうだ。ソート機能みたいなものかな?」

とりあえず、かなり便利になったのでよかったが、整理してみると食糧のバランスが悪いのに気がついてしまった。森で集められる物しか持ってないから仕方ないが、出来ればもう少しバランスよく食糧を集めたい。

「ジャンさん、この辺りでオススメの採取場所って知ってますか? 出来れば野菜や果物の代わりになりそうな物が欲しいんですけど」

「この季節だと採取できる物は限られてくるな。木の実なら森の中で採取できるけど、さすがに野菜系は無理かな」

「ですよね~。やっぱり市場で買わなきゃダメかな」

「ここからだと少し距離はあるけどダンジョンでなら採取できるよ」

「ドロップ品を拾うんですか?」

「いや、ダンジョンの中に草原のフィールドがあってそこに生えてるんだよ。魔物もいるから安全ではないけど、この季節でも沢山採取できるはずだよ」

「へぇ~、行ってみたいです! なんて言うダンジョンですか?」

「チノイダンジョンだよ。他のダンジョンに比べると高価なドロップ品は少ないけど、食材が採取できるダンジョンだから見習い冒険者や新人でお金のない冒険者がよく行ってる」

「僕も行きたいです! 明日はそこに行きましょう」

「う~ん、ダンジョンまで歩きだと1日かかるよ。ノアの足ならもっとかかると思う。そこからダンジョンに入って採取してってなったらかなり大変だけど……」

「大丈夫です! と言うか、行くのは決定ですね。食材欲しいですもん。ダンジョンならレベル上げもできるだろうし、一石二鳥ですね」

"でも~"って言うジャンさんはほっといてマップを表示する。冒険者ギルドでダンジョンの位置を書き込んでいたからすぐに見つけることができた。

たしかに、結構距離があるな。ハクもいるし丸1日~1日半、途中で休憩や採取なんかしたら丸2日はかかるだろう。帰りも同じくらいかかるだろうし、ダンジョンの中で活動する時間を考えると往復で1週間はかかると思う。

「今後の予定は立てました。明日から準備をして2日後に出発しようと思います」

「えっ、ちょっと決断早くない? 明日リーダーに相談してからにしたほうがいいんじゃないかな」

「ダンジョンに行くことは報告しますけど、もう決めたので変わらないですよ」

反対されても行くもんね。野菜が採取できたら、肉ばっかりでバランスが悪い食事が改善されるんだ。なんとしてでも行かなくては!!