軽量なろうリーダー

作品タイトル不明

ステータス

目が覚めると、すでに明るかった。

『アレド?』

『おはようございます、リオール様』

『今どのくらい?』

『10時ですね』

ずいぶんと寝てたみたいね。

今日は誰も起こしにこなかったのかしら?

『色々確認したいのだけど、いいかしら?』

『もちろんです。皆様は疲れているだろうからと、自然に起きるまで寝かせておくようにとのことで、この時間の起床になります』

なるほどね。

職業とギフトもらって、誕生日ではしゃいだものね。

あっそうだ。

『昨日、魔石どうなった?』

『枕元に。一応空になるまで魔力を入れてからお眠りになられましたよ』

枕の横に転がっている魔石を手に取る。

小さな魔石なのに、薄ぼんやりとしか光っておらず満タンには、ほど遠いだけの魔力しか入っていなかった。

うわー、こんな小さな指の爪くらいのサイズしかない魔石なのに、満タンにすらできない魔力量しかないなんて…

これは早急に魔力を増やさないとダメだわ。

『…魔力、増やさないとね』

『そうしていただけると、ありがたいですね』

現状の把握しないと話にならないわ。

『アレド、ステータス画面見ることできる?』

『開きますね』

目の前に昨日見た、ステータス画面が表示される。

名前 神凪(かんなぎ) 理織(りおり) (◆リオール ディレナ)

年齢 3歳

レベル 0

職業 魔導錬金術師(◆大賢者)

ギフト 創造魔法

体力 9/10

魔力 20/20

スキル

(◆大賢者パック(全属性魔法、全属性魔法耐性、状態異常無効、魔力操作、魔力回復、魔力量増加、体力回復、体力増加、鑑定、解析、罠察知、罠解除、罠回避、気配察知、索敵、魔法陣、経験値10倍、隠蔽、インベントリ…))

称号

(◆異世界フェリーラザからの転生者)

スキルポイント 100

(◆ 100,000,000)

◆封印

うわー、リオールのスキルは全部まとめて封印状態なのね。

でも、もっとスキル持ってたわよね?

こちらにはないスキルは表示されないのかしら?

フライとかテレポートとか表示されてないわね。

表示しきれなかっただけ?こちらではない?

うーん、色々わからないことだらけね。

『アレド、最後にあるスキルポイントって向こうと同じなのかしら?』

『スキルポイントと念じてみてください』

言われた通りにしてみる。

画面がもうひとつ表示された。

スキルポイント 100

スキルを取得することができます。

100ポイントで取得できるスキルは

・魔力操作 30ポイント

・魔力回復 30ポイント

・魔力量増加 40ポイント

・魔力量増加2倍 70ポイント

・魔力量増加3倍 100ポイント

・体力回復 30ポイント

・体力増加 30ポイント

・鑑定 100ポイント

なるほど、これは、向こうと同じくスキルポイントを使ってスキルを取得できるのね。

『アレド、どれを取るべきかしら?』

『そうですね、魔力操作と魔力量増加2倍がよろしいのではないでしょうか?』

『魔力量増加3倍じゃなくて?』

『リオール様は魔力操作はお手のものでしょうが、理織様は慣れていらっしゃらないので、基本は大切かと…それにまだ総量が少ないので睡眠を取れば、全回復できるので魔力回復は後回しですね』

なるほど、確かにそうね。

『わかったわ、これどうやって選ぶのかしら?』

『画面を触るとかでは?』

言われた通りに魔力操作を触ってみる。

文字の色が変わった。

これで選べたのかしら?

魔力量増加2倍も触ってみる。

画面に

スキルポイントを使用して、魔力操作と魔力量増加2倍スキルを取得しますか?

はい いいえ

のボタンが表示された。

はいを押す。

昨日と同じように、ぴこーん!と音が鳴りスキルポイントが0になった。

ステータスのスキル欄に、魔力操作Lv1と魔力量増加2倍が表示された。

スキルにもレベルがあるものとないものがあるみたいね。

これで今日から魔力量を増やせるはず。

『スキルポイントって、どうやったら増えるのかしら?封印されてるスキルポイントはどうやったら使えるのかしら?』

『普通に考えると、レベルが上がった時とかではないかと』

『そうよね、レベルって魔物倒さないと上がらないのかしら?採取とかでも経験値もらえるのかしら?何か作ったりでも大丈夫なのかしらね?』

『どうなのでしょう…としか』

あれ?ちょっと待って?

『アレド、ステータスってこちらの文字?』

『もちろんそうですが』

『3歳児って、どのくらい文字わかるの?計算とかできるの?私普通に読んでたし、ポイント計算もしてたけど…』

『あっ…リオール様覚醒前は、絵本もご自分では読めませんでした』

『それってまずくない?』

『言わなければ大丈夫では?』

『いや、後でみんなにスキルポイントのこと聞こうと思ってたのに、魔力操作と魔力量増加2倍取得しましたーなんて言えないじゃない。しかも魔力操作がなにかとか理解してないわよね、3歳児』

これはちょっと失敗したかもしれないわね。

スキルポイント使う前に、スキルポイントって何?って確認するべきだったかも…

うわーやらかしたかもー。

『スキルポイントについては、少し調べてあります』

『ホント?』

『はい、リオール様が覚醒される前にインターネットに接続して検索いたしました』

『インター…何?』

『こちらの世界では科学と魔法が両立しているとお話ししたと思いますが』

あっ、言ってたね。そんなことを。

『情報機器を接続して世界中で情報を共有するとでも言えばよろしいのでしょうか、そこには様々な情報が散らばっており、真実もあれば、嘘もある。その中で必要なものを探し出して検索結果を取得します』

なるほど?わかったようなわからないような…

『昨日、 虹樹(こうき) 様がギルドの一覧にもないとおっしゃっていたのも、ギルドのネットワークにアクセスして検索した結果ということになります』

『この世界は、そういうことが当たり前の世界なのね?とりあえずわかったわ。それでスキルポイントは?』

『それがですね、ほとんどの人のステータスにスキルポイントの項目が表示されていないようなのです』

『はっ?だって私さっき普通にあったわよ?』

スキルポイントなかったら、スキル取得できないじゃない?

なんでよ?

『推測になりますが、スキルポイントという存在を知らないのではないでしょうか?リオール様はフェリーラザでスキルポイントを使用していたので、存在を知っていた。だからステータスにも表示されたのではないかと』

そんなことあり得るの?

スキルポイント知らないって…

『えっ?じゃあポイント使わずに、みんなはスキルってどうやって取得してるの?』

『剣を振り続けて、剣術スキルを取得したとか魔力を動かす練習をして魔力操作を取得したなど他のスキルでも似たような検索結果でした』

『嘘でしょ?なんて非効率な…もしかして神凪のみんなもスキルポイント気づいてないの?』

『スキル数があまり多くないので、たぶんご存知ないかと』

それは、どうしたら気づいてもらうことができるかしら?

いきなりスキルポイントがどうのって話すわけにもいかないわよね。

『今すぐどうこうできる問題でもないわよね、一旦保留にするわ』

『そうですね、何か良いアイデアが浮かぶまでは、ご両親に魔力の枯渇方法と、文字の読み書きを教えていただくのがよろしいのでは?』

そうだった。

魔力枯渇させないと魔力量増加2倍のスキルあっても増えないじゃない。

こちらのやり方を学びましょう。