作品タイトル不明
13歳になりました
栞(しおり) と 星空(せら) が大学を卒業したよ。
理理(りのり) が開業出来るようになるまでは、最低でもあと4年。
栞は総合病院で、何が必要になるか調べながら仕事するんだって。
病院として、必要なものは何か。
どこのメーカーのものがいいか。
とかなんとか、理理達みんなで話してたよ。
なんかとっても大変そうね?
星空は、街の動物病院で働いて、参考にするんだって。
2人とも理理が卒業するまで、どうするのかと思ってたけど、色々考えてたんだねぇ。
実は、栞は今年、 理人(りひと) と結婚するから働かないで、開業の準備するのかと思ってたんだけど、違ったみたいね。
理理と 悠介(ゆうすけ) は、大学5年生だって。
まだまだ勉強大変だね。
あっ、スノーピークは無事に小学校を卒業して、中学生になりました。
もちろんみんな一緒に魔法学校にそのまま通ってるよ。
ただ人数が増えたのよね。
小学校では編入試験クリア出来る人がいなかったから、学年はスノーピークしかいなかったけど、中学からはそうもいかないようだ。
クラスにはスノーピークの他に、男子4人と女子2人。
女子2人は、 遥翔(はると) の従姉妹らしい。
一色(いしき) 愛羽(あいう) と一色 彩羽(いろは) 。
こっちも双子っぽい?
輝理(かがり) と 煌理(きらり) ほど、そっくりではないけど。
男子は、なんと 神凪(かんなぎ) コーポレーションの従業員の息子達だったよ。
なんで今頃?とは思うけどね。
後から聞いたんだけど、
自分たちが探索者登録して、自分たちで買えるまで、魔力の実は親から許可が出なかったんだって。
マジックバッグで保管してたのを、従業員価格で毎日親から購入していたらしい。
で、小学校は魔力が足りなくて間に合わなかったみたい。
最低5,000だけど、学年が上がるごとに必要魔力量も増えていたらしい。
安達夏樹(あだちなつき) 、 佐藤志紀(さとうしき) 、 北川八雲(きたがわやくも) 、 渡辺時雨(わたなべしぐれ)
4人は探索者登録時から、パーティ組んでるみたい。
パーティ名は【 漆黒(しっこく) の 光(ひかり) 】
うん、なんか患ってるね?
暗闇でもみんなの希望の光りになる?
そうなんだ?
ガンバレ!
こんなメンバーがクラスメイトみたい。
何も起こらなきゃいいけど。
「リオリ、それフラグだろ!?」
えっ!?
ウソでしょ!?
そんなことないよね?
『ほら来たぞ!?』
突然、念話に切り替えないでよ!
あっ、ホントだ。
なんかこっちに向かって来てる。
女子2人。
睨まれてる?
初対面から嫌われてる感じ?
マップ起動。
赤くはない。
…敵ではないみたい?
ちょっと鑑定させてね。
鑑定
一色愛羽(いしきあいう)
彩羽とは二卵性の双子。
小学校は、私立のお嬢様学校へ通っていた。
一色彩羽(いしきいろは)
愛羽とは二卵性の双子。
小学校は、私立のお嬢様学校へ通っていた。
一(にのまえ) 遥翔の従姉妹。
って、鑑定の途中だったんだけど。
「神凪さん、よね?」
愛羽に、いきなり話しかけられた。
「そうだけど?」
「あのね、遥翔兄さんに聞いたんだけど!!」
彩羽の無表情なのに勢いがすごいんだけど!?
「はるにい?ちょっと待って」
私はとりあえず、2人の言葉を止めて、盗聴防止の魔導具を起動する。
何の話かわからないから用心しとくよ。
「で、何?」
「スキルオーブ作れるってホント?」
いきなりそれ?
会ったばかりで、それなの?
もっと仲良くなってからとか、さぁ?
「ホントだったら何?」
「欲しいスキルがあるんだけど、オーブ作ってもらえないかな?」
「お願い出来ないかな?」
一色の双子は、そう言って私を見てるけど。
「今日初めて会った人に、いきなり頼むことかな?」
他のみんなだって、作ってもらっていいのか?って態度だったよ?
「「あっ、ごめんなさい」」
ちゃんと謝れるんだね。
嫌な女の子たちでは、無さそうかな?
でも、無表情なんだけど…
本心かわからないよね。
「とりあえず話を聞かせてくれる?話せる?スノーピークのみんなも一緒で大丈夫なら、だけど」
「「もちろん」」
こっちの双子も息ピッタリなんだね。