作品タイトル不明
マップの確認がしたい
やっぱり、マップ確認したいな。
ホントに広がるのか、広がるならどのくらい広がるのか。
新宿ダンジョンのマップが1発で出来たらすごく良くない?
『シュウ?』
『どうした?リオリ』
テレパでシュウに話しかける。
『マップの表示範囲が、広がりそうなスキルを見つけたから、
新宿ダンジョンに確認に行きたいんだけど、ついでに探索しないかな?って』
『俺はいいけど、他は?』
『まだ聞いてない』
『なら、連絡してみるからちょっと待ってろ』
そう言って、テレパが切れた。
いきなり切らないでよ。
ビックリするから!
コール音が鳴ってテレパが来た。
早いわね。
『みんな行くって』
『みんないるんだ?双子も?』
『行くって』
『わかった、しのにいか、りひにいに車出してもらえるか聞いてみるね』
『頼んだ、いつもんとこで待ってるぞ』
『はーい』
東雲(しののめ) は 理芳(りおう) と仕事で出かけてるみたいで捕まらなかったので、 理人(りひと) にお願いしたよ。
俺も付いてって、ダンジョン入るって言うから、今日は保護者ありね。
「今日は何階層に行くんだ?」
「りおは、2階層でマップ作って、1階層でホーンラビット狩るよ?ラビットフット無くなってきたから」
みんな、ラビットフットの幸運値をちょいちょい減らして帰ってくるから、
+100に戻すのに、何気にラビットフットたくさん必要なのよね。
もちろん、ラビットフット持参で錬金のお願いに来てくれる人もいるけどね。
「あー、ラビットフットなー。他は?」
嵐(あらし) が、言った。
「俺はシャドーウルフ倒したいんだぞ!」
そういえば、まだ遭遇してないよね。
シャドーウルフ。
「かがりもー」
「きらりもー」
「「うるふたおすー」」
「 洋太(ようた) と 蘭(らん) はどうする?
俺はリオリとホーンラビット狩るけど」
「僕は吸血コウモリで、魔力操作の練習するよ」
「あっ、僕も!他の魔物にも通用するワナとして使えないか考えるよ」
なるほどね。
確かに矢を網にするだけじゃ、芸がないわね。
「がんばって!いいの出来たら教えてね」
「「わかったー」」
「なら、とりあえず2階層だな?」
よし行くぞって、1階層の転移装置から2階層へ飛ぶ。
タッチパネルの存在に気づいてる人はほとんどいないらしい。
なんで見えないのかしらね?
『リオール様みたいに魔力お化けじゃないから、
すべてパッシブで使うなんてこと出来ないんですよ』
あー、そうだった。
みんなはパッシブじゃないんだった。
マップ作成起動。
あっすごい!2階層のマップ完成した!
まだ広くてもマップ出来そうかも?
「リオ?マップどうだ?」
理人に聞かれて、サムズアップして見せた。
「出来た!」
「半径どのくらいまでいける?」
「ここの階層は、半径130キロだねぇ。
けど、もう少し広くてもマップ出来そうな感じはしてるよ?」
ダンジョン広いね。
直径260キロとかだよ?
歩いたらどれだけかかるのよ?
これは、攻略進まないわけよねぇ。
「マジか!リオ、あとで増やしたスキルのオーブ作ってくれ」
「はーい」
もちろん作るわよね。
光理(ひかり) にも渡せば、攻略進むんじゃない?
なんなら出来上がったマップをギルドに売ったら、
他の探索者さんも攻略捗るんじゃないの?
「リオリ、俺にも自動マップ作成のオーブ作ってくれないか?」
「どうしたの?今まで興味なかったでしょ?」
「なんか、個人の宝箱が出てるから俺のもないかなって」
なるほど。
それなら、他のみんなも欲しがるんじゃないの?
みんながこっち見てたよ。
「みんなも欲しいの?」
「「「「「うん!!!」」」」」
あー、やっぱりね。
「あとでね?今日はダメだからね?」
「「「「「「はーーい!!!」」」」」」
2時間と時間を区切って、それぞれ探索を開始した。
理人は2階層のメンバーを見てくれている。
私はシュウと、ホーンラビットを狩りまくっている。
今日はダブルホーンラビットがマップに表示されない。
この間、全部狩っちゃったかしら?
いや、ダンジョンの魔物は時間が経てばリポップするから関係ないだろうけど。
ホーンラビットのラビットフットでも問題ないからいーんだけどね。
でも、お肉が美味しいのは、ダブルホーンラビットなのよねぇ。
ちなみに、ダイトとソアレは大きいままリオランドでシルク爺たちに可愛がられてるわよ?
念話出来るしね。
ダイトとソアレは大きいって言っても、シルク爺に比べたら小さいしねぇ。
って、比べる対象間違ってるわね。
さて、そろそろ2時間ね。
転移装置のところで待ち合わせて、帰ってきたわよ。
みんな大暴れしてきたらしい。
理人が苦笑いしてたわ。
とんでも11歳集団だな、だって。
否定出来ないのが残念すぎるわね。
次回は全員マップ持って探索するわよー。