軽量なろうリーダー

作品タイトル不明

5つ子がやってくる!?〜理編

「 理編(りあむ) くん、5つ子な気がする」

ニコが突然そんなことを言う。

「んっ?5つ子!?」

「うん、男の子の3つ子と女の子の双子な気がする」

ニコが自分のお腹に手を当てながら、そう言って笑った。

ニコが20代のうちに子供が欲しいと、

ちょっと恥ずかしそうに照れながら俺を見つめるので、もちろん頷いたさ。

ハニカミとか可愛いから!

俺たち27歳だしな。

結婚して2人の時間は2年、

多いのか少ないのかはわからないけど、

今がいいかも知れないな。

なので、ニコの仕事の調整がついた段階で、

理人(りひと) からもらった 星摘(ほしつみ) ポーションと 夜花(よるはな) ポーションのお世話になったさ。

タイミングを逃さないためにな。

ティルイーリオの1年分の映像は、すでに先撮りしてあるんだってさ。

だから大丈夫なんだってさ。

「マジで?超直感?」

「うん。そんな気がするよ」

ニコの超直感は当てになるぞ。

「俺が双子だから双子はあり得るかもとは思ってたが、それ以上とは!」

「嬉しくない?」

不安そうな顔するなよ。

「そんなわけないじゃん、俺とニコの子供だぞ?嬉しいに決まってる!」

「よかった」

「病院行くか?」

ニコは横に首を振る。

「まだ行ってもわからないと思うよ」

「そうなのか?なのにニコにはわかるのか」

すげぇな。

「もう少しして、病院行く時は一緒に行ってくれる?」

「当たり前だろ!」

俺なんか、世の中の他の旦那よりも時間自由なんだぞ?

いつでも行けるさ。

「すげぇ、クリスマスプレゼントもらった気分だな!」

「理編くんってば」

ニコはクスクス笑っている。

5つ子かぁー。

名前も考えないとな、5人分。

「俺さ、最初の女の子の名前は、

理編の理と 果梨(かりん) の梨を使って、 理梨(りりん) とかにしたかったんだよなー。

神凪(かんなぎ) ってさ、ほぼ【理】を使ってるじゃん?

なんかじいさんよりももっと昔から続いてるみたいでさ。

出来れば俺たちの子も【理】つけたいんだけど…どうかな?」

「最初から【理】は使うつもりだったよ?」

今さら何を?って顔されたぞ?

「そうなのか?」

「だって、神凪の決まり事みたいなのかな?って思ってたし」

まぁ確かに、みんなに【理】ついてるもんな。

うちの家族だけじゃなくて、従兄弟姉妹とかもだもんな。

「そっか、ならもうひとついいか?」

「なに?」

「理編の【理】で始まって果梨の【ん】で終わる名前にしたいなって」

「いいけど、候補少なくなっちゃわない?」

そうかな?

「りりん、だろ?」

「りあん?」

「りおんはいるからダメだな」

「り…りのん?」

「りらん?」

「りれん?」

「ら行制覇するか?りらん、りりん、りるん、りれん、りろん?」

「るん、って漢字ある?」

あんのか?

おっ!あるぞ?

「流とか琉とかが、【るん】て読むみたいだぞ?」

「ろんは?」

「龍が【ろん】て読むみたいだな、烏龍茶がそうか!ろんは他にあまりないなぁ」

「らんは?」

「蘭、乱、嵐、藍とかかな?」

「それなら、藍かな?」

「 蘭(らん) も 嵐(あらし) もスノーピークにいるしな」

嵐は読み方違うけど。

「そうよね、れんは?」

「蓮、廉、恋、漣とかか?」

「女の子なら恋?男の子なら蓮とか?女の子でも蓮はありかな?」

「まとめると?」

理藍、理梨、理琉、理蓮、理恋、理龍

「りらん、りろんは男の子よね?」

「りりんは女の子のだろ?」

「りるんとりれんはどっちでも良さそうだけど」

「って、ほんとに【ら行】でいいのか!?」

「なんで?結構気に入ってるけど?」

「それならいいけど、ノリで【ら行】とか言っちゃったからさ」

「実は5つ子じゃないかもしれないじゃない?

そしたらまた検討するんだから、

候補はあるだけいいと思うの」

「そっか、そうだな。りあんやりのんも候補にしとけばいいよな」

考えてる時間も楽しいよな。

「あっ、屋敷建てた方がいいか?」

「赤ちゃんいたら、うるさいかしらね?」

「それもそうだけど、子供部屋にする部屋足りないだろ?」

「5つ子だってわかったら、お義父さんとお義母さんに相談するのがいんじゃないかな?」

「そうするか」

「そうしましょう」

楽しみだな。

「赤ちゃんに贈るものってあったよな?シルバースプーン?ベビーリング?なんだっけ?」

「気が早いよ、理編くん」

ニコに笑われた。

「いーじゃん?楽しみだもん」