作品タイトル不明
生活魔法と創造魔法
『アレド、魔力枯渇出来なくなってきた』
『総量増えましたからね』
『循環で減っても、回復あるからゆっくり戻っちゃうのよ。どうしよう。枯渇しないと魔力増えないし、増えたら枯渇できないし、なんか素敵な方法考えてー』
ホントに空の魔石にチャージするしか方法ないの?
いや、空の魔石も在庫あやしくない?
『魔力回復はオフにして、寝る時にオンにするのが、ひとつですね』
回復しなければよかったのね。
『他には?』
『生活魔法を取得してみますか?』
『生活魔法って、ファイヤーとかウォーターとかライトとかクリーンとかだったかしら?』
『そうです、ブリーズとかドライもですね』
『取得して、生活魔法使いまくって消費すると?』
『そういうことです。あと、フェリーラザにはなかったレコーディングとリプレイ、スクショなどがあるようです』
どんな魔法なのかしら?
『知らない魔法使うのも楽しみね。生活魔法まとめて取得できるのかしら?』
『はい、レベルMAXにしますよね?』
『そのつもりだけど』
『スキルポイントが1,000,000ポイント必要ですが…』
『足りるのよね?』
『足ります。が、残り20,000くらいになります。』
別に大丈夫じゃない?1日に40,000とか50,000とか増えるもの。
『問題ないでしょ?』
『では、取得しましょう』
生活魔法を取得。もちろんレベルMAXよ。
ぴこーん!
さっそく使ってみようかな。
心の中で、〔ライト〕を念じる。
あれ?何も起きないんですけど?
『アレド、使えないんだけど』
『詠唱が必要なのでは?』
『えっ?覚えてないけど?』
ずっと無詠唱だったんだもの。
『光を灯せ、ライト。ですよ?』
『詠唱破棄とか無詠唱とかのスキルなかった?』
『詠唱破棄が50,000ポイントで、無詠唱が100,000ポイントですね』
『足りないじゃないのよぉ』
『詠唱破棄なら明日まで、無詠唱なら明後日までお待ちください。なので、今日は詠唱をどうぞ?』
えー幼女の滑舌の悪さをなめないでほしいのですけどね。
「ひかりをともしぇ、りゃいと」
右手の人差し指にぼんやりと光がともる。
おー言えてなかったけど、発動したよ。
魔力は、どれだけ使ったかな?
えーホントに?
2しか減ってないんですけど…
『アレド…2しか減らない』
『頑張ってください』
『いやいや、総量6000とかなのよ?そのうちの2よ?』
『そこは工夫してください。全部の指に灯すとか、明るさを変えるとか。それで使用魔力が変わりますよ、確か』
『あー、そんなことすごーーーく昔にやったわね。わかったわよー、やるわよ』
けどね?ひかりをともしぇなのよ、言いにくいのよ。早く無詠唱スキル取得しなければ!
『アレド、フェリーラザになかった生活魔法、教えて?どんなの?』
『レコーディングというのが、音や声、映像を録音、録画する魔法のようです』
『録音?録画?って?』
『話とか動いている姿とかをそのまま記録しておける魔法で、こちらには同じ機能の機械があるようです。レコーダーというみたいですね』
へぇーすごいのね。
『レコーディング、面白そうね』
『リプレイというのが、録音、録画したものを再生する魔法です』
ふむふむ?
『じゃあこれも?』
『はい、レコーダーで録音したものを再生できるみたいです』
『レコーディングしないとリプレイできないってことね』
『スクショは、見たものを絵として残しておける魔法みたいです』
『えっ?すごくない?これも?』
『はい、こちらのパソコンやスマホなどで検索画面などを残しておく機能です。スクリーンショットが正式な名称のようですが、省略されて、スクショのようです』
『やっぱり無詠唱スキルが必要だわ』
これは、ホントに詠唱破棄でもムリね。
ライトも言えなかったもの…
『アレド、空の魔石の在庫ってまだあるの?』
『かなり少なくなってますが、大きめの魔石がまだ残っていますよ。ドラゴンとかのが』
『それはしばらく保ちそうね、たぶん』
『大賢者のジョブとスキルが解放されたらもう少し自由に色々出来そうですけどね。創造魔法もまだ使ってませんしね』
『そうよ!!!もう魔力増えたんだから創造魔法使っても大丈夫じゃない?』
『何を創造するのですか?』
『だから!魔力を直接魔石に変える魔法を作ればいいんじゃないの?』
『あっ、確かに。考えつきませんでした。目からウロコです』
『創造魔法ってどうやって使うのかしら?ステータスに説明あったかしら?』
ステータスを開いてみる。
ギフトと創造魔法を触る。
もうひとつ画面が開いて説明が表示された。
全然見てなかったわね。
えーと?創造する魔法の名前を入力する。
『アレド、入力って何?』
『今点滅している線みたいのがあるの、わかりますか?そこに文字を入れるのですが、音声入力に変えますね。これで大丈夫です。作る魔法の名前をどうぞ』
魔法の名前?
「ませきへんかんまほう」
漢字にして
「魔石変換魔法」
どんな魔法か内容を定義する。
「まりょくをませきにへんかんする。まりょくりょうはしてい、ませきのぞくせいもしてい」
漢字にして
「魔力を魔石に変換する。魔力量は指定、魔石の属性も指定」
これでよろしければ、クリエイトボタンを押してください。
魔力総量の半分を消費します。
半分使ってくれるんだ。
クリエイトボタンをさわる。
魔力3000を消費して、新しい魔法を創造した。
ステータスに創造魔法の隣に魔石変換魔法が追加された。
『出来た!』
『出来ましたね、これで魔力消費できますね。さっそく使ってみます?』
『もちろん、やるよね。1500くらい使って火の魔石作ってみよう。新しい魔法の使い方は?』
『創造魔法と同じように触るのでは?』
あっ、ホントだ。
音声入力して漢字に変換。
「魔力量1500、魔石の属性は火」
変換ボタンを触る。
手のひらに赤っぽい魔石が出現した。
『おーできたよー』
『出来ましたね、魔力量の残りはどうです?』
『1300くらいだね』
これで、なんとか魔力枯渇させることできるわ。
『アレド、さっき魔石変換魔法作った時に、魔力総量の半分使ったんだけど、総量増えても半分消費されるのかしら?』
『それはもう、総量増えた時にやってみるしかないのでは?今の状況ではわからないですよ』
そうよね。
『また何か、作りたい魔法思いついたらやってみましょう』
『リオール様、その魔石どうされますか?』
『あーどうしよう?そもそもこの魔石変換魔法って私しか使えないのかしら?魔力の持ち主指定できたらよくないかしら?修正できるかしら?』
ステータス→ギフト創造魔法→魔石変換魔法
あっ、修正ボタンあるわ。
修正内容を入力。
音声入力して漢字に変換。
「魔力提供者を指定、を追加」
修正ボタンを触る。
魔力1000消費。
うわっ、修正でも魔力消費された。
次は、修正ないように気をつけよう。
『アレド、魔力提供者追加出来た。これなら魔石渡しても大丈夫じゃないかしら?』
『何度か試してからに致しましょう。それまではお部屋の宝箱にしまっておいてください』