作品タイトル不明
神凪一族緊急招集14〜理結
リオランドのダンジョンの進化が終わったらしい。
契約しているリオランドの住人に贈られるってギフトは、個別だったらしくどんなギフトかは確認できてないそうだ。
そりゃそうだよな、500体以上契約してんだろ?
全部のギフトの確認なんかやってたらどんだけ日にちかかんだよ。
やりたくねぇよな、それは。
全住人同じギフトかと思ってたぜ。
「管理者を5人指定して登録できる!?」
「登録したら何ができるようになるんだ?」
俺と親父が食い気味に質問する。
「りおがいなくても、リオランドに出入りできる」
「あとは?」
「登録してみないとわからない」
そりゃそうか。
「誰にするんだ?」
「それも相談」
「も?」
も、ってなんだ?
「あのね、ダンジョン進化したら階層と階層の間に1.5階層とか2.5階層とかが増えてた」
「「「はっ!?」」」
そんなことあんのか?
「で、その階層がね、コレみて?」
理織(りおり) がスクショを表示する。
「「「「「「はぁぁぁぁぁ!?!?!?!?」」」」」」
「酒の泉、だと!?」
親父の声が戸惑っている。
「なんだこの酒の種類!?」
虹樹(こうき) はすげぇ嬉しそうだな。
「理織なんで持って帰ってこないんだ!?」
いやいや、 優理(ゆうり) さん?
今すぐ飲みたいって顔やめてもらっていいかな?
「20歳以下は立入禁止区域になってるみたい。
りおとかはお酒取りに行けないから、
欲しいなら大人の人で行ってね?
だから管理者も相談って言ったでしょ?」
「あー、確かにコレは相談案件だな」
「管理者じゃなくても、管理者と一緒にリオランド入れんだよな?」
「だと思うよ?みんなもりおと入ったでしょ?」
「だよな」
「決まったら教えてね?子供チームはオヤツ食べてるから」
「20歳前の子供と、お酒興味なしチームもオヤツ食べてるわー」
理理(りのり) や 理哉(りなり) 、 理律(りりつ) に 遥翔(はると) 、 理音(りおん) 、 連理(れんり) さんに 理(さとる) さん、お袋に 瑠理(るり) ばぁちゃんに 雅羅(から) 先生、 笑理(えみり) に 愛理(あいり) に 光理(ひかり) 、9歳チームなんかはオヤツの方が大事か。
そうだよな。
お酒のために管理者権限ほしいのは、親父、じいさん、 大樹(だいき) さん、 烈(れつ) さん、 虹樹(こうき) 、 琉樹(りゅうき) 、 理人(りひと) 、 優理(ゆうり) さんに 灯理(あかり) さん、兄貴に俺かな。
ってか、どうやって決めんだよ?
「ちなみにこの酒って、レストランヤミーに卸すのか?」
俺が確認すると、
「当たり前だろ?ダンジョン産なんだから」
親父が何を今さらって感じで答える。
「だよな、ってことは管理者には在庫管理とか補充とかの作業も、もれなくついてくるわけだな」
俺がそう言ったら、一瞬みんなが、固まって目を逸らした。
おいこらっ。
もしかして、酒飲むためだけに管理者権限取るつもりじゃないよな?
「あー、私は誰かと一緒に行くだけでいいかなー」
灯理さん?
「だな、私もそうする」
優理さん?
「うむ、儂もそれでいい」
じいさん?
「俺もそれでいい」
烈さん?
「それがいい」
大樹さん?
みんな酒飲みたいだけじゃねぇかよ。
仕事はしたくねぇと?
いい大人が何やってんのかねぇ。
じゃあ、残ってるのは…
親父と兄貴と俺と理人と虹樹と琉樹か?
ひとり多いな。
「親父、誰か料理人いた方がよくないのか?一緒に行くだけでいいのか?」
「あーヤミーから1人いた方がいいかもな?」
「なら俺外れるよ」
「兄貴?」
「いやだって、親父と 理結(りゆう) と理人は権限持ってた方がいいだろ?」
「えっ?俺?」
理人が驚く。
「だって、理人マップ作れるし、鑑定出来るんだから、泉ごとに色々わかんじゃねぇの?」
「「確かに!」」
俺と理人の声が重なった。
「あと2人か?1人は料理人だよな?もうひと枠は残しといてもよくないか?なんかあったときのために。虹樹も琉樹も酒飲めればいいんだろ?」
親父に言われて、2人は、頷く。
知ってた。
みんな酒飲みたいだけなんだよな。
「なら、決まりだな。俺と理結と理人とヤミーの誰かだな」
ヤミーってソムリエとかいたんだったか?
さて、どんな酒に出会えるのか楽しみだな。