作品タイトル不明
第16章-10 カラフル尻尾
「ようやく一体目が出来たか……」
まあ、出来たと言っても『中身のゴーレムが』という意味だが、後はケリーとの共同作業になるので、一段落付いたのは間違いない。もっとも、これが関税したとしても、同じものをあと二体と違う形のものを一体作らないといけないので、まだ完全に終わったわけではない。
「一体につき一週間……いや、同じ形なら五日でいけそうだな」
一つ完成させたことで大体の手順は頭に入ったし、同じ物を作るのなら一回目よりも速度を上げることが出来るだろう。ただ、最後に作るゴーレムは今作ったものとは形が違うし大きさも違うので、一週間では作り上げることが出来ないかもしれない。
「まあ、四体目のゴーレムは元々想定していなかったものだから、確実に三体のゴーレムを作ることを第一に考えないとな」
合間合間の息抜き代わりに四体目のゴーレムの芯を作ってはいたが、三分の一も進んでいないと言った感じだ。ちなみに、装甲を装着するまでではなく、芯が出来るまでの進み具合だ。
「それに、この四体目までケリーのところに持って行って、変に恨まれるのは避けたいしな」
恨まれるとは、もちろん『ケリーに』ではなく、『従業員の女性ドワーフたちに』だ。ゴーレムの鎧を依頼に行った時はどうなるかと思ったが、ケリーが無理に注文を引き受けるのはいつものことだとでも言うように、不満は口にしていてもケリーとの間に険悪さは感じなかった。ただ、ここで追加のゴーレムを持って行くと、その分の不満まで俺に向けられる可能性がある(と感じた)ので、ケリーたちには四体目のことはまだ秘密にしているのだ。
今日の分の作業を終えた俺は、作業場の責任者に挨拶に向かった。そして運の悪いことに、明日から数日の間は、騎士団の装備を修復する作業があるとのことで、俺は作業場を使用することが出来ないとのことを知った。
帰る前に王様たちにも挨拶しておこうと思ったが、探しに行く前にクライフさんがやって来て無理だと教えてくれた。何でも、王様たちはそれぞれ仕事が立て込んでいて忙しくしているとのことで、俺が行くと間違いなくさぼろうとするだろうとのことだった。ちなみに、ルナは学園の宿題が溜まっており、マリア様とイザベラ様とティーダに囲まれているとのことだった。
王様たち……と言うか、王様とライル様はちょくちょくうちに遊びに来てはだらけているので、部下に仕事の多くを任せているのだと思っていたが、予想に反してちゃんと仕事はしているそうだ。そんな真面目に仕事をしている姿を見た時に、俺はは思わず「そっくりさんか?」などと漏らしてしまい、周囲にいた人たちを驚かせ(一部は大爆笑させて)しまったのだ。俺の呟きは本人たちにとっては面白くないもののようだったが、その代わりマリア様やシーザー様、それにザイン様からは、「もっと言ってやってくれ!」と応援されたりもした。
そんな感じで王様たちは忙しい身なので、俺は作業が終わるとそのまま帰ることもあるのだ。まあ、たまにマリア様とルナが待ち構えていたりするので、その時は屋敷に帰るのが遅くなったりもするが、今日は予定通りに帰ることが出来た。
「俺たちは明日にはセイゲンに向かおうと思っているが、テンマはどうする?」
屋敷に戻ると、玄関付近で待っていたジンがそう切り出してきた。王様たちへの報告も終わり、王都でのんびりするのも飽きてきたそうなので、ダンジョンの最下層に潜ってその周辺を調べるのだそうだ。
「そういうわけで、この間の肉を煮たやつと米を大量にくれ!」
少し前に作った牛丼は、ジンたちの好物になったようだ。あれから何度か頼まれて作っているが、そのたびに大食い大会のようになっている。
「作るのはかまわないが、牛肉の在庫が減ってきているからな。イノシシの肉でよかったら作るけど、どうしても牛でないとダメか?」
王都周辺に生息している牛は狩りが基本的に禁止となっているので、牛肉はなかなか手に入らなくなってきている。その為、俺としても牛肉はなるべく置いておきたいのだ。何かのパーティーや会食があった時、牛肉は色々と使い勝手がいいからな。
そんな規制のかかっている牛に対し、イノシシにはそういったものはなく(王都から少し離れた森などに生息しているし、森に近い村などからするとイノシシは畑を荒らす害獣なので、ギルドに討伐依頼がよく出ているのだ)、さらに群れで行動することも多いので、比較的簡単に手に入れることが出来るのだ。
「美味いなら、別に牛でも豚でもかまわん」
ということなので、イノシシを使った豚丼(まあ、イノシシも豚の仲間だから、間違いではないだろう)の量産に入った。まあ、牛丼と同じく基本的に煮込む作業ばかりなので、イノシシ肉と玉ねぎを切った後は、沸騰させた鍋のつゆにぶち込んで煮込めばいいだけだ。ただ、油の量が牛肉より多いので、一度冷気で冷ましてから、表面の固まった油を取り除いた方がいいけれど……取りすぎるとジンが文句を言いそうなので、おおざっぱに取り除く感じでいいだろう。冷やした具はもう一度温めて、お米の方は炊けた端から大鍋に入れてマジックバッグに保存すればいい。後は食べる時にジンたちが自分たちで盛れば、熱々の豚丼がダンジョンでも作ることが出来る。
「これだけあれば、半月は持つだろう。ついでに、今日の晩飯も豚丼だ」
ジンたちに渡す分と一緒に、今日の夕飯も作った。煮込むときはジンたちの分とは別々にしたが、材料をそろえるのなら一緒にした方が楽だからだ。
「それじゃあ、俺は部屋で食べるから、後片づけは頼むな」
大盛りの豚丼を作った俺は、少しでも作業を進める為に自室に引きこもることにした。
「今出来ているのは腕だけか……次は足だな。だけどまあ……でかいな」
四体目のゴーレム、その素体となっているのはミノタウロスだ。完成すると三mを超えるゴーレムになるので、他の三体の騎士型ゴーレムのように動けないかもしれないが、重量兵器としての一撃と壁としての防御力は、様々な場面で強みになると考えたのだ。
ゴーレムの核には、複数のワイバーンの魔核とミノタウロスの魔核を使っているので、単純な出力だけなら俺が作ったゴーレムの中でも、『 巨人の守護者(ガーディアン・ギガント) 』、『ライデン』に次いで三番目になるかもしれない。まあ、魔核の量からの予測なので、出力はあってもまともに動けないかもしれない。なので、強さが三番目になるとは限らない。
「まあ、失敗作になったとしても普通のゴーレムよりは使えるだろうし、壁と言う意味では存在するだけで役に立つかもしれないしな。それでも駄目なら使わないか、ばらせばいいだけだし」
ばらすのはもったいないが、実験をして経験を積んだと思えばいいだろう。豚丼を頬張りながら、簡単な図面(人に見せられるほど、画に自信があるものではない)を見続け、イメージが固まったところで作業の準備を始めた。本当は夜も騎士型ゴーレムの装甲を作りたいが、屋敷ではミスリルの加工が出来ない以上、他に出来ることを進める方が得策だろう。まあ、たまには体を休める為に休息日にすると言う選択肢もあるが、今後の予定のことを考えると早めにゴーレムの目途は付けておきたいので、最低でもケリーに頼んだ鎧が出来上がるまでは、多少の無理は承知で作業を進めておきたい。
「それにこういうのは、興が乗っている時に進めるに限るしな……っと、その前に、図面に修正を加えとかないとな」
そう呟いて、図面のゴーレムの下半身に修正を加えた。めちゃくちゃ厄介な修正になりそうだが、これをやらないと壁にすらなりそうにないので、やらないわけにはいかない。
「それじゃあ、下半身から作っていくか」
修正を加えた図面を基に、俺はミノタウロスの下半身の骨を並べていった……傍から見ると猟奇的な場面に見えるかもしれないが、ミノタウロスの骨が大きいので、逆に怪しい雰囲気は出ていない……かもしれない。
それから王城の作業場が使えるまで、俺は屋敷に籠って四体目のゴーレムを作り続けた。まあ、色々と工夫しながら作っていたので、三日かけても脚が出来ていない状況ではあるが、その分満足できそうな仕上がりになりそうだ。
王城の作業場がまた使えるようになってからは、五日かけて二体目のゴーレムの中身を作り上げた。そして、俺が中身を作り上げた日にケリーの方も鎧が出来上がったらしく、その日の夜に従業員の女性ドワーフが知らせに来たが……かわいそうなくらい目に濃い隈を作っていた。いやまあ、俺のせいでもあるのだけど……
ケリーは今すぐにでも来てほしいとのことで呼びに来たそうだが、さすがにこの状態で作業を手伝わせるのは心が痛むので、明日の昼過ぎに向かうと言うと、女性ドワーフはあからさまにほっとした表情を浮かべ、軽い足取りで帰っていった。
そして次の日、昼過ぎにケリーの工房を訪ねると、
「遅いぞテンマ! 早速鎧を見てもらおうか!」
工房に着いて早々に、ドアの前で待ち構えていたケリーが俺の手を引っ張って、工房の奥へと引っ張って行った。
「これが頼まれていた鎧だ!」
工房の奥には俺の渡した土人形と思われるものに布が被せられていて、ケリーはその前まで進むと、思いっきり布を取り払った。
「おぉ……これはいい出来だな!」
布の下から現れたのは白を基調とした騎士風の鎧で、その大きさと土人形に着せていることもあり、動かないのにかなりの迫力があった。
これはケリーがドヤ顔になるのも分かる。最終的には俺が決めたデザインなので、デザイン通りの完成形を想像しながらここまで来たが、その想像をいい意味で大きく裏切るような出来栄えだった。もっとも、ただ一点だけ不満……と言うか、想定外のものが付いていたのが気になった。それは、
「ケリー、何で兜にポニーテールが付いているんだ?」
「ポニーテールと違うわっ! 羽飾り(プルーム) だよ!」
兜の頭頂部のやや後ろ辺りから、ポニーテールのようなもの(ケリー曰く、 羽飾り(プルーム) )が生えているのだ。ケリーは羽飾りだと言って譲らないが、どう見ても材質が『羽』ではないし、例えとしてはポニーテールの方がしっくりくる。もしくは、長い髪をちょんまげのように束ねたという感じ(まあ、この世界だとその説明で理解するのはナミタロウくらいだろうが)だ。
「こういうのは付けなくていいって言ったよな? 戦っている最中に捕まれたらどうするんだ?」
「こんなのが暴れている時に、羽飾りを掴めるような奴はそうはいない! それに、強く引っ張りすぎると、根元から外れるように作ってあるし……」
試しに強めにポニーテールを引っ張ってみると、『スポンッ!』と言う感じで抜けた。
「ほら、こんな感じで掴まれても大丈夫だろ? それに、ここまで立派な鎧なんだから、ちょっとくらい装飾を付けておいた方が強く見えるって!」
確かに、ケリーの言うことにも一理あるように思うが、ここまで必死になっているのは何故だろうと思っていると、
「ん? あれは……」
「何で持ってきてるんだよ! 倉庫の奥に隠しておいたのに!」
ケリーの後ろで女性ドワーフたちが、目の前の鎧のものと同じ形の兜を二個と、それに装着できるであろうポニーテール(羽飾り)を 数(・) 本(・) 、俺に見えるように掲げていた。
「つまり、調子に乗って兜だけ先に作ったから、今更違う形にするのは嫌だと言うわけか」
「いやまあ……嫌だと言うよりは、想像よりも出来のいいものが作れたから、これ以上のものは作れないかもしれない気がして……その……」
これ以上のものは作れる気がしないと言うのも本当なのだろうけど、多分それ以上にあの形が気に入ったのだろう。気に入ったからこそ先に兜だけ作ったのかもしれないし、残り二つ分の鎧や武具のことを考えたら、作り直すにはミスリルの残量が心もとないのだろう。出来が良すぎるから、あの兜を鋳潰したくないのだろうし。
「それにしても、替えのポニーテールが六色……すでに付けてある分も合わせて七色か。何と言うか、カラフルだな……」
完成した鎧についているポニーテールの色は黒で、女性ドワーフたちが持っているものは、赤、白、青、茶、緑、 黄色(オレンジ) と、とてもカラフルだ。
「だから、ポニーテールじゃ……」
「材料は馬のしっぽの毛です」
ケリーがまた反論しようとした瞬間、後ろで変えの飾りを持っていた女性ドワーフの一人が、飾りの材料をばらした。
「やっぱりポニーテールか。まあ、ここまで来たら材料は何でもいいけどな。そんな事より、中身のゴーレムに鎧を着せるか」
材料が分かったところでポニーテールと言う印象は変わらないし、むしろ本物のポニー(材料の馬の大きさは知らないけど)テールだと裏付けされただけだ。そんなにことに時間を無駄に使うよりも、さっさとここに来た目的を果たして、ミノタウロスゴーレムの続きをやりたい。まあ、鎧を着せて調整した後で、その次は鎧をゴーレム化する作業があるので、屋敷に帰るのはかなり遅い時間、もしくは日付が変わってからになるだろう。
「ああ、そうしようか……ポニーテールじゃなくて羽飾りだけどな……とりあえずテンマは、作業をサポートするゴーレムを出してくれ。力はそんなに強くなくていいから、なるべく細身で背の高いやつを頼む」
工房の中にはいろいろな道具や材料、出来上がった武具や作りかけの武具が転がっているので、動かしやすい細身のゴーレムが必要ということなのだろう。
「それじゃあ、テストもかねて二体目の中身ゴーレムに手伝わせようか」
一応、簡単なテストを貸しているので、一体目も二体目も問題なく動くことは確認しているが、鎧を装着させる、もしくはその手伝いをするような細かい動きが出来るかを試してみることにした。
「一号はそのまま、二号はもう少し上げて……そこでストップ」
ケリーの指示通りに、一体目と二体目のゴーレムが動いている。細かな作業は不得意かもしれないと思ったが、芯の全体に使った 筋(すじ) のおかげで、これまで作ってきたゴーレム以上の滑らかな動きが出来るようになった為、慣れていない人間が手伝っているというレベルの動きを見せていた。
「細かい作業でこの動きなら、思った以上に色々な作業が出来そうだな。ところでテンマ……」
「このタイプのゴーレムはやれんぞ」
ケリーが何を言い出すのか予想出来ていたので、最後まで言う前に断った。さすがに結婚相手に渡すものと同じものを、結婚する前に他の誰か……他の女性にあげる約束をするのは外道過ぎるだろう。
「問題は無いみたいだな。軽く動いてみろ」
一体目のゴーレムに命令を出すと、ゴーレムは工房の中で一番広さがあるところに移動して動き始めた。
「なあテンマ……これは何の運動なんだい?」
「怪我をしないための運動だが、体の色々なところを動かすから、動作確認にはもってこいなんだ」
簡単に言うと、ラジオ体操第一の よ(・) う(・) な(・) も(・) の(・) をやらせているのだ。何故『ようなもの』かと言うと、ただ単に俺がラジオ体操の細かいところまで覚えていないからだ、忘れているところはそれっぽいものになっている可能性が高いからだった。
「ふ~ん、まあいいや。運動のことは置いておくとして、ゴーレムの動きに問題は無いみたいだな。後は、鎧をゴーレム化した時にどうなるかだけど……そればかりはやってみないと分からないな。まあ、鎧のゴーレム化に失敗したとしても、中身のゴーレムだけで充分な戦力になりそうだな」
ケリーはこの状態でも十分と言いたいみたいだが、俺からすると鎧型のゴーレムと一体になってこそ成功と言えるので、ここからが本番だった。
「それじゃあ、やるか。二号、一号の鎧を脱がせるのを手伝え」
二号(仮称)に命令して一号(仮称)の鎧を脱がし、ゴーレム核を付ける場所を確認した。
「それで、どうやって中身と鎧を一つにするんだい? 下手に鎧をゴーレム化すると、中身と鎧が別々の動きをして、使い物にならないんじゃないのかい?」
「それについては考えがある」
二体のゴーレムを一つにすれば、当然ケリーの言ったような心配がある。なので、
「例えばこの鎧の胸に付けるゴーレム核は、中身のゴーレムの胸に付けているゴーレム核のかけらを埋め込んである。これで、中身のゴーレム核と鎧のゴーレム核が連携するはずだ」
一応、土で作った小さなゴーレムでの実験は成功しているので、一号と鎧でも成功する確率は高い。ちなみに、実験に使った土のゴーレムは、手のひらサイズで簡易的に作ったものだったこともあり、強度の問題から何度目かの実験で壊れてしまった。
「まずは胴体部分から手を付けるか。中身の胴体部分の核と重なるのは……ここだな。ここに印を付けて……っと」
後はケリーに頼んで、核を乗せた状態でその上からコーティングをしてもらった。ちなみに、コーティングに使ったのは銀と銅を使った合金だ。ミスリルより柔らかいが合金なので強度もあり、銀を使っているのでミスリルとの相性もいいと言われている。
「コーティングを冷まして、中身のゴーレムに着させるんだけど……やっぱり、微妙に合わなくなったな」
「まあ、コーティングを薄くしたと言っても、それなりに厚みが増したからね。でも、これくらいなら装甲の方を軽く削るくらいで済むさ。そっちはうちの連中にやらせよう。その間に、テンマは他の核を付ける場所を決めて、私はコーティングをしていくとしよう」
核の場所を決める作業とコーティングの作業はさほど時間がかからなかったが、装甲を削る作業は微調整をしながらの作業なので、俺とケリーの作業が終わっても、女性ドワーフたちの作業はまだ続いていた。
「それじゃあ私たちも、装甲を削る作業に入ろうか。複雑な工程じゃないから、交代で休憩を取りながらやればいいだろう」
細かな作業だが複雑ではないので、途中で作業を変わっても問題なく続けることが出来ると言うケリーの判断で、交代しながら作業を続けることになった。その結果、
「予定よりも早く終わったな。後は、実際に動かして様子を見ないといけないけど……さすがにそれは工房ではできそうにないな」
始めた時は日付が変わることも覚悟したが、終了は予想よりもかなり早く、夕食時くらいの時間に終わることが出来た。
「それじゃあ、今日はここまでにして、明日王都の外で動かしてみるか」
「そうだね。今日くらいは早めに寝るとするかね」
予想より早く終わったことを一番喜んでいたのは、間違いなく女性ドワーフたちだろう。しかも、このまま終わるというケリーの決定付きだ。
「それでも、前世で言えばブラックなんだけどな……」
「ん? 何か言ったかい?」
「いいや、何も」
夕食時に終わって早いと喜ぶのは、前世で言えば確実にブラック企業のやることなのだが、それでも女性ドワーフたちにとっては喜ばしいことみたいだ。それだけで、いかにケリーの暴走に精神がマヒさせられているのかが分かる。
ケリーの工房がブラック企業と言うのは今はどこかに置いておいて、明日の集合場所と集合時間を決めて解散した。集合時間は昼過ぎにしたので、多少は女性ドワーフたちも休むことが出来るだろう……ケリーが暴走しなければ、多分。