軽量なろうリーダー

作品タイトル不明

183、浴室で。寝室で。 ※

そして風呂。

我が家の自慢、マギトレントの湯船。私とアレクが片側に。リゼットは反対側に入っている。なんだこれ?

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リゼットが見ている以外はいつも通り。

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アレクをお姫様抱っこで寝室まで運んだ。

『水鞭』

水の魔法だ。

〜〜削除しました〜〜

二時間後。

〜〜削除しました〜〜

「じゃあ僕は寝る。二人ともおやすみ。」

『消音』

最近のアレクにはこれぐらいお仕置きしてもいいよね。今日だってリゼットまで巻き込んだんだから。

それにしてもやはりアレクは高位貴族の思考だよな。ソルダーヌちゃんには見せられないような姿でもリゼットには容易く晒すことができる。使用人を人間とも思ってない貴族は彼らの前で普通に着替えたりトイレをすることができるタイプのやつだな。

〜〜削除しました〜〜

ううーん朝かな。よく寝た。

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これは驚いた。二人ともまだ起きてたのか。お互い向かい合ってるのね。よし、アレクにご褒美だ。

〜〜削除しました〜〜

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〜〜削除しました〜〜

そして昼前。アレクは眠ってしまった。リゼットも変な姿勢で寝ている。まあいいや、二人とも洗浄の魔法だけかけておいてあげよう。体のあちこちがドロっとしてるし。それから部屋にも。

しばらく起きそうにないし、ダミアンの所に行こう。昨日、後でまた来るなんて言ったのに行かなかったからな。

階下にはマーリンが来ていた。ほっ、無事だったか。よかった。

「やあマーリンおはよう。元気そうで安心したよ。」

「坊ちゃんたら、もうお昼ですよ。何か食べられますか?」

「じゃあ軽く何かお願い。それから上に二人ほど寝てるから起きたら何か食べさせてあげて。」

「はい、分かりました。」

うまい。疲れた体にマーリンの料理は沁みる。

煮しめとか、けんちょう汁とか、ガメ煮とか、筑前煮のようにじんわりと暖かい。

「美味しかったよ。いつもありがとう。家は無事だった?」

「ええ、おかげさまで無事ですわ。坊ちゃんもかなり奮闘されたそうで。」

「いや、大したことないよ。それより例の湯船ができたよ。今から行こうか?」

「まあ! 本当ですか! 実はかなり楽しみにしてましたの! ではご足労お願いできますか?」

「いいよ。すぐ行こう。」

マーリンとお喋りをしながら街を歩く。やはりまだ街中バタバタしているな。無理もない。そういえば結局呪いの魔笛を吹いたのは誰なんだ?

スパラッシュさんが持っていた笛はゴレライアスさんが保管している。

教団の幹部が吹いた魔笛は王宮に接収された。

そして今回の件。一体この世界に何本存在するんだ? いや呪いの魔笛だけとは限らない。他にも似たような呪いのアイテムがあってもおかしくない。例えば一億歩歩くまで脱げない呪いのブーツとか……全く、恐ろしい世界だ。

マーリン宅に到着。オリバーさんは留守か。亭主の留守に人妻の自宅へ……全然ドキドキしない。マーリンだもんな。丸い腹が暖かいぜ。

そして浴室をバッチリきれいにしてから古い湯船を回収。さらにもう一回洗浄。そして新品の湯船を設置。うん、いい仕事した。

「んまあ坊ちゃん! こんなに豪華な湯船を! これは一生坊ちゃんのお世話をさせていただくしかありませんわ!」

「はは、よろしく頼むよ。ついでにお湯を入れておくから入ったら?」

「いえ、主人を待ってからにしますわ。本当にありがとうございます!」

「喜んでもらえてよかったよ。じゃあ僕はダミアンのとこに行くから。」

「ええ、いってらっしゃいませ。」

あんなに喜んでもらえるとは。やはり贈ってよかった。マーリン夫妻にはよくしてもらってるもんな。

さて、今度こそダミアンのとこに行こう。辺境伯邸も散々だもんな。少しぐらい助けてやらないとな。