軽量なろうリーダー

作品タイトル不明

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《運営インフォメーションがあります。確認しますか?》

ログインしたら運営インフォが来てました。

いつもの奴か?

《統計更新のお知らせ:本サービス昨日終了時点データに更新しました!》

いつもの奴でした。

プレイヤーの数だけ、把握しておこうかね?

生データを仮想ウィンドウに表示し、一番下の行を確認した。

総プレイヤー数は54,000人に迫ってきている。

うむ。

順調に増えてる?

増えたら増えたで困る事も想定される。

混雑するのも、困る。

今の所は嫌になるほど混んでいるようには思えない。

レムトの町やレギアスの村は賑わっていそうだけどな。

まあそれはそれとして。

土霊の祠の中を見回すと、結構な数のプレイヤーがいるであろう事が分かる。

それでも風霊の村に比べたら多くはない。

息苦しさはなかった。

時刻は午前6時。

オレのMPバーも全快。

よろしい。

文楽を召喚する。

一緒にテントを片付けると祠を出た。

料理は外でしないと、な。

祠の中では空気が滞留してしまいそうだ。

エリアポータルの領域はそこそこ広い。

適当な場所で机と椅子を置いて、文楽に料理をさせよう。

メイン食材は昨日入手した雷山羊の腱だ。

雷山羊の腿肉も使わせる。

ハンネスから貰った食材もまだまだ余っている。

さて、何が出来るかね?

待っている間に召喚もしておこう。

残月、ヘリックス、黒曜、そしてヘザーだ。

瑞雲もどんな風に戦うのか、見ておきたいよね?

でも夜まで待とう。

こいつは暗い場所でないと真価が分からないみたいだし。

周囲にもいくつか、朝飯の準備をしているプレイヤー達がいる。

こうして見るとバーベキュー大会の会場みたいに見えるな。

実に、いい。

朝日を受ける山々の風景もまたいいのだ。

眺めているだけで癒されます。

でもあそこに行くんですよね。

怖そうな魔物もいるのが分かっている。

料理が出来上がりました。

さあ、どうだろうか?

【食料アイテム】雷山羊の腱の含め煮込み腿肉ステーキ添え

満腹度+35% 品質B+ レア度6 重量1

※効果シークレット

ブリッツの腱にスープを煮含めた料理。

腱の食感も活かされている。

来たぜ。

レア度6ですよ?

そして効果シークレットだ。

行儀はよくないが、ガツガツと食べ進めた。

旨い。

腱の横には焼いた雷山羊の腿肉も添えてある。

これも旨い。

合間に野菜スープで流し込んでいく。

味わって食いたい所だが、早く効果を知りたいのですよ。

結構な量があったように思えたが、あっという間に食べ終えた。

そしてインフォが来る。

《補助スキル【軽業】を獲得しました!有効化しますか?》

軽業、か。

取得可能になってたと思ったが、ずっと取得してこなかった奴だよな?

ボーナスポイント消費がないのだから有難く取得、有効化しておこう。

片付けを終えたら文楽は帰還させる。

ナインテイルを召喚した。

今日も最初は移動メインで行く。

残月は呪文で強化、移動速度も上がる筈だ。

ヘザーも残月を支援する。

敏捷度は更に上乗せされていた。

天気もいい。

狩りをするにはいい日だ。

無論、全く魔物と遭遇しない訳ではない。

ブラックベア、それにスノーエイプ。

こっちに襲い掛かる気配は当然、ある。

だが少し追いかけてくるものの、すぐに諦めてくれるようです。

残月が長駆するスピードは最大速度ではない。

それでも魔物をぶっちぎりです。

遭遇戦はなるべく避けてはいるが、全く避けられる訳もない。

正面側の木陰から飛び出して襲ってくる奴だけは相手をした。

スノーエイプ2匹だけ狩って先へと進んでいた。

ヘリックスと黒曜が先制して攻撃し、オレが馬上から杖で殴りつけて、残月が踏み潰す。

まるで流れ作業だ。

済まぬ。

今日は格闘戦をするだけの余裕がないんだ。

分かれ道に到着したのは午前9時を少し過ぎていた。

右へ向かえば山頂。

左へ向かえば森の迷宮。

無論、オレ達が向かうべきは右だ。

ここで陣容を変更する。

ヘリックス、黒曜、ヘザーはそのまま。

残月とナインテイルは帰還させた。

戦鬼とリグを召喚する。

ここからは山登りだ。

防寒着は装備しておこう。

以前、登った地点に到着した。

ここでコール・モンスターを使って見る。

サスカッチは?

1匹だけ引っ掛かかった。

ブリッツとユキヒョウもいるが、近くにはいない。

まだサスカッチと距離がある事を確かめると先へと進む。

ここは足場が悪い。

戦ってみるにしても、ある程度の広さが欲しい。

更に尾根を辿る。

少し高い峰を抜けると、火口のような窪みが見えた。

大きな水溜りのような場所もある。

下に見えてはいるが、一旦下ってからまた登らないといけない。

まだ時間が掛かりそうだ。

ヘリックスが何かを見つけた。

そして緊張している様子も感じ取れる。

何かが、いた。

それは尾根の途上に、まるで岩のように存在している。

遠目で見てみる。

尾根の、しかも風が通るような場所で毛玉のようになっていた。

毛並みの色は灰色のようだ。

サスカッチは白かったような気がするんですけど。

近寄ってみれば【識別】で分かると思うが。

ウェンディゴ Lv.3

魔物 討伐対象 パッシブ

戦闘位置:地上 氷属性 睡眠中

えっと。

サスカッチじゃないのか?

毛並みは灰色だ。

大き目のゴリラ、という印象はサスカッチと変わりがない。

で、何だってこんな所で寝ているんだ?

寒いだろ?

いや、氷属性って事は寒いのは大丈夫なのか。

つか、邪魔ですから!

通りたくとも、通れない。

しかしあの重量感、簡単に排除できるかどうか。

問題は、足場だ。

ヘリックス、黒曜、ヘザーは問題ない。

戦鬼とリグの組み合わせが問題だ。

それ以上にオレが問題だ。

逃げ場が、ない。

ここは覚悟を決めようか。

どうせいずれは戦う相手なのだ。

パッシブでいる内に先手を打てるだけ、有難いと思うべきだろう。

最初に練気法。

続いて全員に呪文で強化をしていく。

無論、レジスト・アイスを忘れてはなるまい。

オレと戦鬼は力水も使う。

ここは全力で排除するべきだ。

「ディフェンス・フォール!」

呪文を放つ。

赤いマーカーに状態異常を示すマーカーが重なった。

同時に魔物が動き出す。

おお、おっかない顔をしてやがる。

次の呪文を選択して実行。

敢えて、戦鬼の前にオレは立っていた。

こっちに突進して、来い。

来た。

同時に後方からヘリックスと黒曜が襲い掛かる。

奇襲。

さすがにこれは把握できていなかったようだ。

まともに喰らっている。

魔物が後ろを振り返った。

こら、こっちを見ろ!

ヘザーの目の前に岩塊が具現化して撃ち出される。

またしても、直撃。

しかも横顔にだ。

そして同じ場所に戦鬼の拳が叩き込まれていた。

オレだったら即死ものだろう。

それを、耐えた。

あの戦鬼が振り抜けない。

ダメージは、ある。

魔物のHPバーは1割ほど減っているのだ。

だがこれはどうだ?

戦鬼のパワーと体重の乗っている拳を首の力だけで受け止めている。

こいつ、牛頭鬼クラスのパワーはありそうだ。

ウェンディゴの反撃。

戦鬼の腹へと拳が撃ち込まれる。

直撃だ。

だがその場所には既にリグがいた。

戦鬼が魔物の左腕を掴み、振り回そうと試みるが。

できない。

パワーは拮抗した。

戦鬼の脇を抜けてオレも魔物に迫る。

敢えて踏み込んだ。

魔物はその右腕をオレに向けて放つ。

渾身の、右フックだ。

「ディメンション・ミラー!」

壁呪文を展開。

魔物の一撃はオレに届かない。

その一撃による衝撃は魔物自身が受ける事になった。

どうだ?

HPバーが一気に半分近くまで減っていた。

「グルァァァァ!」

同時に戦鬼が動く。

その裂帛の気合は獣の咆哮となって響いた。

「ギシャァ!」

魔物もまた奇妙な声を上げる。

戦鬼が魔物の腕を巻き込むようにして、力任せに投げた。

その投げは技とは言えない様な代物だっただろう。

だが体勢を崩していたのが不運であった。

地面に叩きつけられる。

オレならば関節技に行く所だが、戦鬼はそうはしなかった。

殴りに行く。

飽くまでも、殴りに行くのであった。

だが魔物も戦鬼の腕を掴みに行く。

再び、膠着。

だが魔物の抵抗はそこで詰んでいたようである。

魔物の顔に向けて戦鬼から何かが垂れて来ていた。

リグだ。

魔物の顔前面を覆う。

何度か魔物の体が跳ね上がっていた。

あれでは息が出来ないだろう。

それに加えて電撃を魔物に与えているらしい。

戦鬼は殴りつけるのを止めた。

暴れようとするのを押さえつける事に専念し始めた。

いい判断だ。

リグの独壇場は続く。

長いようでもあり、短いようでもあった。

オレは何をしていたのか?

魔物のHPバーが減っていく様子を見ているだけでした。

そうか。

そうだよな。

こういう倒し方も悪くない。

だが不満はある。

この魔物を殴る機会がなかった。

概ね、戦鬼との対比で、どれほどの強さなのかは、分かる。

それはいい。

もういいんだ。

暴れる機会がなかった。

《只今の戦闘勝利で召喚モンスター『黒曜』がレベルアップしました!》

《任意のステータス値に1ポイントを加算して下さい》

やはり、な。

あの洞窟で結構活躍してきているのが効いているようだ。

ヘリックスや残月を先んじてレベルアップしてきたか。

出来れば適度に稼げる狩場が洞窟以外にも欲しいんだが。

闘牛相手もいいんだが、アイテムを剥ぐのも大変なんですよ。

おっと。

ステータス値で既に上昇しているのは筋力値だ。

もう1点のステータスアップは精神力を指定する。

召喚モンスター 黒曜 ミスティックアイLv2→Lv3(↑1)

器用値 13

敏捷値 21

知力値 21

筋力値 14(↑1)

生命力 13

精神力 21(↑1)

スキル

嘴撃 無音飛翔 遠視 夜目 奇襲 危険察知 天耳 水属性

さて。

ウェンディゴの死体からは何が剥げるだろうか?

【素材アイテム】雪獣人の骨 原料 品質C+ レア度4 重量1

ウェンディゴの骨。大きいサイズの割りに軽くて丈夫。

骨か。

このパターンは覚えがあります。

スノーエイプだ。

では次の段階に行こう。

ウェンディゴの脅威がどの程度のものか、確かめてみたい。

それには何回か戦って見ないと。

コール・モンスターを使って見る。

相変わらずサスカッチは1匹しか確認できない。

ウェンディゴの方が圧倒的に多かった。

では、呼び寄せてみようか。

できません。

何故だろう?

試しに一番レベルが低い個体の情報を呼び出してみました。

ウェンディゴ Lv.1

魔物 討伐対象 パッシブ

戦闘位置:地上 氷属性 睡眠中

おい。

また寝てるのかよ!

試しに一番レベルが高い奴も見てみよう。

まあ予想はしてあるけどな。

ウェンディゴ Lv.5

魔物 討伐対象 パッシブ

戦闘位置:地上 氷属性 睡眠中

そうですか。

皆、寝てるのね。

コール・モンスターは寝ている魔物には無効であるらしいです。

しょうがない。

先に進もう。

予感は、ある。

尾根沿いに進んだ先にもウェンディゴがいる筈なのだ。

いずれ、戦う事になるだろう。

その予感は外れなかった。

今度のウェンディゴもまた丸くなって寝てます。

ウェンディゴ Lv.2

魔物 討伐対象 パッシブ

戦闘位置:地上 氷属性 睡眠中

先刻の個体よりもレベルは低いようだ。

それに足場もいい。

そこそこの広さがあるのだ。

こいつは都合がいい。

色々と試してみよう。

オレと戦鬼だけ、条件を変える。

力水は、使う。

その代わりにフィジカルエンチャント・ファイアは使わない。

必要、と感じたら追加したらいい。

力水を戦闘中に使うのは色々と不便なのは確実だ。

そしてオレも練気法は使わない。

格闘戦もやってみたい。

当然だがリスクもある。

でもね。

一度、ぶつかってみないと、分からないと思うのですよ。

最初の一撃は戦鬼による奇襲だ。

思いっきり、蹴ってます。

目覚めにはキツい一撃だろう。

ウェンディゴですが、それでも半分は寝ぼけているように見えます。

こいつの態度は大物のそれだ。

で、もう一発、顔面に戦鬼の拳がめり込んだ。

これで完全に目覚めたようです。

遅いって。

怒り狂う魔物が腕を振り回すのを戦鬼が避ける。

後方から黒曜が後頭部を突く。

続いてヘリックスも加わる。

その隙にオレは距離を詰めた。

呵責の杖を撃ち込む。

その反発が半端ない。

ゴムの塊を殴ったような感触。

蹴りを足の甲に撃ち込んでみたが、まるで効果がない。

おお。

予想通りとはいえ、これは凄いな。

スピードはどうだ?

腕を振り回してくる。

頭上を通過する勢いは恐怖を増幅するのに十分だった。

だがこいつの攻撃手段はそれだけではなかったようだ。

息が白い。

いや、オレの吐く息も当然だが白い。

だがこのウェンディゴの吐く息は、異様に白い。

周囲の気温が急激に下がっている?

気のせいではない。

寒い。

体の芯から震えるような感覚。

これはマズいか?

戦鬼とリグと並んで前に出るのだが、リグの様子がおかしい。

動きが目に見えて鈍ってきている。

緑のマーカーに小さなマーカーが重なってきている。

敏捷値の低下。

器用値の低下。

リグだけではない。

全員、影響を受けている?

レジスト・アイスは掛けてあるのにこれだ。

「ギィ!」

まだ影響が少なくて助かった。

戦鬼が頭に腕を回して抑えているうちに攻撃を加えていく。

「スチーム・ショット!」

口の中に攻撃呪文を直接叩き込む。

呵責の杖の先端で目を突いた。

直撃?

手ごたえは少し違う。

寸前で目を閉じていたらしい。

だが隙は出来た。

戦鬼がウェンディゴを地面に転がした。

うつぶせになったウェンディゴの上に戦鬼が馬乗りになる。

後頭部を、殴りつけ続けた。

オレもそれに参加する。

耳の辺りを呵責の杖で突きまくった。

ヘリックスの一撃はもっと効果的だったろう。

完全に目を潰してしまいました。

黒曜も頭頂部を嘴で抉っていく。

たった1匹の魔物相手にイジメにも似た構図だ。

でもこれって狩りなんですよ。

やるべき事はやらないと、な。

やたらとタフではあったが、数の暴力の前には無力だ。

動きは緩慢になっていたものの、リグもウェンディゴの呼吸を塞ぐ。

詰み、である。

【素材アイテム】雪獣人の皮 原料 品質C+ レア度4 重量4

ウェンディゴの皮。分厚くて硬いので加工し難い。

骨は剥げなかったが皮が剥げている。

微妙に重たい。

何かに使えそうな感じだ。

その代わりに加工費用はお高くなりそうな雰囲気がある。

持ってみると重さよりも硬さが気になった。

先に進もう。

尾根は登り降りを繰り返していく。

横目に見える両脇の崖は徐々に険しくなってきている。

風が少し出てきているせいか、寒さも厳しくなりつつあるようだ。

寒い。

防寒着があっても寒い。

全員にレジスト・アイスを掛けて凌ぐしかない。

リグあたりは黄色の葛饅頭と化してあまり動かないようになっている。

ヘリックスと黒曜は平気なようだが、ヘザーは寒そうだ。

行き止まり?

いや、尾根が切り立っているようになっているだけだ。

眼下に向かうべきルートが見えている。

ロープで降りるか?

だがオレには便利な手段がある。

オレと戦鬼にレビテーションを掛けて飛び降りた。

標高差はそこそこあったと思うが、ちゃんと軟着陸している。

問題は戻る際にどうするか、だな。

まあリターン・ホームで戻ったらいいか。

そして3匹目を発見。

またしても寝ているようだ。

ウェンディゴ Lv.2

魔物 討伐対象 パッシブ

戦闘位置:地上 氷属性 睡眠中

方針は決まっている。

速攻だ。

吐く息が冷気の源。

戦鬼とリグが鍵になるだろう。

オレはどうするか?

無論、戦いますとも。

今度は地形が、いい。

崖の谷間のようになっているのだ。

つまり、ぶつける壁がある。

馬頭鬼のように壁に突っ込ませる事ができるのか、試してみたい。

「よっと!」

ウェンディゴの肘を下から持ち上げるようにして凌ぎながら足を引っ掛ける。

転びはしない。

バランスを僅かに崩すだけでいい。

それで魔物は切り立った崖に突っ込んでくれる。

だがこの戦法、確実ではない。

崖に激突してくれるのは2回に1回って所か?

意外にもバランスをすぐに取り戻すのだ。

格闘センスも高い。

左右の腕を大きく振り回すかと思えば、細かく突き出したりもする。

ジャブかよ!

間合いもあるし厄介だが。

こいつは体格の割りに足が短い。

蹴りによる攻撃はなかった。

呵責の杖による攻撃もちゃんと通る。

そんなにHPバーは減ってくれないが、積み重ねたらいい。

概ね、感覚は掴んだ。

では、集中攻撃するとしよう。

戦鬼が魔物の片腕を掴んだ。

互いにパワーでなら拮抗するが。

オレは肘裏に向けて杖を打ち込んで懐に入る。

狙いは足だ。

「パラライズ!」

呪文を放ち、足の甲を杖で突く。

脇を抜けて膝裏を蹴り飛ばした。

一瞬、踏ん張りが効かなくなる。

そこで戦鬼が捕まえている腕を引っ張り、岩壁に向けて思いっきりぶつけた。

何度も。

何度も、だ。

冷気?

いや魔物もそれどころではなくなっている。

ボロボロにされたウェンディゴに止めを刺したのはヘザーになった。

撃ち込んだ岩塊が顔面に直撃である。

無残。

酸鼻な様とはこういう事なのだろう。

《只今の戦闘勝利で【魔法効果拡大】がレベルアップしました!》

《只今の戦闘勝利で【魔法範囲拡大】がレベルアップしました!》

《只今の戦闘勝利で召喚モンスター『ヘザー』がレベルアップしました!》

《任意のステータス値に1ポイントを加算して下さい》

後衛からの支援でヘザーのMPバーは半分を切っていた。

前衛にいると気がつかないうちに減ってたりするんだよな。

後ろからサモナーらしく見ていたら分かるんだろうけど。

おっと。

ステータス値で既に上昇しているのは敏捷値だ。

もう1点は知力値にしよう。

ヘザー フェアリーLv5→Lv6(↑1)

器用値 6

敏捷値 21(↑1)

知力値 22(↑1)

筋力値 3

生命力 3

精神力 23

スキル

飛翔 浮揚 魔法抵抗[中] MP回復増加[小] 風属性 土属性

うむ。

いい感じで伸ばせている。

もう少しで数字も揃うかね?

ウェンディゴの死体からは雪獣人の骨と皮も取れた。

獲物があるのはいい事です。

では、3匹まで狩ってみた総括。

敵手としての難易度は明らかに牛頭以上、牛頭鬼と同レベルか?

パワーでは牛頭鬼よりも下。

だがスピードは牛頭鬼よりも上、馬頭鬼よりもいいかもしれない。

武器は持っていない分、脅威としては低く感じる。

だがこいつは冷気を操る。

どうも息から冷気を吐くようだ。

口を塞いでいたリグがいくらかダメージを喰らっていたし、間違いないだろう。

そしてその冷気は強力だ。

レジスト・アイスがあってもジワジワと効いて来る。

侮れないな。

サスカッチはどうなのだろう?

こんな寒い所にいるのだ、同系統の魔物と見るべきか?

ウェンディゴよりも強い、とか?

大いに有り得る。

牛頭大将、馬頭大将並みか?

或いは金剛力士に匹敵するか、それ以上と見るべきかもしれない。

時刻は午前11時を過ぎた所だ。

インスタント・ポータルを使い、休憩する事にしよう。

MPバーの減りはそう酷くはないが、減っているのも事実だ。

料理は変性岩塩(聖)も込みで作る方がいいな。