軽量なろうリーダー

作品タイトル不明

1211

時刻は午後6時30分、召魔の森に到着したのだが。

何かを忘れていたような感覚がオレを襲う。

急に思い出した。

グロウ・プラントだ。

忘れてた!

重要じゃない事は忘れていい。

しかしながら、エリアポータル解放戦前に考えていた事も忘れるというのはいかんな。

でも引き返しはしません。

もっとやっておきたい事があるのです!

ポータルガードの面々は周辺の森林へ狩りに出掛けようとしてました。

はい、回れ右!

対戦に付き合って貰おうか!

行儀が悪いけど、歩きながら携帯食を摂りつつ布陣を変更する。

待宵、キレート、タペタム、風花、パティオとしました。

ポータルガードは当然だけど全員、参加です!

一方で僅かに残ったオレの冷静な部分が囁いている。

ポータルガードの枠、増えてませんか?

分かっている。

分かっているけど、優先すべき事があるのだ。

発散しましょう。

出来るだけカタストロフィは使わない方向で!

そこが重要なのです。

それが重要なのです。

だが、危険物を捧げる場合はどうしたらいい?

試すのはある程度、禁断症状が緩和されてからの方がいいだろう。

今はただ、格闘戦がしたい!

ここの闘技場で満足出来ないようであれば、どうする?

工夫するしかない。

鞍馬を召喚して対戦するとか。

鞍馬を召喚して対戦するとか。

鞍馬を召喚して対戦するとか。

そうしよう。

選択肢が無い所が悲しいけど、鞍馬は召喚当初からそういう目的も担って来た。

最近、対戦をする機会が減っているけどね。

不足するようであれば対戦相手を頼む事になるだろう。

《只今の戦闘勝利で【捕縄術】がレベルアップしました!》

《只今の戦闘勝利で【杖】がレベルアップしました!》

《只今の戦闘勝利で【光魔法】がレベルアップしました!》

《只今の戦闘勝利で【土魔法】がレベルアップしました!》

《只今の戦闘勝利で【火魔法】がレベルアップしました!》

《只今の戦闘勝利で【溶魔法】がレベルアップしました!》

《只今の戦闘勝利で【ロープワーク】がレベルアップしました!》

《只今の戦闘勝利で【耐暑】がレベルアップしました!》

《只今の戦闘勝利で【登攀】がレベルアップしました!》

《只今の戦闘勝利で【ダッシュ】がレベルアップしました!》

《只今の戦闘勝利で召喚モンスター『待宵』がレベルアップしました!》

《任意のステータス値に1ポイントを加算して下さい》

いかん。

途中から待宵はオレの姿を写し取らせていたんだが、これはいけない。

待宵もまた、カタストロフィが使えるという恐ろしい事態に!

いや、そうなるであろう事を予測の上ではあったんですがね。

格闘戦が目的だったし、冥府の杖を捧げ続けていたんだが。

待宵がオレの姿になった直後の対戦は酷いものだった。

いきなり序盤にカタストロフィが炸裂、その後は唯の蹂躙戦だ!

いや、それはそれで楽しんだんだけどさ。

物足りなかったのも事実です。

仕方なく世界樹蛇鶏の羽を闘技場のオベリスクに捧げてみた。

出現するのは北欧神話の皆さん、特にトールの写身には期待してたんだが。

カタストロフィの効果はオレと待宵で重ねてみても相乗効果は見込めないようです。

まあ、それはいい。

予想通りだ。

問題は?

格闘戦に突入する頃にはトールの写身も沈む寸前になっていた事だろう。

戦闘時間が間延びするのは承知でダーク・ヒール、使っちゃいました。

そうでもしないと楽しめなくなっている。

おかしい。

どうしてこうなった?

やはりカタストロフィの呪文が全部悪い!

待宵のステータス値で既に上昇しているのは筋力値でした。

もう1点のステータスアップは生命力を指定しましょう。

待宵 レプリカントLv86→Lv87(↑1)

器用値 63

敏捷値 83

知力値 95

筋力値 38(↑1)

生命力 38(↑1)

精神力 95

スキル

武芸百般 夜目 跳躍 軽業 気配遮断 魔力遮断

反響定位 連携 精密操作 自己回復[中] 物理抵抗[中]

魔法抵抗[大] MP回復増加[中] MP回収[大] 同調

共鳴 完全クローン 時空属性 光属性 闇属性

火属性 風属性 土属性 水属性 雷属性 氷属性

溶属性 灼属性 全耐性

《只今の戦闘勝利で召喚モンスター『キレート』がレベルアップしました!》

《任意のステータス値に1ポイントを加算して下さい》

結局、今の対戦に限って言えばカタストロフィによる戦闘時間の短縮は無くなった。

ダーク・ヒールをトールの写身に使って格闘戦を大いに楽しんだからだ。

そういう意味では悪くない選択だった、と思えるのだが。

苦悩は深い。

召喚モンスター達の戦力底上げを進めるならば使うべきだ。

だがそれではオレが楽しめなくなるという、この矛盾。

本当は経験値稼ぎに重心を置くべきだが。

仕方ないよね?

禁断症状を解消するにはこうするしかないのだ。

今日の所は召喚モンスター達に我慢して貰う事にしましょう。

キレートのステータス値で既に上昇しているのは精神力でした。

もう1ポイント分のステータスアップは知力値を指定しましょう。

キレート インビジブルストーカーLv86→Lv87(↑1)

器用値 69

敏捷値 95

知力値 79(↑1)

筋力値 44

生命力 44

精神力 79(↑1)

スキル

武芸百般 夜目 監視 気配遮断 魔力遮断

反響定位 連携 精密操作 物理抵抗[中]

魔法抵抗[大] MP回復増加[中] MP回収[大]

同調 透明化 隠蔽 影棲 奇襲 登攀 跳躍

平衡 軽業 看破 暗殺術 時空属性 光属性

闇属性 火属性 風属性 土属性 水属性

塵属性 氷属性 溶属性 木属性 全耐性

《只今の戦闘勝利で召喚モンスター『タペタム』がレベルアップしました!》

《任意のステータス値に1ポイントを加算して下さい》

そして禁断症状はどうか?

まだ危険だ。

格闘戦成分が足りない。

足りないのはそれだけじゃないようです。

狂気だ。

しかも集中出来ていない気がする。

やはりどこか温いと感じているのだろうか?

格闘戦も有利な立場で戦ってしまっているのがいけないのか?

何かが引っ掛かる。

何が?

それが分かっていたら悩みはしない。

仕方ないな。

このまま対戦を続けるとしよう。

タペタムのステータス値で既に上昇しているのは筋力値でした。

もう1ポイント分のステータスアップは敏捷値を指定しましょう。

タペタム 獅子神Lv86→Lv87(↑1)

器用値 39

敏捷値 79(↑1)

知力値 39

筋力値 112(↑1)

生命力 128

精神力 39

スキル

噛付き 引裂き 体当たり 疾駆 跳躍 回避

受け 念動 激高 追跡 裂帛 危険察知 夜目

耐久走 隠蔽 強襲 捕食吸収 自己回復[極大]

物理抵抗[大] 魔法抵抗[大] MP回復増加[中]

耐即死 耐麻痺 耐魅了 耐混乱

《只今の戦闘勝利で召喚モンスター『風花』がレベルアップしました!》

《任意のステータス値に1ポイントを加算して下さい》

さて、アデルと春菜配下のポータルガードはここまでだ。

今の対戦でオベリスクに捧げたのは世界樹蛇鶏の羽、これはかなり厳しかったようだ。

死に戻りこそしなかったけど、死亡判定があったのです。

幸か不幸か、オレは狂気に駆られつつもどこか冷静な部分も残っていた。

リザレクションの呪文が間に合ったのは偶然に過ぎない。

しかも祝福で解消出来ない程のステータス異常もいたりする。

これ以上、付き合わせてはいけない。

お願いだから観客席で見学しててね?

風花のステータス値で既に上昇しているのは器用値でした。

もう1ポイント分のステータスアップは敏捷値を指定しましょう。

風花 ゾンネティーガーLv86→Lv87(↑1)

器用値 55(↑1)

敏捷値 76(↑1)

知力値 84

筋力値 66

生命力 66

精神力 84

スキル

噛付き 引裂き 回避 登攀 裂帛 瞑想

危険察知 隠蔽 監視 夜目 匂い感知 連携

精密操作 気配遮断 気配察知 魔力察知

魔力遮断 自己回復[中] 物理抵抗[中]

魔法抵抗[中] MP回復増加[大] 時空属性

光属性 闇属性 風属性 水属性 氷属性

黄道変 白道変 耐混乱

《只今の戦闘勝利で召喚モンスター『パティオ』がレベルアップしました!》

《任意のステータス値に1ポイントを加算して下さい》

パーティの布陣は全面的に変更だな。

無論、オレ自身の戦闘スタイルは変わらない。

そして戦力の底上げの方針も変わらない。

但し優先すべきはオレの禁断症状を解消する事だけどね!

それでも召魔の森に配備したポータルガードの面々にはより多くの経験値を稼がせたい。

やはり、使うしかないか。

カタストロフィの呪文は使う。

但し、オベリスクには危険物を捧げる

これで妥協点を見出すしかないな!

それでも星結晶は危険に過ぎるだろう。

いきなり英霊のご老人が出現などしたらカタストロフィの呪文すら使えない。

一気に窮地に陥っておかしくないのだ。

パティオのステータス値で既に上昇しているのは精神力でした。

もう1点のステータスアップは生命力を指定しましょう。

パティオ ゴールドシープLv86→Lv87(↑1)

器用値 40

敏捷値 90

知力値 90

筋力値 40

生命力 74(↑1)

精神力 74(↑1)

スキル

頭突き 体当たり 受け 回避 疾駆 ダッシュ

夜目 飛翔 空中機動 危険察知 魔力察知

霊能 霊撃 騎乗者回復[小] 物理抵抗[小]

魔法抵抗[極大] 魔力相殺[中] MP回復増加[中]

弾性強化[大] 解体 祝福 時空属性 光属性

闇属性 黄道変 白道変 混乱 睡眠 耐混乱

耐睡眠

一応、グレイプニルは確保したか。

黄金の林檎なども得ているから文句は無いのだが、やはり物足りない。

どこかで決断すべきなのかもしれません。

どのタイミングで星結晶をオベリスクに捧げるべきだろう?

やはりそれは日付を跨ぐ前にやるべきだな!

その前に布陣変更はしておこう。

赤星、モスリン、湊川、石津、関戸だ。

アンデッド組であればある程度、任せていられる。

オレ自身はより戦闘に集中出来る筈。

いや、戦闘に集中出来ないと危ないぞ!

《只今の戦闘勝利で【杖】がレベルアップしました!》

《只今の戦闘勝利で【打撃】がレベルアップしました!》

《只今の戦闘勝利で【蹴り】がレベルアップしました!》

《只今の戦闘勝利で【関節技】がレベルアップしました!》

《只今の戦闘勝利で【投げ技】がレベルアップしました!》

《只今の戦闘勝利で【氷魔法】がレベルアップしました!》

《只今の戦闘勝利で【塵魔法】がレベルアップしました!》

《只今の戦闘勝利で【身体強化】がレベルアップしました!》

《只今の戦闘勝利で【精神強化】がレベルアップしました!》

《只今の戦闘勝利で【耐気絶】がレベルアップしました!》

《只今の戦闘勝利で召喚モンスター『赤星』がレベルアップしました!》

《任意のステータス値に1ポイントを加算して下さい》

時刻は?

午後9時20分だ。

恐ろしい。

戦闘のペースが、恐ろしい!

世界樹蛇鶏の羽、神鋼鳥の翼のストックは?

まだ残っている。

そろそろ虚無竜の翼爪、色空竜の瞳に切り換えるべきかもしれない。

星結晶はまだ投入する時間じゃないのだが。

ダメだ。

体が、求めてしまっている。

格闘戦成分はもう十分に補充出来ている筈なのに!

ダメだ、オレ!

今度は得物を使って暴れたくなっている。

どういう事だろうか。

これでは薬物中毒と変わらないぞ?

赤星のステータス値で既に上昇しているのは器用値でした。

もう1点のステータスアップは筋力値を指定しましょう。

赤星 スペクターロードLv86→Lv87(↑1)

器用値 65(↑1)

敏捷値 65

知力値 64

筋力値 64(↑1)

生命力 64

精神力 64

スキル

剣 両手剣 棍棒 重棍 槍 小盾 重盾

重鎧 受け 回避 夜目 連携 雲散霧消

気配遮断 魔力遮断 物理抵抗[極大]

魔法抵抗[極大] MP吸収[大] 自己修復[極大]

時空属性 光属性 闇属性 火属性 風属性

土属性 水属性 溶属性 氷属性 邪気

共鳴 耐光

《只今の戦闘勝利で召喚モンスター『モスリン』がレベルアップしました!》

《任意のステータス値に1ポイントを加算して下さい》

やはり、星結晶を捧げるとしようか。

タイミング的に言えば1時間程、早いとは思う。

だが、捧げてしまえ!

我慢する事なんて無い。

やりたい時に、やる。

いや、殺りたいから、殺る。

それでいい。

ちょっと心理的に平衡が取れていないのは自覚出来ている。

これも歪みかな?

きっと、スッキリ出来ないのはまだ吐き出せていない何かがあるからだ。

それは何か。

分からない。

分からないから、闘技場のオベリスクに星結晶を捧げよう。

まるで論理的じゃないけど、それでいい。

結果的に納得出来ればそれでいいのです。

モスリンのステータス値で既に上昇しているのは敏捷値でした。

もう1点のステータスアップは器用値を指定しましょう。

モスリン ファントムLv87→Lv88(↑1)

器用値 23(↑1)

敏捷値 102(↑1)

知力値 120

筋力値 22

生命力 22

精神力 103

スキル

飛翔 形状変化 密着 影棲 壁抜け 怨声

憑依 呪詛 魔力感知 魔力遮断 物理攻撃透過

魔法抵抗[極大] MP吸収[極大] 時空属性

光属性 闇属性 火属性 風属性 水属性

土属性 溶属性 共鳴 耐光

《只今の戦闘勝利で召喚モンスター『湊川』がレベルアップしました!》

《任意のステータス値に1ポイントを加算して下さい》

続々とレベルアップのインフォが来る。

嬉しいんだけど、必要以上に操作を急いでいるのが自覚出来ていた。

もう次の戦いを望んでいる。

剥ぎ取り作業も進めながらだが、問題無い。

アンデッド組の成長方針は既に定まっており変更は無い。

即決で済ませられるだろう。

湊川のステータス値で既に上昇しているのは器用値でした。

もう1ポイント分のステータスアップは敏捷値を指定しましょう。

湊川 スカルロードLv86→Lv87(↑1)

器用値 66(↑1)

敏捷値 66(↑1)

知力値 35

筋力値 106

生命力 106

精神力 35

スキル

剣 両手剣 槌 重槌 両手槍 ポールウェポン

小盾 重盾 重鎧 受け 回避 平衡 夜目

監視 魔力感知 魔力遮断 掴み 物理抵抗[極大]

魔法抵抗[大] 自己修復[極大] MP回復増加[小]

MP吸収[小] 闇属性 火属性 土属性 溶属性

耐光

《只今の戦闘勝利で召喚モンスター『石津』がレベルアップしました!》

《任意のステータス値に1ポイントを加算して下さい》

もう既に次のパーティをどうするか、悩み始めていた。

やはり気が急いている!

それも星結晶を捧げる事で解消出来ると信じたい。

それでダメだったら、どうする?

手段はもう殆ど、残っていません!

あるとしたら各種テスカトリポカとの遭遇戦であるのだが。

都合良く遭遇出来そうな気がしない。

どうにか、どうにか逢えないかな?

何か条件があるようならヒントが欲しいぞ!

石津のステータス値で既に上昇しているのは器用値でした。

もう1ポイント分のステータスアップは敏捷値を指定しましょう。

石津 スカルアサシンLv86→Lv87(↑1)

器用値 105(↑1)

敏捷値 105(↑1)

知力値 51

筋力値 51

生命力 51

精神力 51

スキル

弓 剣 手斧 両手槍 小盾 投擲 受け 回避

登攀 平衡 跳躍 ダッシュ 隠蔽 夜目 監視

呪詛 魔力感知 魔力遮断 強襲 連携 精密操作

跳躍 物理抵抗[中] 魔法抵抗[大] 自己修復[中]

MP回復増加[中] MP吸収[中] 光属性 闇属性

風属性 土属性 水属性 木属性 耐光

《只今の戦闘勝利で召喚モンスター『関戸』がレベルアップしました!》

《任意のステータス値に1ポイントを加算して下さい》

さあ、これで最後だ。

アデルと春菜配下のゴールドシープ達も剥ぎ取り作業の手伝いをしてくれている。

対戦に参加させられなくて悪いな!

後でおやつ代わりに携帯食をあげよう。

きっとそうするだけの活躍はしていてくれている筈だ。

関戸のステータス値で既に上昇しているのは筋力値でした。

もう1ポイント分のステータスアップは生命力を指定しましょう。

関戸 スカルウィザードLv86→Lv87(↑1)

器用値 56

敏捷値 56

知力値 122

筋力値 37(↑1)

生命力 37(↑1)

精神力 106

スキル

杖 小刀 小盾 受け 回避 夜目 怨声 魔力感知

魔力遮断 物理抵抗[中] 魔法抵抗[極大] 自己修復[中]

MP回復増加[極大] MP吸収[中] 時空属性 光属性

闇属性 火属性 風属性 土属性 水属性 氷属性

塵属性 灼属性 死霊結界 耐光

今回はグングニルか。

いや、黄金の林檎はあるし猪肉だってある。

悪くは無いんだが。

アイテムの取得率が悪いのが引っ掛かっているのかな?

それも違うような。

まあ、いいさ。

次は星結晶、そこに変更は無い。

問題は布陣だ。

得物に関しては悩みは無い。

羅喉刀で行こう。

既にダイヤモンドと星結晶もセットしてある!

相手は各種英霊様、何が相手でもこれで通させて貰おう。

途中で壊れたらその時はその時だ。

状況に応じて動けばいい。

布陣は?

こういう時は安定の面々は入れたい。

入れたいが、戦力の底上げを優先しておこう。

鞍馬、シリウス、ジンバル、貴船、パイリンだ。

そして鞍馬には追加で羅喉刀を与えておこう。

加工済みのダイヤモンドと星結晶もセット済みです。

二刀流で使ってもいい。

でもね、いざという時には予備でオレに渡してくれ!

あざとい手だ。

だが、そうせねばならない程に英霊様達との対戦は苛烈を極める事になるだろう。

そう、例えカタストロフィを使ったのだとしても。

今回、使うつもりで挑ませて貰おう。

そうでなければならない。

太公釣魚で出現する英霊のご老人達がいるかどうかも関係無い。

比較してみなければ使っていい呪文であるかどうかは判断出来ないからだ。

願わくば凡戦になりませんように。

いや、カタストロフィの呪文を使えたとしてもそれだけは無いと言い切れる。

逆に深手を負った獣のように、より危険になっている可能性すらあるのだ。

念の為、武技と呪文の強化は星結晶を捧げる前にやっておきましょうか。

英霊のご老人達がいるかどうかは分からない。

だからこそ、対策はしておくべきだ。

どうもいけない。

気が急いている筈なのに、戦いの事になると冷静になっているような?

これも矛盾なんでしょうかね?

ウィリアムⅠ世 ???

英霊 待機中

??? ???

岳飛 ???

英霊 待機中

??? ???

ヘラクレス ???

英霊 待機中

??? ???

(カタストロフィ!)

星結晶を捧げ、英霊様達が姿を現わし始めていた!

ヘラクレスは単身だが、ウィリアムⅠ世率いる重戦士達と岳飛が率いる軽装の兵士の数は多い。

減らしておかないと数で圧倒されるだろう。

当然のようにカタストロフィの呪文を使うのだが。

効果が現れない?

緊張感が一気に高まる。

そして何故か、オレは笑っている自分に気付く。

どこかに英霊のご老人がいるんだな?

構わない。

真っ先に仕留めに行く、それだけだ!

護法魔王尊 ???

英霊 待機中

??? ???

薬丸兼陳 ???

英霊 戦闘中

??? ???

新納忠元 ???

英霊 戦闘中

??? ???

山田昌巌 ???

英霊 待機中

??? ???

島津豊久 ???

英霊 戦闘中

??? ???

島津家久 ???

英霊 待機中

??? ???

島津義弘 ???

英霊 戦闘中

??? ???

後醍院宗重 ???

英霊 戦闘中

??? ???

田中新兵衛 ???

英霊 戦闘中

??? ???

桐野利秋 ???

英霊 戦闘中

??? ???

東郷重位 ???

英霊 戦闘中

??? ???

薬丸兼義 ???

英霊 戦闘中

??? ???

護法魔王尊の後続に薩摩セットがいる。

もうこの時点でやるべき事は定まっていた!

羅喉刀を構える。

八相の構えから、蜻蛉の構えへと流れるように。

一瞬だけ、オレの中に静寂が訪れていた。

これだ。

オレが求めていたのは、これだ!

鬼一法眼 ???

英霊 戦闘中

??? ???

塚原卜伝 ???

英霊 戦闘中

??? ???

松本備前守 ???

英霊 戦闘中

??? ???

師岡一羽 ???

英霊 戦闘中

??? ???

姜子牙 ???

英霊 支援中

??? ???

上泉信綱 ???

英霊 戦闘中

??? ???

疋田景兼 ???

英霊 戦闘中

??? ???

神後宗治 ???

英霊 戦闘中

??? ???

丸目蔵人 ???

英霊 戦闘中

??? ???

英霊のご老人はいた。

いたけど、周囲を固める剣豪の面々が酷い。

いや、素晴らしい!

グレイプニルがあったとしてもこの数では梱包出来そうにないな。

そもそもしなくていい。

乱戦の中、これだけの剣豪の英霊様の護りを如何に突破するか?

それを思うと、ゾクゾクする。

そしてワクワクしていた。

これだ。

これも足りていなかったのだ!

全滅しかねない緊張感。

こんな死と隣り合わせの環境が欲しかった!

「チェァァァァァァァァァァァッーーーーーーーーー!」

静寂から一転、狂気を解放!

壁となって戦列を組むゴーレム組よりも前へ!

乱戦は必至、いや乱戦にせねば英霊のご老人に迫る事すら出来ないだろう。

ショート・ジャンプは使えない。

呪文の効力が期待出来るのは呪符だけ、そして呪符を使っているだけの余裕はあるかな?

この面々を前にしてあろう筈もない!

『『『『『『キィャァァァァァァァァァァァッーーーーーーーーー!』』』』』』

猿声の合唱かよ!

だがこっちは怯んでいない。

薩摩らしくていいじゃないの!

狂気には狂気で対抗すべきだ。

相互の距離が一気に縮まる。

敵方の先頭は?

やはり護法魔王尊か!

「ケェェェェェェェェェェェェッーーーーーーーーー!」

間合いを詰める事などさせない!

最初の一撃は交錯しつつでお互いに直撃しなかった。

咄嗟に足を引っ掛けに行ったが、躱された挙句に背中に蹴りを喰らったか?

身が軽いなんてもんじゃねえ!

反転して追撃したい気持ちはあった。

だがそれを剣豪の英霊様達は許してくれない。

次は岳飛が来ている!

そして薩摩セットもです。

「ハハハッ!」

背中には寒気を感じつつも、オレの中に冷めない熱の塊があるかのよう。

いいぞ。

この感じが堪らない!

願わくば存分に味合わせてくれ!

(カタストロフィ!)

英霊のご老人の姿は消えた。

仕留めた殊勲は蜂組、だがそこに至る事が出来たのはティグリス達による遊撃だろう。

オレは何度も斬り込んでいたが、迫る事すら出来ていなかった。

まあ、それはいいのだ。

結果的にそれも牽制になってくれたみたいだから、いい。

幸運だったのはその時点で戦況を確認出来たのは幸運であった事だろう。

ポータルガードの消耗が進んでいる!

ゴーレム組はいずれもHPバーは半分以下、ここまで減る事はそうありませんよ?

テフラと岩鉄に至っては軽度のステータス異常にもなっている。

エルミタージュとナーダムが祝福で回復をしてくれていた。

良かった、間に合ったか?

そう思ってたら酒船もだよ!

スライム組の生体アーマーは脚部に集中してあったのに!

「シャッ!」

敵手の面々で最も体躯が大きいのは英雄ヘラクレス。

だが、その体躯も鞍馬程度の筈だ。

それなのにテフラや岩鉄を投げ、酒船すらも転がして見せている。

何と強引な!

そしてどんだけのパワーがあるの?

謎だ。

だが驚嘆している暇は無い。

戦況を逆転する機会は今だ!

(((((((メテオ・クラッシュ!)))))))

(((((((ミーティア・ストリーム!)))))))

(((((((クェーサー!)))))))

((((((ダークマター!))))))

((((((ソーラー・ウィンド!))))))

((((((マイクロ・ブラックホール!))))))

(ミラーリング!)

まずは数を減らそう。

英霊様達の追従戦力は、邪魔だ!

半分減ってくれたら御の字?

「キィャァァァァァァァァァァァッーーーーーーーーー!」

『シャァァァァァァァァァァァァッーーーーーーーーー!』

桐野利秋が来る!

HPバーは明確に減っていて3割も残っていないが元気だ!

まるで深手を負った獣?

いや、普段からこうなのだろう。

オレも見習いたいな!

「ッ!」

『ッ?』

互いの得物が折れ、そのまま激突。

オレは英霊様の膝頭を蹴り飛ばし、続けて襲って来た山田昌巌の斬撃を転がって避ける。

楽しめている?

きっと、楽しめている。

薩摩セットは何故か皆、楽しそうな笑みを浮かべていたりする。

どうしてこうなのか?

薩摩だからだ!

殺すべき獲物がいるのを喜んでいるのだ。

理由なんてそれだけでいい。

オレだってきっと、似たようなものだろう。