軽量なろうリーダー

作品タイトル不明

1101

《只今の戦闘勝利で【刺突剣】がレベルアップしました!》

《只今の戦闘勝利で【跳躍】がレベルアップしました!》

「うわ、惜しい!」

「確かに。勝てる機会があったと思いますよ?」

その原因は分かっている。

与作だ。

明らかに周囲を気にしていて、あの巨大な斧を振れていない。

振りがコンパクトになっているから隙は少ないのだが、動きが読めてしまうから脅威じゃない。

明らかに両翼との連携が取れていない。

中央に位置するより左右のどちらかに展開、側面を衝く形の方がいい。

そうでなければ完全に遊撃に徹する方が脅威が増すだろうな。

鞍馬を意識したかな?

体躯で対抗出来るとしたら与作しかいなかったから前衛の軸にしたくなる気持ちは分かる。

だが、与作の持ち味が消えるようではダメだろう。

東雲、ハンネスと組んでいる時の与作の脅威はこんな物ではないのだ。

「気になる点が何点かあります。いいですか?」

「ああ、頼むよ」

「辛口でお願いね?」

思った事は全て、そのまま言葉にしてみました。

オレ自身、口下手なのは自覚している。

上手く伝わればいいんだが。

「どう?」

「動画で記録はしてます」

「じゃあ今から反省会ね」

フィーナさん達は観客席で動画を見返す事になるらしい。

では、オレはどうする?

今のうちに久重かスーラジにでも朝食を頼んでおこう。

昨夜のうちに確保した海鮮素材があるのだ。

城館から戻ってみると、反省会はまだ続いていた。

そしてアデル達の対戦は終わっているようです。

オレの視線に息を呑むアデルと春菜。

お互いがお互いを見ている。

何を考えているのか、分かっているぞ?

どっちが先に対戦するのか、考えているな?

「両方、一緒にやるか?」

「いやいやいやいや!」

「逆にキースさんが本気になりそうで怖いですって!」

「飽くまでも対戦ですから。実のあるものにしないと」

「ですよねー」

アデル、春菜、イリーナ、此花の反応はそれぞれ異なる。

だが基本は一緒だ。

闘技大会の対戦モードは常に痛覚100パーセントで一切の容赦が無い。

普段、痛覚カットをしているプレイヤーにとっては相応のハードルになっている筈だ。

後衛は比較的、ハードルは低いと思うけどね。

それでも怖い事だろう。

「出場権はどうするんだ?」

「うー」

「アデルちゃん、覚悟を決めて先にやっちゃましょ?」

「勝てないよ!」

「勝敗は関係無し、全力でやって私達に足りない所を指摘して貰う。それでいいじゃない」

「じゃあ、やる!」

やや後ろ向きだったアデルだが、悩んでいる間もゴールドシープの毛並みに顔を埋めてやがる。

そう、ゴールドシープだ。

闘技大会に登録するパーティは固定、ユニオンも固定だ。

目の前の布陣で闘技大会に挑む事になる。

しかもアデルは前回の闘技大会団体戦無差別級の優勝者だ。

イリーナは準優勝者、それがユニオンを組んでいるのです。

マークされるに決まっている!

弱点は早いうちに自覚しておけば対処も容易いだろう。

アデルのパーティは?

妖狐、ケルベロス、フラッシュキメラ、獅子神、ゴールドシープ。

うん。

モフモフなのは譲らないみたいだ。

イリーナのパーティは?

マッドヒュドラ、青竜、白竜、紅竜、黒竜。

アデルとはまるで方向性は異なるが、これも偏った構成と言える。

イリーナは蛇姫という彼女にとっては有り難くない異名で呼ばれる事もあるそうだが。

これではそう呼ばれても仕方ないかな?

おっと、本題に戻ろう。

このユニオンだが、不思議とお互いの弱点はカバー出来そうな印象がある。

特筆すべきなのは隙の少なさ、汎用性の高さだろう。

青竜、白竜、紅竜、黒竜の組み合わせは実際の狩りで色々と苦労させられたものだ。

ゴールドシープがいるのもポイントだな。

実際に戦った事があるプレイヤーは少数だろう。

特性を把握しているのだとしても、実際に戦ってみないと分からない事もあるのだ。

それに、卑怯だ。

ゴールドシープは存在そのものが卑怯であるのだ。

その毛並みの素晴らしさを知る者にとっては特にそうだ。

め、愛でたい!

攻撃の手が緩むのも自然の成り行きと言えるだろう。

そこはそれ、対戦では心を鬼にして挑ませて貰おう。

悪いけどね。

それにこっちにもゴールドシープの火輪がいる。

攻撃の手が緩むようでは困るぞ?

「数の利はそっちにある。忘れるなよ?」

「はいっ!」

「了解です」

まずはアデルとイリーナのユニオンからか。

お互いに組んで狩りをしているのだから、連携面で遅滞はあるまい。

実際、見ているから良く知っている。

だが、互いの布陣の特性はまるで別物。

弱点をお互いにカバーしている面は否定しない。

だが、裏を返せばお互いに脚を引っ張り合う状況になりかねない。

いや、そういう状況を作るつもりで戦おうと思う。

気付くかな?

イリーナは気付きそうだけどな。

観戦している面々にも知られる事になるだろう。

アデルとイリーナは初戦はまだいいが、早々にマークされるのは避けられない。

研究されても、勝つ。

それだけの強さが求められるのだ。

《只今の戦闘勝利で【杖】がレベルアップしました!》

《只今の戦闘勝利で【二刀流】がレベルアップしました!》

「だあっ! キースさん、速過ぎ!」

「いや、ショート・ジャンプと刺突剣の武技だけなんだが」

「それにしたって、速攻でこれですか?」

「動画で見直してみるといい」

速攻を得意とするアデル、堅実な戦い方を得意としているイリーナ。

お互いにその特性というか性格を把握しているが故に役割分担も明確だ。

オレは速度だけで分断してみせた訳だが。

無論、ヴォルフも一役買っている。

アデルは風花に、イリーナはタペタムに抑え込まれて終了してしまっていた。

焦ってミスを誘った訳ではない。

召喚モンスター達の速度差を利用して生じる間隙を縫って見せただけだ。

ダメージすら碌に与えていません。

「じゃあ次は私達ね!」

「す、少しは粘れるかな?」

「弱気にならずに思いっ切り戦ってみせたらいいさ」

今度は春菜と此花の番だ。

彼女達もまた普段から組んでいるコンビになる。

連携面も良好、それにアデルとイリーナのコンビと共通するような所がある。

春菜は速攻重視、アデルと比較すると搦め手も好む傾向だ。

此花は堅実に戦う点でイリーナと類似するが、カウンターをどこかで狙って来る。

どちらにしても単純では無いが、アデルとイリーナの時と基本は一緒だ。

衝くべきなのは速度差になりそうです。

春菜の布陣は?

狒々面鵺、フェンリル、ゾンネティーガー、闇鬼狼、ゴールドシープ。

アデルと基本は同じだ。

モフモフで揃えてやがる!

此花の布陣は?

羅喉、オーガロード、ゴーレム・オブ・リキッドメタル、アラクネダッチェス、黒竜。

一見、春菜の布陣を意識してバランスを取っているようだが。

防御面を充実させているように見えつつも搦め手を用意しているみたいです。

そう思わせる事が牽制にもなっている。

彼女達は既に2戦、オレの対戦を見ている。

特にアデルとイリーナの戦い方を意識しているだろう。

大いに参考にしている筈だ。

そこもまた、読み合いになる。

どんな手で対応するかな?

楽しみにしておこうかね?

《只今の戦闘勝利で【軽業】がレベルアップしました!》

《只今の戦闘勝利で【追跡】がレベルアップしました!》

「うそーん!」

「まさかの秒殺?」

「場外決着かよ!」

観客席から見たら面白くなかただろうな。

決着するまで30秒も要らなかった。

ショート・ジャンプで一気に距離を詰め、春菜と此花を場外にしただけだ。

案の定、アラクネダッチェスが罠を貼っていたがオレの想定内です。

ショート・ジャンプ2連発までは此花も読んでいなかったらしい。

春菜の反応は良かったんだが、僅かに遅れたみたいです。

悪いけど巴投げで思いっ切り場外へ。

此花も同じく、巴投げの餌食になった。

召喚モンスター達に何もさせませんでしたよ?

「ぜ、全然ダメじゃん!

「罠があるのは読んでたんですよね?」

「勿論。先の先を読んでいたのは良かったな」

一応、褒めておきましょう。

結果的には秒殺だが、工夫があった点は評価出来る。

召喚モンスター達の初期配置さえ違っていたら、奇襲は成功していなかっただろう。

狒々面鵺、黒竜を最初から防御に回した結果、視野を狭めてしまっていた。

オレは死角を衝くだけで良かったのだ。

「で、出場権は?」

「まだ!」

「誰もクリア出来ていないわねえ」

「むー、対戦をもっと重ねないとダメ?」

「予選ルールではダメだねえ。しかも別の相手じゃないと意味が無い」

「ヒョードル達はどこ? ボッコボコにしたる!」

「それ、意味が違って聞こえるわよ?」

そう言えばここにヒョードルくん、ヘラクレイオスくん、ゼータくんがいない。

駿河と野々村もだ。

2名でユニオンを組むなら1名余るよな?

メッセージではヒョードルくんから来ていたっけ。

改めて内容を確認してみる。

何となく予想はしてたけど、彼等5名でユニオンを組んで闘技大会に挑むらしい。

これは優勝候補筆頭かな?

どうやら今日は都合が悪く、ここには来れないらしいが。

「それにしてもキース、貴方も大変よ?」

「ああ、例のアレですか」

予選の事だな?

以前にもあったから分かる。

予選は対戦結果も重要だが、対戦相手の難易度も関係するからだ。

場合によっては負けても出場権が得られる場合もあると聞いてます。

要するに以前と同様、拠点に顔を出したら対戦を延々と求められるだろう。

正直、付き合うつもりは無い。

オレが出場権を得られるなら話は別だが、その機会すら無いのだ!

ここ召魔の森に篭もるか、誰も来そうに無い所で狩りか漁、探索をすべきだろう。

何よりも今、最優先でやらねばならない事がある。

朝食を片付ける事だ。

そしてマナポーションの量産。

空き瓶がかなりの数になっているのをオレは知っている!

少なくとも麻袋1つ分のマジックマッシュルームはマナポーションにしておきたい。

「じゃあ、また来るね!」

「おう、頑張って出場権を獲るんだぞ?」

朝食は全員で一緒に天ぷらうどんを平らげた訳だが。

食堂での話題はやはり闘技大会一色でした。

うどんが美味いのはいいんだけど疎外感が半端じゃない。

どうしたものか?

しかも掲示板情報で特定のプレイヤーの居所は狙われているらしい。

フィーナさんなど、その職業柄大量のフレンド登録者を抱えている。

ここ召魔の森を出たら次々とテレポートで対戦希望者が跳んで来るだろう。

アデル達は半ば以上諦めて獣魔の森で対戦を続けるそうだが。

オレはマナポーションの量産をした後はどうしようか?

何をしてもいい、というのは逆に選択が難しい。

地下洞窟の踏破を目指すのもいいんだけどね。

予選期間は今日を含めて7日間にもなる。

闘技大会は観戦するとしても、それまでの間は攻略組の探索行も沈静化するだろう。

新たな狩り場を確保するなら今のうちかな?

まあいい。

ゆっくり考えよう。

先にマナポーションの作製だ。

一応、目標は麻袋3つのうち1つ分だけにしておこう。

鞍馬を帰還させ、ナイアスを召喚しよう。

勿論、助手だ。

それにポータルガードのオーロとプラータにも手伝って貰おうか。

品質を揃える必要は無い。

ある程度は量産、出来るだけ高い品質のマナポーションも少なくとも30本は用意したい。

クーリングタイム短縮の効果は意外に侮れないのだ。

用意周到とまでは言わないが、出来るだけ準備はしておきたい。

《これまでの行動経験で【錬金術】がレベルアップしました!》

《これまでの行動経験で【薬師】がレベルアップしました!》

まだ大量の空き瓶はあるけど、ここで区切ろう。

一応、品質B以上のマナポーションは合計で50本程度作製してある筈だ。

平均的には品質C+で、品質Cから品質B+までの本数は200本以上は確実にある。

正直、その辺りから数えるのを止めているから適当だが、当面はこれで凌げるだろう。

さて、今からどうするか?

実は考えていた事があった。

オレのスキル構成で伸びが悪い箇所が幾つかある。

その底上げは出来ないだろうか?

例えば生産技能の【薬師】に【ガラス工】だ。

これは素材の確保がネックだし、今からゲルタ婆様の所に行くのもどうかと思う。

しかもタイミングが悪い。

対戦申し込みが騒ぎになるのが目に見えている!

フィーナさんからも注意喚起されているのに、その選択肢はあるまい。

【木工】にしても敢えて何かを作製する必要に迫られていない。

例えば【保護】は?

これは魔物と戦っていても徐々にではあるが上がってくれる代物であるらしい。

その効果は死に戻りの際にアイテムを失う確率を下げるというものだ。

本領を発揮しないのが最良であるのは明白だな。

例えば【限界突破】に【獣魔化】は?

これも戦闘を通して成長してくれている。

【水泳】に【潜水】も海中戦で伸びてくれるから放置で。

気になるのは【登攀】だ。

地下洞窟で壁や段差のある場所やゴーレム組を足場にする際に活かされてはいる。

だが活躍させる機会が少ないだけに伸びは思っていた以上に良くない。

折角【限界突破】で上限を取り払っているのだ。

もう少し伸ばしてみたい。

山登りでもしようか?

いや、他にいい対象があるのを思い出していた。

W13マップのエリアポータル、偽りの神樹だ。

その上は天空のu1マップと同様であるのか?

それとも、ただの巨大な樹木なだけか?

【登攀】を鍛えに行くついでに確認したい。

そうなるとポータルガードからも連れて行きたい召喚モンスターがいたりする。

モジュラス、清姫、イソシアネート。

それにスライム組からも1体、連れ出したい。

これはリグがいいな。

木登りでは実績があるのです。

交代でポータルガードには逢魔、待宵、キレート、十六夜を配備しよう。

布陣は?

リグ、モジュラス、清姫、イソシアネート、最後の枠は貴船だ。

戦闘になるかどうかは分からない。

あって欲しいけど、木登りしながらの戦闘なんて稀であるのだ。

飛べたら楽が出来るだろうけど、以前の経験則があるからな。

N9マップのエリアポータル、精霊の宿木と一緒だ。

飛んでしまえば天空マップに辿り着けない仕様であったのです。

そこは注意せねばならない。

ロープはある。

怒りのツルハシの出番もあるかも?

神鋼鳥のククリ刀を仕舞って持って行こう。

念の為、グレイプニルも肩に掛けて使えるようにしておこうか。

戦闘があった時に役立つのは勿論、ロープの代わりになってくれるかな?

樹木や柱、壁をよじ登る機会は多々ある。

だが今回のように本格的な木登りに挑むというのはかなり久々だ。

確かに以前木登りをした頃のオレではない。

手札は増えた。

だが木登りの間、その手札の多くは使えない。

そこがどう影響するかな?

これはこれで挑み甲斐があると思うのです。

《只今の戦闘勝利で【封印術】がレベルアップしました!》

《只今の戦闘勝利で【禁呪】がレベルアップしました!》

《只今の戦闘勝利で【保護】がレベルアップしました!》

《只今の戦闘勝利で【ロープワーク】がレベルアップしました!》

《只今の戦闘勝利で【登攀】がレベルアップしました!》

《只今の戦闘勝利で召喚モンスター『イソシアネート』がレベルアップしました!》

《任意のステータス値に1ポイントを加算して下さい》

最初はただの木登りだった筈だ。

それが最初の襲撃で大変な目に遭っている。

遭遇した相手は可愛い姿のラタトスク2匹とグリンカムビが1羽。

そう、それだけだった筈。

だが、グリンカムビにいきなり鳴かれて色々と呼び寄せたみたいです。

その連中が酷い!

アガ、メヂューサはまあいい。

アラクネダッチェス、蜘蛛神、各色のスライムもまだいい。

空中戦力のヴェズルフェルニルとかオーディンガードは酷い!

終盤は青竜、白竜、紅竜、黒竜が蛇玉になって襲って来ているし!

無論、その中には黄金の蛇身が交じっていた。

黄竜だ!

しかも今やその死体は落下して剥ぎ取り作業も出来ない。

うむ。

く、悔しくなんかないからな!

イソシアネートのステータス値で既に上昇しているのは筋力値でした。

もう1点のステータスアップは敏捷値を指定しましょう。

イソシアネート 蜘蛛神Lv70→Lv71(↑1)

器用値 93

敏捷値 81

知力値 32(↑1)

筋力値 81

生命力 73

精神力 32(↑1)

スキル

噛付き 爪撃 跳躍 回避 登攀 掘削

奇襲 隠蔽 危険察知 振動感知 魔力察知

気配遮断 魔力遮断 監視 夜目 出糸

罠作成 繭作成 網糸結界 糸延伸

自己回復[大] 物理抵抗[大] 魔法抵抗[中]

MP回復増加[小] 闇属性 土属性 水属性

猛毒 麻痺 暗闇 混乱 魅了

《只今の戦闘勝利で召喚モンスター『貴船』がレベルアップしました!》

《任意のステータス値に1ポイントを加算して下さい》

木登り序盤、魔物が出なかった理由はエリアポータルの範囲内だったからかな?

多分、そうなのだと思う。

気にしていませんでした。

しかしこの木登りしながらの戦闘は厳しい。

かなり前、崖のような斜面を蔦を登る形で戦闘を続けながら登った経験ならある。

それと比べるのも変な話だが、難易度はかなり高い。

ある意味、配下の召喚モンスターに助けられてばかりいる!

足場になりそうな場所が所々にある事は、ある。

でもね、移動出来るだけのスペースは無いから自然と戦闘では迎撃一辺倒だ。

仕方なく支援と攻撃呪文メインで凌いでいる。

このパーティで地の利を得ていないのは唯一オレだけなのでした。

当然の展開と言えるだろう。

貴船のステータス値で既に上昇しているのは精神力でした。

もう1点のステータスアップは知力値を指定しましょう。

貴船 メデューサLv70→Lv71(↑1)

器用値 40

敏捷値 62

知力値 101(↑1)

筋力値 40

生命力 62

精神力 80(↑1)

スキル

弓 噛付き 巻付 回避 遠視 広域探査

飛翔 夜目 監視 瞑想 匂い感知 熱感知

反響定位 気配遮断 平衡 隠蔽 変化

自己回復[中] 物理抵抗[小] 魔法抵抗[大]

MP回復増加[中] MP吸収[中] 吸血 呪歌

呪眼 時空属性 光属性 闇属性 風属性

土属性 水属性 木属性 毒 暗闇 沈黙

魅了 石化 耐沈黙 耐石化

貴船も一応、空を飛べる能力がある。

今はその翼を完全に畳んで飛ぶ事が無いようにしているんだが。

モジュラス、清姫、イソシアネートとの連携はかなりいい。

だが、最も活躍していたのは間違いなくリグであっただろう。

元祖生体アーマーとして大活躍だ!

分裂して対応してくれているし無駄が無い。

樹木の隙間に潜り込むアガもリグからは逃れられません!

色々と手間が省けてます。

それにしても課題が見えて来たな。

怒りのツルハシだ。

木登りの補助で使う分には便利に使えているのは確かだ。

だが、魔物相手に攻撃で使うとなると能力不足の感は否めない。

かなり前に作製しただけに仕方ないんだが。

上位互換で別途、作製して用意しておくべだったか。

でもね、もう木登りの途中なのです。

このまま先に進んでしまいましょう。

《只今の戦闘勝利で【闇魔法】がレベルアップしました!》

《只今の戦闘勝利で【雷魔法】がレベルアップしました!》

《只今の戦闘勝利で【掴み】がレベルアップしました!》

《只今の戦闘勝利で【ロープワーク】がレベルアップしました!》

《只今の戦闘勝利で【登攀】がレベルアップしました!》

《只今の戦闘勝利で【身体強化】がレベルアップしました!》

《只今の戦闘勝利で【精神強化】がレベルアップしました!》

《只今の戦闘勝利で召喚モンスター『リグ』がレベルアップしました!》

《任意のステータス値に1ポイントを加算して下さい》

酷い。

登って行くに従い、難易度が上がる仕様でもあるのか?

思っていた以上に酷い苦戦になっている!

正直、マイクロ・ブラックホールが無ければとっくの昔に詰んでる。

新呪文を得る前であったらどうなっていただろうか?

レールガンで対応は出来ただろうが、アレは投擲する必要がある。

ここみたいに足場の悪い場所で運用する事は出来るだろう。

でも困難である事も確実だ。

考え方を変えよう。

今、挑むべきタイミングだったのだ。

エリアポータルの偽りの神樹を解放してすぐに挑んでいたら?

それを思えば幸運であったのだ。

強引だけど納得する事にしましょう。

リグのステータス値で既に上昇しているのは器用値でした。

もう1点のステータスアップは敏捷値を指定しましょう。

リグ イエロージャムLv72→Lv73(↑1)

器用値 94(↑1)

敏捷値 94(↑1)

知力値 27

筋力値 28

生命力 82

精神力 28

スキル

溶解 侵食 体当たり 拘束 奇襲 形状変化

粘度変化 表面張力偏移 気配遮断 自己回復[中]

物理攻撃無効 魔法抵抗[大] 弾性強化[極大]

雷属性 火属性 水属性 耐石化 猛毒 分裂

擬態 分解 硬化

《只今の戦闘勝利で召喚モンスター『モジュラス』がレベルアップしました!》

《任意のステータス値に1ポイントを加算して下さい》

ここまでの道程を思い出せ。

確か2度目の戦闘では別の相手とも戦っている。

蝦蟇地仙が率いる仙人達だ。

尸解蛙仙、尸解猿仙、尸解狐仙、尸解猫仙、尸解鼠仙、尸解雉仙、尸解兎仙。

まあこの辺りはまだいい。

レベル高めなだけで対応は楽だった。

問題は獣人亀仙と鳥獣鶴仙だな。

獣人亀仙は他の仙人を呼び寄せている。

鳥獣鶴仙に至っては白霊鳥と金烏を呼んでしまう!

樹上でなければ感謝したい連中だが、場所が場所なのだ。

戦闘を継続するのは困難を極めたと言わざるを得ません。

だが、これで終わらなかったのです!

モジュラスのステータス値で既に上昇しているのは敏捷値でした。

もう1点のステータスアップは精神力を指定しましょう。

モジュラス アラクネダッチェスLv72→Lv73(↑1)

器用値 78

敏捷値 78(↑1)

知力値 77

筋力値 36

生命力 36

精神力 77(↑1)

スキル

噛付き 弓 捕縄術 回避 掘削 振動感知

反響定位 熱感知 夜目 気配遮断 魔力遮断

奇襲 追跡 自己回復[小] 物理抵抗[小]

魔法抵抗[極大] MP回復増加[大] MP吸収[中]

出糸 斬糸 罠作成 縫製 吸血 時空属性

光属性 闇属性 風属性 土属性 水属性

氷属性 変化 毒 麻痺 魅了 耐石化

耐魅了

《只今の戦闘勝利で召喚モンスター『清姫』がレベルアップしました!》

《任意のステータス値に1ポイントを加算して下さい》

連戦しつつ上へと登って行くに従い魔物も仙人も強くなっている。

数も増えている。

それはまだいいのだ。

今の戦闘でグリンカムビが呼び寄せた空中戦力だが、追加がありました。

オーディンガードの中にあの女神様達が加わっていた。

スクルドの化身、ヴェルダンディの化身、ウルドの化身だ!

そしてヴェズルフェルニルの群れの中にも巨大な連中が加わっていた。

フギンの影、ムニンの影を従えているヴィゾーヴニルの影だ!

運営め。

オレを殺しに来ているのか?

どうもそんな印象があるんだが。

しかもまともにアイテムの剥ぎ取り作業は出来ません。

グリンカムビからは金冠鶏の卵と腿肉が確保出来ているけどさ。

今の戦闘で言えばヴィゾーヴニルの影から世界樹蛇鶏の羽は確保出来た可能性があった筈。

でも落下する死体を追い掛ける訳にも行かない。

再び呪いにも似た思いがオレの中で生じる。

運営め。

加えてオレに嫌がらせだな?

そうだよな?

これは精神的に厳しい。

段々と心が荒んで行くのが自覚出来ていますよ?

清姫のステータス値で既に上昇しているのは精神力でした。

もう1点のステータスアップは器用値を指定しましょう。

清姫 白蛇姫Lv72→Lv73(↑1)

器用値 60(↑1)

敏捷値 91

知力値 59

筋力値 59

生命力 59

精神力 60(↑1)

スキル

剣 弓 小盾 噛付き 巻付 回避 受け 夜目

遠視 匂い感知 熱感知 反響定位 気配遮断

魔力遮断 変化 奇襲 精密操作 跳躍 軽業

自己回復[中] 物理抵抗[大] 魔法抵抗[大]

MP回復増加[中] MP吸収[中] 吸血 暗殺術

時空属性 光属性 闇属性 火属性 土属性

溶属性 猛毒 沈黙 魅了 毒耐性 耐魅了

《只今の戦闘勝利で召喚モンスター『イソシアネート』がレベルアップしました!》

《任意のステータス値に1ポイントを加算して下さい》

救いがあるとしたら?

魔物であれ仙人であれ、纏めて仕留めるだけの手札がオレにはあった事だろう。

戦闘は難易度の高さを感じはするものの、比較的堅実に掃討出来ている。

とは言え、戦闘が木登りの邪魔になっているのは確実だろう。

オレ以外の召喚モンスター達だけであればどうであっただろうか?

倍どころが10倍の高さを登り切っていておかしくない。

それだけの差がある。

うむ。

悔しいという思いは無い。

申し訳ない、という思いの方がより強くなっていた。

もっと【登攀】を鍛えてから挑んでもその差は縮まらないのだと理解はしている。

地の利がオレに無いだけだ。

それはスキルで埋められる差ではないのです。

イソシアネートのステータス値で既に上昇しているのは器用値でした。

もう1点のステータスアップは生命力を指定しましょう。

イソシアネート 蜘蛛神Lv72→Lv73(↑1)

器用値 94(↑1)

敏捷値 82

知力値 32

筋力値 82

生命力 74(↑1)

精神力 32

スキル

噛付き 爪撃 跳躍 回避 登攀 掘削

奇襲 隠蔽 危険察知 振動感知 魔力察知

気配遮断 魔力遮断 監視 夜目 出糸

罠作成 繭作成 網糸結界 糸延伸

自己回復[大] 物理抵抗[大] 魔法抵抗[中]

MP回復増加[小] 闇属性 土属性 水属性

猛毒 麻痺 暗闇 混乱 魅了

《只今の戦闘勝利で召喚モンスター『貴船』がレベルアップしました!》

《任意のステータス値に1ポイントを加算して下さい》

時刻は?

既に午後0時20分になってしまっていた。

ゴールがどんな形になるのか、まだ分からない。

上を見上げても幹が壁となって見えるだけで、その先は見通せないのだ!

空気が薄くなっているのも確実です。

これ、高さはどんだけあるのか?

天空マップへと繋がっているなら関係無いのかもだが。

少しだけ心配です。

宇宙空間みたいに空気が無くなったりしませんよね?

その前に熱圏で燃えてたりするかもしれません。

貴船のステータス値で既に上昇しているのは器用値でした。

もう1点のステータスアップは筋力値を指定しましょう。

貴船 メデューサLv72→Lv73(↑1)

器用値 41(↑1)

敏捷値 63

知力値 101

筋力値 41(↑1)

生命力 63

精神力 80

スキル

弓 噛付き 巻付 回避 遠視 広域探査

飛翔 夜目 監視 瞑想 匂い感知 熱感知

反響定位 気配遮断 平衡 隠蔽 変化

自己回復[中] 物理抵抗[小] 魔法抵抗[大]

MP回復増加[中] MP吸収[中] 吸血 呪歌

呪眼 時空属性 光属性 闇属性 風属性

土属性 水属性 木属性 毒 暗闇 沈黙

魅了 石化 耐沈黙 耐石化

(インスタント・ポータル!)

ステータス操作を終えた時点でインスタント・ポータルを展開する。

足場は無いも同然だったが、幹にある割れ目に潜り込む。

どうにか体を支えて小休止だな。

これで休めるかどうかは別問題だ。

携帯食を摂れるだけ、マシだろう。

さて、布陣はどうしよう?

このまま続ける事も出来るだろうが、他にも地の利がある召喚モンスターならいる。

ストランド、ロッソ、雪白、濡羽の鬼竜変カルテットです。

地の利があるという意味ではオレよりも上なのは確実だ。

残る枠は?

継続でリグを入れておく方がいい。

オレの木登りのサポート役は絶対に要る。

落ちたら最初からやり直しになるのだ!

ここまで木登りそのものが順調だからと言って過信してはいけない。

これは運営の仕掛けであるのだ。

どんな罠があるのか、知れたものではないのです。