軽量なろうリーダー

作品タイトル不明

役割交換

「戦士の方が辛いに決まってんだろうが!」

「いいえ、後方の魔法使いの方が危険で、ほんとううううにっ! 辛いんだからねっ!」

酒場で金属鎧を着た頑丈そうな男と、砂のような色をしたローブを着込んだ女性が口論をしている。

『聞き耳』のスキルを発動しなくても、隣の席にいる俺には余裕で聞き取れる音量だ。

男女二人が言い争い、仲間らしき他の二人は傍観している。どこか悟ったような表情から察するに、この光景は日常茶飯事なのだろう。

「戦士はな! 勇敢にも敵の前に飛びだし、この身を犠牲にしてお前たちを守ってんだぞ! 後方でぬくぬく守られているてめえとは違うんだよっ!」

体格は立派だが顔つきが幼く、言っていることも子供っぽい。実年齢は十代後半ぐらいだろう。

「そんな頑丈な鎧を着て、何を甘えたこと言ってんのよ。魔法は詠唱の妨げになるゴテゴテした防具は身に着けられないし、精霊たちが金属を嫌うから防具は薄手の布製! 魔物に一発殴られただけでも良くて骨折、打ち所が悪かったら、あっさり死ねるんだから!」

戦士に負けずと言葉を返すのは、長い髪を三つ編みにして眼鏡をかけている魔法使いらしき女性。彼女も戦士と同年代ぐらいに見える。

さっきから、自分の職の辛さを語り相手を馬鹿にする。それをずっと繰り返しているだけだ。あまりの騒がしさにうんざりした客が席を立ち、彼らの周囲の席に座っているのは、いつの間にか俺だけとなった。

本来なら他の客と同様に、落ち着いて食事のできないこの場から離れるべきなのは分かっているのだが、ここに居座っているのには訳がある。

冒険者四人組パーティーの残り二人が顔見知りなのだ。

その二人と言うのが、以前、スキルの売買をした老賢者(元)と、その孫娘だったりするんだよな。

あれから何かと気に掛けていて、姿を見つけると自分の存在をスキルで消してから、こうやって見守ることにしている。

老賢者(元)と孫娘は俺に気付いてないようで、盛り上がっている二人を無視して食事を続けている。……二人とも動じないな。

「でよ、ルイオはどう思うよ! 戦士の方が辛いよな!」

「ピーリなら魔法使いの境遇分かってくれるわよね!」

食事中に話を振られた二人は苦笑いを浮かべている。

ちなみにルイオとは老賢者が今名乗っている名であり、ピーリは孫娘のことだ。

前衛二人が戦士の男で、後衛が魔法使いと射手の女というバランスのいいパーティー。

噂によると新人だというのに危なげなく依頼を順調にこなしているそうだ。

受けている依頼も魔物退治だけではなく、雑用や薬草採集等の、あまり若者がやりたがらない仕事も積極的にやっている。

その際には、老賢者だったルイオの知識が重宝されていた。

パーティーにもちゃんと溶け込んでいるようで何よりだよ。

「うーん、どっちも大変だと思うけどねー。ねえ、ルイオ」

「そうだな。前衛も後衛も等しく苦労があるのではないか。どちらかが優れているという話ではない」

「ルイオって、前から思っていたんだけどお爺ちゃんみたいな話し方するよね」

「そうだろうか」

「うん。でも、私はその話し方いいと思うよ」

孫娘の指摘は間違っていない。若さが一切感じられないからね。

これは『演技』も売りつけておくべきだったか? だけど、その口調はピーリには好評のようだから、別にこのままでもいいのかな。

「って、そっちで盛り上がるなよっ。質問に答えてくれよー」

「そうよ、そうよ。今は前衛と後衛、どっちが大変かって話でしょ」

さっきまで口論していたのに、こういう時はこの二人息がぴったりなのか。

そもそも、別に仲が悪いという訳ではなさそうだが。

「だって、毎回、同じ話ばっかじゃないの、もうどっちでもいいよ」

頬杖をついてフォークをくるくる回しながら答える姿は、どこからどう見ても真面目に答える気はなく、本気でどうでもいいようだ。

「うむ。繰り返すだけで不毛だ。ピーリ、フォークを振り回すのは行儀がよくないぞ」

「すみませーん」

「まったく」

ルイオとピーリのやり取りは、祖父と孫の会話そのものだ。

以前と姿は違うが、二人を見ていると胸が温かくなる。

「とはいえ、毎回我々が仲裁に入るのも面倒だ。二人とも、そんなにお互いの職が優れ、苦労していると強調するのであれば、互いの職を入れ替えてみてはどうだ?」

老賢者の言っていることが理解できないのか、残りの三人が小首を傾げている。

「言い方が悪かったか。前衛であるセマッシュが後衛であるサーピィの役割を果たす。代わりにサーピィが前衛としてやってみる。というのはどうだろうか?」

「あっ、それ面白そう! 弱い敵が相手なら大丈夫だよね」

パンと手を叩きピーリは乗り気の様だ。当の本人たちは顔を見合わせて、戸惑っている。

見るからに戦士系のセマッシュと細身の魔法使いサーピィ。入れ替わるとなると……確かに面白そうだ。

「真面目な話をするのであれば。互いの苦労や立ち回りを経験しておくことで、今後の連携も滞りなく行えるようになるのではないか」

「そうだよね。うんうん、凄くいいと思うよ」

「い、いやでもよぉ。こいつ、鎧なんか着れねえぞ。俺の鎧かなり重いやつだぞ」

「そうよ。私って非力だし。それに、セマッシュに後衛をさせるにしても魔法使えないわよ」

自分の心配よりも相手のことを心配するのか。

少し冷静になって無茶があると考えたのだろうな、二人とも。

元は老賢者のルイオも本気ではなく、互いの考えを改めさせるために口にしたのだろうが……。

「あの方法を使えば、本当に相手の役割を 担(にな) うことが可能だが、こんなことで手を 煩(わずら) わせるわけにもいかぬな。それに大金も必要となる」

「えっ、何それ?」

「どういうことだよ、ルイオ」

「可能って何が?」

ルイオは独り言のつもりだったようだが、声が大きすぎたな。仲間が話に食いついてきている。

口にしたその方法とは、俺に頼むってことなのだろうな。

だが、駆け出し冒険者のいざこざを 嗜(たしな) めるためにしては、安くない金額が必要となる。

でも、その提案は面白そうだ。個人的にも今後の展開には興味があるぞ。

俺はすっと席を立ち『隠蔽』のスキルを消して、彼らの席に歩み寄る。

「お久しぶりです、ルイオ様。と老賢者様のお孫さんでしたよね?」

営業用の笑顔を浮かべ、しらばっくれて話しかけた。

ルイオとピーリは俺の顔を見て驚きはしたが、直ぐに笑みを返した。残りの二人は初対面なので、訝しげにこっちを見ている。

「あれあれー。お爺ちゃんところで会った人だよね! ルイオとも知り合いなんだ」

「久方ぶりだな、回収屋よ」

「回収屋?」

ルイオ以外がその言葉に反応した。さーて、ここから商談開始だ。

といっても、駆け出し冒険者だから儲けは期待できないけど。

「お話が聞こえましたので、失礼だとは思いましたが、こうして声をかけさせていただきました。近々、新しい商売を始めようかと思っておりまして。そのことで皆様のお役に立てるのではないかと」

次の日、彼らの冒険に同行させてもらうことになった俺は、早朝に冒険者ギルド前で待ち合わせをしていた。

約束の時間は五分ほど過ぎているのだが……。おっと、ご到着か。

「お待たせー」

「すまぬ。待たせてしまったな」

いつもと変わらぬ格好のピーリとルイオのお爺ちゃんと孫コンビから少し遅れて、セマッシュとサーピィがノロノロと続いている。

その足取りは重く、やる気が感じられないというより違和感があるのだろう。――自分の格好と能力に。

「この薄っぺらい服で冒険に行くのかよ。防御力皆無じゃねえか、頼りねえなぁ」

戦士であるセマッシュは、薄手のローブを摘まみ顔をしかめている。

手にした杖を槍のように振り回しているが、しっくりこないようだ。

「ちょっと、私の杖を乱暴に扱わないでよ! ったく、この鎧ちゃんと拭いたりしている? 汗臭いんですけどぉ。でも、これだけ頑丈なら敵の攻撃もへっちゃらよね」

魔法使いであるサーピィが鎧を着ているのだが、似合っていない。セマッシュと身長が少ししか変わらないので大きさは問題ないのだが、鎧を着ているというより着られているという感じだ。

細身の体なのに金属製の鎧の重量は気になっていないようで、軽い足取りで嬉しそうに歩いている。……本来なら一歩も動けないはずなのに。

「回収屋さんって、本当に凄いのですね。昨日は疑ってすみませんでした」

頭を下げて謝るサーピィは、セマッシュと話している時とは別人のようだ。

二人は同じ村出身の幼馴染らしく、二人でいるときは言葉づかいも荒くなるのだが、通常時は礼儀もしっかりしている。

「マジでスキル交換なんてことが可能なんてな。未だに信じられねえぜ」

俺の能力を初めて知った人は大抵、同じような感想を抱く。

昨日、二人にスキルの交換をしないかと申し出たのだ。

一旦、二人のスキルを俺が買い取り、セマッシュのスキルをサーピィに。サーピィのスキルをセマッシュへと移した。

セマッシュから買い取ったスキルは『槍技』『怪力』『頑強』『痛覚耐性』でサーピィからは『魔力変換』『火属性魔法』『水属性魔法』『魔法操作』となっている。

スキルについて勘違いしている人がたまにいるのだが、スキルとは生まれた時に所有しているスキルと、後天的に覚えるスキルの二種類がある。

ただし、後天的にスキルを覚えるのは本来至難の業だ。毎日飽きるほど剣を振っても、生涯『剣術』スキルを覚えなかった剣豪の話は、誰もが耳にしたことがあるだろう。

スキルとは生まれ持った才能。あれば有利だが無くても、その道で生きていけないわけじゃない。あの剣豪は才能がなかったのだが、それを努力で補ったのだ。

だが、スキルの中でも後天的に身につきやすいスキルが存在する。それがこの世の理から外れた能力。魔法だ。

なぜ、魔法関連のスキルだけが後天的に覚えることが容易なのか、未だに学者や魔法協会の意見は異なり答えが出ない。一般的には神からの恩恵ということになっているようだが。

とはいえ、容易だといっても他のスキルと比べたらの話で、生半可な努力では身につかない。サーピィは二属性も使えるということは、相当な努力をしてきたのだろう。

彼らのスキルを交換する際に、今回は新しい商売のための試しなのでサービス、ということにしておいた。

実際、大きな冒険者の組織になると内部での揉め事が多く、チャンピオンからも似たような相談をされたことがある。

今回の一件が上手くいけば、これから本格的に一時的なスキル交換サービスを始めてもいい。

本音を言えば、売買スキルはあまり広めたくないのだが、この街の中級以上の冒険者達には結構広まってしまっているので今更だ。原因はチャンピオンなのだけどね……。

まあ、他言無用と頼んでも人の口なんてものは塞ぎようがない。もっとも、嘘か真か不明な噂という認識なので、一応彼らにも説き伏せておいたのだが。

「あんたの『怪力』って結構便利よね。まさか、こんな重い鎧が軽々と着こなせるなんて」

「お前の魔法だってすげえじゃねえか。前からちょっと羨ましかったんだけどよ、火とか飛ばせるのっていいよな!」

昨日とは打って変わって、互いの能力を褒め合っている。

かなりテンションが上がっていて、楽しそうだな。

「いいなー、私も後でスキル借りたいなー」

「指をくわえるでない」

じーっと羨ましそうに二人を見ている孫娘にルイオが注意をしている。

このままだといつまで経っても出発しそうにないので、俺が「そろそろ行きませんか?」と促すとようやく冒険が始まった。

「怖いっ! 何これ、すっごく怖いんですけどっ!」

雑魚魔物として有名な二足歩行をする犬の魔物コボルトを前にして、サーピィが悲鳴を上げている。

一応盾を構えて槍を手にしているが、へっぴり腰で前衛としてはあるまじき姿だ。

「バカ野郎! コボルト相手なら槍でけん制するだけで十分だ!」

「分かってる! 頭では分かってるけど、至近距離で敵と見つめ合うの、怖いんだからね!」

「知ってるよ!」

罵倒か指摘なのか判断しづらい声が、セマッシュから飛んでいる。

金属鎧にコボルトの振るう粗末な棍棒が何度も命中しているが、頑丈な鎧を貫くほどではなく、ダメージが全く通っていない。

「きゃーっ、きゃーっ、死ぬ、死ぬ!」

精神的ダメージは十分通っているようだが。恐慌状態で槍を振り回しているので、危なくて仲間が近寄れない。

俺は傍観しているが、いざとなったら助けに入ろう。

「落ち着け! 落ち着け! 落ち着けって言ってんだろっ、この貧乳!」

「誰が貧乳よ! って、うわっ!」

おっと、怒りで恐怖心が薄れたのか。相手の攻撃を初めてまともに躱したぞ。

一度、冷静になったら状況の見極めができるようになったようで、まだ若干は腰が引けているが対応ができてきている。

「よっと! って、あんたも人のことばっか言ってないで、魔法使いなさいよ」

「おう、そうだな。んじゃ、ええと……どうすんだっけ?」

「あのねぇ……。精神を集中して、体内に魔力のうねりを感じるの」

「お、おう。このぐねっとしたヤツだな」

目を閉じて「はぁーっ」と息を吐き出すさまは、集中というより気合をためているかのようだ。

「それで、杖を対象に突き出して、魔法を発動させる!」

「おっしゃあ! 煉獄より生み出されし紅蓮の炎よ! 我が命に従い、邪悪なるものを消し炭と化せ!」

突き出された杖の先端から炎の球が飛び出し、コボルト二体を巻き込み燃え上がる。

戦闘で初めて放つ魔法としては大したもんだ。

「なによ、その恥ずかしい呪文は」

「昨日、考えたんだぜ。カッコいいだろ! って、あれ。なんだこれ……貧血か?」

杖を振り上げ自慢していたセマッシュが、片膝をついて額を押さえている。

あー、これは。

「魔力を消耗しすぎよ。もうちょっと魔力を調整して抑えないと」

「そ、そんな面倒なことやってんのかよ」

初心者が陥りがちなんだよな。俺も魔法のスキルはあるが、初めの頃は嬉しくて同じミスをやったよ。懐かしい。

それからも戦闘を続けていたのだが、

「ああもう、遠距離に逃げないで! 魔法があれば倒せるのに」

「くっそ、かすっただけで、めっちゃ痛ぇなっ! おら、死にやがれ!」

「私の杖で殴らないでえええっ! その子はそんな風にできてないのっ!」

騒がしい戦闘だ。祖父と孫コンビはマイペースで狩りを続けている。

どうやら、この二人のことは俺に任されているようだ。

この感じ……懐かしいな。以前は共に冒険した仲間も、こうやって人に教えた経験もあった。

今はこうしてスキルを売買して過ごしているが。

と、感慨にふけっている最中にコボルトが襲ってきた。一歩後ろに飛んでから蹴り飛ばしておく。頭が消滅したコボルトが弧を描いて遠くに墜落している。

「ちょっと、そこから降りてきなさいよ。卑怯者……じゃなくて、卑怯魔物!」

サーピィが空飛ぶ鳥の魔物に槍を振り回して怒鳴っている。

「当たんねえぞ。こんなにぶつけるの難しいのかよっ! ……あふぅ」

セマッシュが小さい炎の球を連発して、仰向けに倒れている。

無駄に連発するから魔力が尽きたか。

最後にはピーリの矢が魔物を射抜き、今日の冒険は終了となった。

無事に宿屋へ帰り着くと、俺は二人のスキルを元に戻す。

打ち上げと反省会という名目の飲み会に誘われたので参加することにした。

場所は俺が宿泊している宿屋一階の食堂兼、飲み屋。

「おや、回収屋さん。今日はお友達がいっぱいですねー」

陽気に話しかけてきた人は、この宿屋を取り仕切っている女将さんだ。

この人は以前、俺が『魔物寄せ』を買取させていただいたご婦人で、それから懇意にさせてもらっている。

「ははっ、そうですね。お勧めの料理を人数分、いただけますか」

「はいはい。少し待ってくださいね。美味しいお料理をお運びしますので」

ご婦人が経営している宿屋は『料理』スキルが高いだけあって絶品だ。

ほぼ指定席となりつつある、窓際のテーブルに移動すると、少し遅れて彼らがやってきた。

「あっ、回収屋さん、いたいた!」

手を振りながらやって来るピーリは、今日も元気いっぱいだ。傍にいるだけで明るさが伝染してきそうだ。

全員が席に着き、食事も並んだところでセマッシュが酒の入ったジョッキを掲げる。

「今日はみんなお疲れ! まずは乾杯だっ!」

ジョッキを軽くぶつけ、中身をあおる。いつもはのんびり酒を嗜む程度なのだが、今日ばかりはぐいっと飲み干すのが礼儀か。

「くはあああっ、うめぇー。今日は疲れたぜ」

「私もすっごく疲れたぁー」

スキル変更で慣れないことをして疲れ切ったのだろう、二人同時に机に突っ伏している。

最後らへんはそれっぽく立ち回れるようにはなっていたが、もう二度とやりたくないとぼやいていた。

「まさか、魔法使うのがあんなに神経使うなんてよ。あんなの戦闘中にできねえっての」

「鎧で守られているけど、魔物と至近距離で殴り合いするなんて正気の沙汰じゃないわ」

二人が愚痴をこぼし対面の席にいる相手と顔を見合わせると、上半身を机の上に投げ出したまま、手を握り合っている。

今日一日で互いの職の辛さを実感できたようだ。

「上手くいって、よかったね! これも回収屋さんのおかげだよ」

「またも、世話になった」

「いえいえ。こちらもよい経験になりました。今後の商売にいかせます」

ルイオとピーリの感謝の言葉にこちらも感謝を伝える。

実際は商売のことなど忘れて、楽しませてもらっていただけなのだが。

ちょっとした気まぐれだったが、スキルの交換というのは結構有益かもしれないな。もっと違う方面で利用できないだろうか。

「あ、そうだ! 回収屋さん、スキルの交換って私でもいける?」

「可能ではありますが……」

「だったら、ルイオのスキルと入れ替えっこしようよ!」

「ぶふぅーーーっ!」

黙々と酒を飲んでいたルイオが豪快に噴き出している。

「きっ、きったなーい!」

「ごほっ、ごはっ、はあはあ……すまん」

意表を突かれたか老賢者よ。

スキルを交換すると正体がバレる恐れがあるから、取り乱すのも分かるけど。

騒ぎ飲み食いする仲間を諭す、ルイオ。

酒を浴びるほど飲み、早々に潰れるセマッシュ。

そんな幼馴染を罵りながらも、介抱するサーピィ。

スキル交換をしつこくねだるピーリ。

仲間と過ごす騒がしくも楽しい夜か。久しく忘れていたが、たまにはこんな夜も悪くない。