軽量なろうリーダー

作品タイトル不明

第509話 強化方針

霊獣を狩れば、レベルが上がり、転職ポイントも獲得できた。

アレンはレベルアップによるステータスの上昇を果たす。

上空では亜神に成れたディグラグニの絶叫が聞こえる。

レベルアップの確認のため、クレナとハクが魔導書を持つアレンの元に寄ってきた。

「えへへ、アレン、私も結構強くなった!」

『ギャウ!!』

クレナとハクもレベルが一気に10上がって嬉しそうだ。

「ああ、ただ、せっかくレベルが上がるならアイアンゴーレムでレベルを上げてから倒したかったな」

アイアンゴーレムでレベルを上げてからだと、レベル90前後から一気にカンストの99まで上げることもできた。

クレナもハクも亜神級の霊獣を倒してレベル52になっただけなので、勿体ないとアレンは思った。

ドゴラとシアはレベル99でカンストしているため、そもそも上がらなかった。

「ドゴラ、シア。助かったぞ」

「ああ、終わったな」

「余も少しは活躍できたかな」

(強化しまくったドゴラとシアの力か。シアは霊獣の攻撃を受け流していたな)

【名 前】 ドゴラ

【年 齢】 16

【加 護】 火の神(加護大)、火攻撃吸収

【職 業】 破壊王

【レベル】 99

【体 力】 8729+10000(加護)+9600(真闘魂)

【魔 力】 4007+10000+4800

【攻撃力】 8988+10000+9600

【耐久力】 8235+10000+9600

【素早さ】 6213+10000+9600

【知 力】 3845+10000+4800

【幸 運】 6028+10000+9600

【スキル】 破壊王〈8〉、真渾身〈8〉、真爆撃破〈8〉、真無双斬〈8〉、真殺戮撃〈8〉、全身全霊〈7〉、真闘魂〈2〉、戦破陣〈7〉、修羅双連撃〈5〉、斧術〈8〉、双斧術〈5〉、盾術〈4〉、神技発動

【神 技】 爆炎撃〈6〉

・スキルレベル

【破壊王】 8

【真渾身】 8

【真爆撃破】 8

【真無双斬】 8

【真殺戮撃】 8

【全身全霊】 7

【戦破陣】 7

【修羅双連撃】 5

【爆炎撃】 6

・装備

【武器①】神器カグツチ:攻撃力20000

【武器②】オリハルコンの大斧:攻撃力12000、攻撃力6000

【鎧】オリハルコンの鎧:耐久力12000、耐久力6000

【指輪①】攻撃力5000、攻撃力5000

【指輪②】攻撃力5000、攻撃力5000

【首飾り】攻撃力3000、攻撃力3000

【耳飾り①】物理攻撃ダメージ7パーセント、体力2000

【耳飾り②】物理攻撃ダメージ10パーセント、体力2000、攻撃力2000

【名 前】 シア

【年 齢】 16

【加 護】 獣神(加護無)

【職 業】 拳獣王

【レベル】 99

【体 力】 7851+9600

【魔 力】 4273+4800

【攻撃力】 8280+9600

【耐久力】 7851+4800

【素早さ】 6355+9600

【知 力】 3573+9600

【幸 運】 5271+9600

【スキル】 拳獣王〈7〉、真強打〈7〉、真駿殺撃〈7〉、真地獄突〈7〉、真粉砕撃〈7〉、真爆拳〈2〉、反撃武舞〈4〉、組手〈6〉、拳術〈7〉、獣王化〈5〉

・スキルレベル

【拳王】 7

【真強打】 7

【真駿殺撃】 7

【真地獄突】 7

【真粉砕撃】 7

【反撃武舞】 4

・装備

【武器】オリハルコンのナックル:攻撃力12000、攻撃力6000

【鎧】オリハルコンの鎧:耐久力10000、耐久力5000

【指輪①】攻撃力5000、攻撃力5000

【指輪②】攻撃力5000、攻撃力5000

【腕輪①】クールタイム半減、回避率2割、体力5000、素早さ5000

【首飾り】攻撃力3000、攻撃力3000

【耳飾り①】 物理攻撃ダメージ7パーセント、魔力2000

【耳飾り②】 物理攻撃ダメージ10パーセント、体力2000、攻撃力2000

ドゴラの職業レベルは8に、シアは職業レベルを7まで上げることができた。

ドゴラは新たにスキル「修羅双連撃」を獲得した。

シアは新たにスキル「反撃武舞」を獲得した。

ドゴラのスキル「修羅双連撃」は強力な4連続の斧による攻撃を行う。

消費魔力も程よく高く、単体攻撃で威力が高い。

クールタイムが短いのも使い勝手が良い。

アレンたちのパーティーは無数の敵と戦うこともあるのだが、無数の敵はアレンの召喚獣との攻撃相性がいいので、仲間たちに求めているのは単体火力である。

【ドゴラのスキル「修羅双連撃」の効果】

・単体4連撃

・物理攻撃ダメージが発動ごとに1パーセント上昇する(4連撃で4パーセント上昇)

・攻撃属性は無属性、クールタイムは10分

・消費魔力は1撃当たり1000、4連撃で4000

・スキルレベル1上がるごとに1撃当たりに1000ずつ消費魔力上昇

・魔力が足りる回数分しか発動しない

【シアのスキル「反撃武舞」の効果】

・素早さ3000と回避率5パーセント上昇する

・たまに敵の物理攻撃を受け流す

・たまに敵の物理攻撃を跳ね返す

・消費魔力は1000、発動時間は1時間、クールタイムはなし

・レベルが上がるごとに素早さ3000と回避率5パーセント上昇する

・レベルが上がるごとに受け流しと跳ね返しの確率が上昇する

・レベルが上がるごとに消費魔力は1000上昇する

素早さと攻撃力を強化して敵の尾の針やハサミを破壊したシアと、一撃必殺の攻撃があるドゴラの良いコンビ攻撃だったと考える。

さらに転職ポイントも付与してくれるようだ。

倒したねとヘルミオスもやってきて、メルルやガララ提督も降りてくる。

「おお、僕も転職ポイント2ポイント付与してくれたよ」

「俺も3ポイント手に入れたぞ。これで10ポイントだ。転職するか」

(ふむ、メルルより提督が先に転職するのか)

亜神級の霊獣を倒すと10ポイントの転職ポイントが貰える。

この転職ポイントがあれば、才能の星をふやすことができる。

【才能と転職ポイント】

・星3つにするには、転職ポイント1ポイント必要

・星4つにするには、転職ポイント3ポイント必要

・星5つにするには、転職ポイント10ポイント必要

(なるほど、転職ポイントは3パーティーで割り振られたのか)

「ああ、おめでとうございます。10ポイント溜まったんですね。あとで、転職ダンジョン改を手伝わせてください」

【学園都市の転職に関わる2つのダンジョン】

・転職ダンジョンは星4つまでの転職が可能

・転職ダンジョン改は転職ポイントを消費し、星5つまでの転職が可能

「お、それは助かるぜ」

転職ポイントは各パーティーのリーダーに付与される仕組みだ。

ガララ提督は今回の霊獣討伐で10ポイント達成して、星5つの職業へ転職を考えているようだ。

今年の4月から始まった転職ダンジョン改については、既に攻略方法を記録しているのですぐに転職ができる。

今後のためにも、ヘルミオスやガララ提督のパーティーには協力していきたい。

ガララ提督の転職を手伝うとアレンは言う。

「それにしても、アレン、転職ポイント溜まってきたわね。ポイント使わないと勿体ないわよ?」

セシルが28ポイントまで溜まった転職ポイントは使うべきだとアレンに言う。

「まあ、たしかにそうなんだが、ふむ。これだけのポイントが貰えるんだ。方針を変えるかな」

アレンは転職ポイントが20ポイントを超えたまま使っていない。

仲間たちは星4つがほとんどだ。

転職ポイントを使えば、星5つの職業に転職することができる。

ララッパ団長のように、魔導具の開発に必要な才能の星を上げたいとも考えている。

アレンは今回霊獣から転職ポイントが貰えることを知り、1つの決断をした。

「まずはララッパ団長に転職してもらう」

(この神界には吹き溜まりがいくつもあるみたいだし)

今回やってきた吹き溜まりは、いくつもあるうちの1つに過ぎなく、亜神級の霊獣はそれなりにいるようだ。

転職ポイントが結構手に入るなりの方針に変更する。

「え? ララッパ団長を先に転職させるの?」

「ああ、軍を強くするにはララッパ団長の力は欠かせないからな。それが終われば、星3つのルークと星4つのフォルマールからだな」

魔王軍の拠点で押収した数々の魔導具の分析や活用が進むと言う。

「ふうん、そう。じゃあ私の転職はその後ね」

セシルは転職して星5つにしたかったが、アレンの決断に理解を示すようだ。

ドゴラとシアはスキルレベル上げを優先させる。

とりあえず、スキルレベル9になるとどうなるのか知っておきたい。

その間にカンストして止まっている仲間たちの転職を進める。

現在幼精霊の扱いの練習中で、パーティーの中で唯一星3つのルークを星4つにすると言う。

「……そうか」

(ん? 気のせいか)

弓を持つフォルマールが何かを言ったような気がした。

先ほどから、攻撃が通じなかったことについて何か思うことがあるようだ。

しかし、仲間たちの中で感情の起伏の少ないフォルマールがこれ以上何かを言うことはなかった。

「ダニエスを倒してしまうとは、審判の門を超えた者はとても強いのだな」

「いえいえ、アビゲイルさん方の案内があって助かりました。皆の協力があってのことです。さて、霊晶石を回収しましょうかね」

アレンは倒れた霊獣ダニエスから霊晶石を回収しようとする。

剣を使ってアレンは胸元から大きくゴツゴツとした水晶のような塊を取り出した。

霊石の数倍大きい。

『霊晶石を1つ収納した』

念のために魔導書に収納したが、霊晶石で間違いないようだ。

パアッ

霊晶石を取り出すと青白い炎で包まれた霊獣ダニエスの体は光る泡となって散っていく。

「さてと、ちなみにここには亜神級の霊獣は他にいるのですか?」

「な!? まだ狩るのか。もう亜神級の霊獣を狩ったのではないか!!」

守人長のアビゲイルが信じられないと叫んだ。

「狩るのですが、狩りは数日後の予定です」

(いや、今すぐ狩るとは言っていない。クレナたちのレベルアップが先だな)

鑑定眼の有効距離は100メートルだ。

クワトロが100メートル以内に近づかないと、対象の強さが分からない。

アビゲイルたちがいないとどれが強い霊獣か分からない。

今回アレンたちは、シャンダール天空国の王に霊晶石を渡して、精霊の園行きの船を手に入れようと考えていた。

クエストは達成条件さえ満たせば良いという考えのアレンだが、亜神級の霊獣を狩って話が変わってきた。

クレナとハクを何日かS級ダンジョンで90近くまで上げてから亜神級の霊獣を狩りたいと考える。

『どんどん狩っていいぞ。次は神だ!!』

この場に呼んでいないディグラグニがメルルの目の前に浮く魔導キューブを通じて、アレンの意見に同意する。

「……そうか。亜神級を狩ってくれたら、我らも助かる」

驚きはしたものの守人長のアビゲイルは止めないようだ。

亜神級の霊獣を狩ってくれることで、助かる守人の竜人たちが多いと判断したようだ。

「それで、大天使級と亜神級だとあとどれくらいの霊獣がいるのですか?」

「この吹き溜まりだと大天使級なら10体だ。亜神級なら3体だな」

(大天使級っていうのがまだ狩ったことのないグラハンくらいの強さか)

「じゃあ、次の亜神級の霊獣狩りは3日後だ。大天使級もとっておこう。クレナとハク、S級ダンジョンで急いでレベルを上げておいてくれ」

大天使級も固定レベルアップかもしれない。

「分かった!!」

『ギャウ!!』

アレンは今後の予定を組み立てていく。

これとは同時進行で霊獣グラハン用に聖水も用意しないといけない。

(あとは提督とララッパ団長の転職もさくさく済ませてと)

クレナのレベル上げ中に細かいことは済ませようと思う。

「じゃあ、一旦森から出るってことでいいのね」

「そうだな、セシル。クレナたちを送って国王のところだな。審判の門の前に『巣』を用意したからな」

神界から人間世界にそのまま転移はできなかった。

必ず審判の門をくぐらないといけない設定になっているようだ。

だから、審判の門の前に神界側と竜王の神殿側に1つずつ、鳥Aの召喚獣の転移場所の設置となる「巣」を設定している。

一旦、クレナたちをS級ダンジョンに送ろうとした時だった。

ドクン

「ん?」

何かが遠くで聞こえたような気がした。

竜人のアビゲイルとボンゴラの顔が一気に青ざめる。

「あれ? 何か聞こえたよ」

クレナも気付いたようだ。

ドックン

聞こえる音はさらに大きくなる。

「い、いけない!! ネスティラドの躍動が聞こえてきただ。デカくなっとる。こっちさくるど! 逃げねえとだ!!」

斥候担当のボンゴラが血相を変えて叫ぶ。

ドックン!!

ドックン!!

確かに何か心臓が脈打つような鼓動がどんどん大きくなっていく。

衝撃音にも近く、大木が揺れはじめ、仲間たちも尋常じゃない状況だと理解する。

「ネスティラドって、この吹き溜まりのボスですよね。強いのですか?」

霊獣ネスティラドは亜神級を超える神級の霊獣らしい。

「な!? ま、まさか!!」

「いや、強さの程度を知りたいだけです。ちょっと、見てみても良いですか?」

(亜神級でレベル10アップなら、神級でいくつレベルが上がるんだ)

神級の霊獣ネスティラドに興味を持つアレンであった。