軽量なろうリーダー

作品タイトル不明

第118話 Cランク

キールと一緒にいった最下層ボスを攻略した翌日に、キールからパーティーに入れてほしいと言われた。銀箱の金貨3枚がかなり大きかったようだ。

その日のうちに、冒険者ギルドに行って、キールを『廃ゲーマー』パーティーに入れた。

『キールが仲間になった』

魔導書にはしっかり、キールが仲間になったことが表示された。お陰で、キールのステータスを見ることができるようになった。

家名が表示されないキールはやはり貴族ではなかった。貴族ではないので戦場に行く勤めがない。しかし、学園に来て1ヵ月で僧侶を仲間にできたことは大きい。時間はたっぷりあるのでじっくり、『廃ゲーマー』パーティーの良さを知ってもらおうと思う。

キールで良かったことといえば、目的がお金だったことだ。これが夏休みの課題であるダンジョン攻略だけが目的なら、目的達成したところで関係が終わっていた。

パーティーに入ったので、キールには2つのことをもちかけた。

・4人で一緒に住んでいるので、キールも拠点に住もう

・平日もC級ダンジョンの最下層ボスを倒す日課に参加しよう

拠点については断られた。それはできないとだけ言われたが、理由は聞いていない。

C級ダンジョンの最下層ボスを倒す件については、喜んで参加すると言われた。キールはまだC級ダンジョンを1つしか攻略していないため、最下層ボスは1箇所しか挑戦できない。しかし、それでもいいと言う。

毎日銀貨20枚以上稼ぎ、たまに銀箱が出て金貨数枚の日があるなら、キールの昼食抜き問題も解消されるだろう。

また、冒険者ギルドに行った時ついでに確認をしたのだが、B級ダンジョンに行くには、一緒にダンジョンに入る参加者全員の冒険者ランクがCになる必要があると言われた。パーティーリーダーだけCランクになればいいというわけではないらしい。

アレン、クレナ、セシル、ドゴラはC級ダンジョンを3つ攻略することができた。

キールはまだ1つだ。キールのため、アレン達が最初にいったダンジョンを攻略したら皆でようやくB級ダンジョンに挑戦できる。

パーティーに入ってくれたキールを待って冒険者証はCランクにしようと皆で話し合って決めた。

そして、学園が始まって2ヵ月が過ぎた6月の上旬、学園の休みの日についに念願のことが起きた。明日は学園の授業が始まる休み2日目の深夜のことだった。

アレンは1人、自分が住む拠点の2階の1室で魔導書を見てニマニマしている。

拠点の部屋割りだが、アレンとドゴラは拠点の2階に、クレナとセシルは3階に、それぞれ自室を持っている。

『合成のスキル経験値が10000000/10000000になりました。合成レベルが6になりました。召喚レベルが6になりました。魔導書の拡張機能がレベル5になりました。覚醒スキルを獲得しました』

・01歳00か月 魔導書獲得、召喚レベル1、召喚獣Hランク

・01歳10か月 召喚レベル2、合成スキル獲得

・03歳00か月 召喚獣Gランク

・05歳11か月 召喚レベル3、強化スキル獲得、召喚獣F

・07歳09か月 召喚レベル4、収納スキル獲得、召喚獣E

・09歳10か月 召喚レベル5、共有スキル獲得、召喚獣D

・12歳09か月 召喚レベル6、覚醒スキル獲得、召喚獣C

(ほうほう、2年11ヵ月ぶりに召喚レベルが上がったな)

魔導書のログを元に、アレンの成長の記録を魔導書のメモ機能に記録する。

この3年間の学園生活にはいくつか目標がある。その中の1つに召喚レベルを7にし、Bランクの召喚獣を召喚すること。

魔法の講師の話では、Aランクの魔獣が魔王軍の中にゴロゴロいるという。過去の経験で1つ上のランクの魔獣までなら余裕を持って倒せる。2つ上のランクの魔獣だと、かなりギリギリの戦いになり、魔石を大量に消費する。

(おかげでお金とCランクの魔石をほとんど使ってしまったけど。来月にはまた魔石の募集を再開したいぞ)

金貨数十枚とCランクの魔石1000個ほどを残して全てを使い、おかげで召喚レベル6にできた。金貨も魔石も無くなったので冒険者ギルドへの魔石の募集は一旦終了した。

魔導書のスキル及び召喚獣のページを確認する。

・スキルレベル

【召 喚】 6

【生 成】 6

【合 成】 6

【強 化】 6

【覚 醒】 1

・スキル経験値

【生 成】 1,004/100,000,000

【合 成】 0/100,000,000

【強 化】 3,180/100,000,000

【覚 醒】 0/1,000

・取得可能召喚獣

【 虫 】 CDEFGH

【 獣 】 CDEFGH

【 鳥 】 CDEFG

【 草 】 CDEF

【 石 】 CDE

【 魚 】 CD

【 - 】 C

・ホルダー

【 虫 】

【 獣 】 D9枚

【 鳥 】 G3枚、E3枚

【 草 】

【 石 】

【 魚 】 D30枚

【 - 】

(さて、召喚レベルが6になって召喚獣が1種類追加、拡張が1つ上がって、新しいスキルが1つ増えたってことだな)

召喚レベルが6になってできるようになったことを1つずつ検証していく。

さらにページを開き、カードを収納できるホルダーの数を確認していく。

ホルダーは60個あり、カードは60枚ストックできるようになっていた。

召喚レベルが上がる度に10枚増えていっているので、今回も同じく10枚増えたことになる。

(あとはCランクの召喚獣と念願の覚醒スキルか。とうとう成長するスキルを手に入れたぞ)

強化スキル以降、収納と共有は大変便利なスキルであったが、成長するスキルではなかった。固定した効果しかなかったが、今回はスキル経験値欄に覚醒スキルが表示されている。

スキルの効果が楽しみだ。

アレンは魔導書の生成と合成を使いながら、まずはCランクの召喚獣が何なのか調べることにした。1000個もCランクの魔石があれば、全て分かりそうだ。

Dランクの召喚獣の時に開放された魚系統まで作り

・形状はサソリの虫Cのステータス

【種 類】 虫

【ランク】 C

【名 前】 ピオン

【体 力】 320

【魔 力】 0

【攻撃力】 214

【耐久力】 500

【素早さ】 500

【知 力】 310

【幸 運】 120

【加 護】 耐久力50、素早さ50

【特 技】 しびれ針

・形状は猪の獣Cのステータス

【種 類】 獣

【ランク】 C

【名 前】 ボタン

【体 力】 500

【魔 力】 0

【攻撃力】 500

【耐久力】 360

【素早さ】 220

【知 力】 320

【幸 運】 200

【加 護】 体力50、攻撃力50

【特 技】 突進

・形状はヒクイドリの鳥Cのステータス

【種 類】 鳥

【ランク】 C

【名 前】 フラン

【体 力】 76

【魔 力】 0

【攻撃力】 125

【耐久力】 240

【素早さ】 500

【知 力】 500

【幸 運】 340

【加 護】 素早さ50、知力50

【特 技】 駆け抜ける

・形状はナスの草Cのステータス

【種 類】 草

【ランク】 C

【名 前】 マーボー

【体 力】 78

【魔 力】 500

【攻撃力】 42

【耐久力】 45

【素早さ】 67

【知 力】 82

【幸 運】 500

【加 護】 魔力50、幸運50

【特 技】 薬味

・形状は鋼鉄製フルプレートの石Cのステータス

【種 類】 石

【ランク】 C

【名 前】 テッコウ

【体 力】 500

【魔 力】 0

【攻撃力】 455

【耐久力】 500

【素早さ】 280

【知 力】 390

【幸 運】 123

【加 護】 体力50、耐久50

【特 技】 みがわり

・形状はサメの魚Cのステータス

【種 類】 魚

【ランク】 C

【名 前】 フカヒレ

【体 力】 200

【魔 力】 0

【攻撃力】 420

【耐久力】 127

【素早さ】 160

【知 力】 500

【幸 運】 360

【加 護】 魔力50、知力50

【特 技】 サメ油

(名前もこんな感じでいいか。それにしてもステータスがずいぶん高くなってきたな)

カードから伝わってくる雰囲気からガンガン名前も付けていく。ステータスは最大500になっており、強化すれば1000に達する。それを最大60体同時に召喚できる。

加護についてもステータスを合計6000も増やしてくれる。

(あとは【-】を調べていくぞ)

総当たりで【-】になっている新しい系統の召喚獣を調べていこうとする。鳥Cと魚Cの召喚獣を合成すると、魔導書が明るく輝く。どうやら合成に成功したようだ。

「おお! 霊だ!! スピリッツ系の召喚獣かな?」

霊Cと書かれたその召喚獣のカードはフランス人形のような見た目であったのだ。