軽量なろうリーダー

作品タイトル不明

終わりと続き

あれから三日程してからフィーロたんとお義父さん達は村に戻ってきました。

この三日間、探すのが本当に大変でした。

俺としても、もっと簡単にお義父さん達を見つけられると思っていたのですが、お義父さん達の逃走能力は想像以上だったのですぞ。

最初の世界でも凄かったですが、ステータスやスキル、魔法などの能力が高まっているお義父さん達の逃走能力は格段に上がっていました。

長年の勘とお義父さんの持っているポータル位置を推理して、匂いを頼りに見つけたのですぞ。

しかし、見つけてもそれで終わりではありません。

お義父さんの指揮とスキル、フィーロたんの俊足、お姉さんの幻覚魔法、婚約者の知恵が合わさり、すぐに逃げられてしまうのですぞ。

それでも俺は諦めません。

セカンドモードの性能がどれ程であるのかを理解してもらいたいですからな。

「クソが……どこへ行っても見つけて来やがる……面倒だからやめだ」

「でも、ごしゅじんさまー!」

「とりあえず上手い事説得はする! じゃなきゃずっとこのままなんだぞ」

「いい加減、疲れてきましたしね……」

「ええ、もう限界よ」

お姉さんと婚約者も長期間の移動テストに疲れたのかフィーロたんから降りてぐったりとしています。

これも訓練だったのですな!

「お義父さんおかえりですぞ」

キキーっと車体を横にドリフト気味にフィーロたん達に近寄る様に止めて、俺は挨拶をしました。

「どうでしたかな? 俺のセカンドモードは」

「くたばれ。いや、なんでもない……凄いのはわかった。だがな元康、その、セカンドモードだったか? とやらはここぞとばかりの必殺技の様にするべきだと俺は思うんだ」

「そうなのですかな?」

「ああ、俺も日本に居た頃はいろんな趣味を楽しむオタクだったから、その手のロマンをわかっているつもりだ。だからこそ使いまくって良い物では無い。緩急があるからこそ……盛り上がると言うものだろう?」

そうですな。

毎度同じ事ばかり……どんなに素晴らしいデートをしたとしても、同じ事を繰り返せばいずれ飽きてしまうでしょう。

なので意外性を出すのは重要なのですな。

さすがお義父さん、良い事を言いますな。

「フィーロ、お前もそう思うよな?」

「え?」

「思うよな?」

「う、うん……」

なんとフィーロたんも同意見とは。

ダテにフィーロたんのお義父さんではない、という事でしょうな。

俺の中でお義父さんへの尊敬が一段階上がりました。

「だからセカンドモードは……もう充分だろ?」

「わかりました! ではサードモードの研究に入りますぞ」

「まだネタがあるのか……どこまで行くのか、ある意味興味が湧いても来るな」

「ナオフミ様!」

「ナオフミ!?」

「と、とりあえず、セカンドモードみたいな物ではなく、もっとバイクっぽい感じでやれば良いんだ。な?」

何やらお義父さんはバイクらしさを望んでいるご様子。

ふむ……確かにこの三日間、セカンドモードで走った感じ、色々と問題点が出てきましたからな。

何だかんだ言って現代社会のバイクはしっかりと考えて作られているという事でしょう。

「フィーロ、お前もイヤかもしれないが……あまり元康を放置するとコレなんだ。どっかで妥協するんだぞ」

「やー!」

「今度はタイヤモードとか言って前転しながら追い掛けてきたらどうする? もう少し構ってやれ」

「フィーロちゃん、お願い。さすがに勘弁してほしいわ」

婚約者まで何やらフィーロたんにお願いしていますぞ。

前転ですかな? 前が確認できませんが考えておきましょう。

「がんばりますぞー!」

「いや、がんばらなくて良い」

「やー! うー……」

「少しだけで良いですから……じゃないと槍の勇者がどんどん何か別の存在へ変貌して行ってしまいそうなんです」

フィーロたんが俺を見ております。

イエーイですぞ!

お義父さんがリクエストしたタイヤモードでの運用を元康ブレインが現実化出来るか構築中ですぞ。

「うー……! フィーロ走る!」

おお! フィーロたんがもっと走りたいと仰っていますぞ!

俺も負けませんぞ!

「……アレはもう人なのかしら……勇者って化け物だわ」

「それでは俺まで同類になってしまう訳だが……」

などと言いながらお義父さん達は婚約者と話をしていました。

そんな感じで、楽しいセカンドモードのテストプレイが終了したのですぞ。

尚、この一件以来、お義父さん達と婚約者の仲が以前よりも良くなった気がするのは……気の所為ですな!

やがて……前にループしていた時のタイムリミットの日になりました。

いきなり視界の数字が現れたのですぞ。

01:30

「結局、元康の言う通りになったか……」

「どちらにしても今日を乗り越えないと始まりませんね」

「そうだな。錬や樹の為って訳じゃないが、生き残った俺達が乗り越えられるか調べる為にも、がんばるしかない」

などと話をしていると……。

波の亀裂から人影が現れました。

「ここがアップデート先の世界か」

「早く始めようぜ」

「わかってる」

波の亀裂を広げる様に後方に居る集団が亀裂を手でこじ開けようとしています。

やはり現れましたな。

もしかしたら出てこないとも考えましたが、希望的過ぎましたな。

「させるか! 行け、俺達の狂犬!」

「突撃ですぞ! キール」

「え!? それって槍の兄ちゃんの事だろ!」

キールが何やらボケておりますがお義父さんの命令に合わせて俺も突撃しますぞ。

「「「女神様から授かった新しい能力マジチート!」」」

「何がチートだ。ふざけるな! こっちは強くてニューゲームだっての!」

お義父さんが頭に手を当ててから怒鳴りましたな。

そうですぞ。

俺はあの時の様に、お義父さんと共に世界を救って見せますぞ!

と、俺は心を震わせたのですが、お義父さんが複雑な表情で言いました。

「チートと強くてニューゲーム……果たしてどっちが強いんだろうな……」

「ナオフミ様しっかりしてください!」

「今度こそ、俺は負けませんぞ! ブリューナクⅩ! からのエイミングランサーⅩ!」

先制攻撃を俺は連中にぶちかましました。

最大強化された俺の最も強力な一撃を受けて蒸発しろ! ですぞ!

「おっと、な、なに!? ぐあああああああ――」

前にも見た転生者が手を前に出しますぞ。

すると俺のスキルを壁で阻もうとした様ですが、消し飛びましたな。

「ブヒィイイイイイイ!?」

転生者の豚共が雑音を発しておりますが、無視ですな。

すぐにお前等も同じ場所に送ってやりますぞ。

「中々重い攻撃みたいだ。いや、随分と強力じゃないか。ま、当たらなければ俺の敵じゃね――うわ!」

そんな戯言をほざいていましたが、また一人転生者が俺の攻撃で消えましたな。

避けられなかった時に一撃で死ぬ様な防御力では、遅かれ早かれああなったと思いますぞ。

HAHAHA!

「……もうアイツだけで全部片付くんじゃないのか?」

俺と転生者共の戦いを見ながら何やらお義父さんがお姉さんに愚痴りました。

「気持ちはわかりますが、彼等だけが敵ではありませんから……」

そんなお義父さんをお姉さんが励ましてますぞ。

「くそ! 何なんだアイツ! チートじゃねえか! やってられっか!」

おや? 敵が背を向けて逃げ出そうとしておりますぞ。

これは勝機! 背中ががら空きですぞ!

「お義父さん!」

「ああ、はいはい。リベレイション・オーラⅩ」

今回の周回ではお姉さんのお姉さんが飲み仲間のドラゴンと仲良くなって、欠片を条件に加護を授かったとの話ですぞ。

なんでも水属性の強力なドラゴンなんだとか。

顔がとても広くて驚きですな。

すぐにお義父さんの魔法によって俺は超強化されました。

こうなった俺は無敵ですぞ。

お義父さんとフィーロたんの敵をこの世から抹殺してやります。

「うおおおおおおおおおお! 一気に決めますぞぉおおおおお! ブリュ-ナクⅩ! そしてリベレイション・ファイアプロミネンスⅩ!」

「お、おい早く行けよ! じゃねえとあのチートの攻撃が来るだろ!」

「うっせ! 今やってる所だろ!」

逃げる転生者達が亀裂の前で団子状態になってますぞ。

HAHAHA、一網打尽ですぞ!

ブリューナクの閃光とファイアプロミネンスの熱量が奴等に迫っていきますぞ。

「く、来る! ぎゃああああああああ!」

「うわあああああああ!」

亀裂から逃げ出し、俺の攻撃から辛うじて避けた者もおりますが、狙っていなかったのでどうでもいいですぞ。

本命は波の亀裂ですからな。

「はあああああああああ! フィーロたあああああああああん!」

俺はフィーロたんと心を合わせて波の亀裂の中にリベレイションファイアプロミネンスをぶち込み、炸裂させました。

「うわ――――……!」

亀裂の先の連中さえも消し飛ばし、一気に亀裂が弾けました。

前に戦った時と同じ地震が発生した様な錯覚がありますな。

「くそ! なんなんだよ! そんなにアップデートが嫌なのかよ!」

「みんなに迷惑かけてんじゃねーぞ! このチート野郎共!」

「揃いも揃って盛大なブーメランだな。さて、残党の処分はお前等に任せる!」

との指示でお義父さんの配下が揃って転生者の捕縛を始めたのですぞ。

非常に統率が取れておりますな。

さすがお義父さんの配下達ですぞ。

「……これで元康が退場するのか、それとも波は続くのか」

お義父さんと同様に俺も波の到来時間を確認しました。

ふむ……何もありませんな。

次の到来時間が存在しませんぞ!

撤収作業を併用しつつ、俺は覚えのある時間まで待ちました。

ですが真・竜刻の長針は何の反応もありません。

「で、元康。何か変化はあるか?」

「ないですな」

「色々と仕様が変わっているのはわかったが……次の波の到来時間も無くなったって事は、波が終わったって事で良いのか? どうも拍子抜けというか、俺自身はそこまでやり遂げた感じがしないんだが」

お義父さんはブツブツと呟きながら盾の項目を確認しておられましたが、特にそれ以上の変化は観測できなかったみたいですな。

俺も調べてみましたが特にそれらしい情報を得る事は出来ませんでした。

「私達は波を乗り越えることができたんですよね?」

「おそらくな……既に黒幕が討伐済みだから、とか別の理由があるのかもしれないが」

「あの……それで、ナオフミ様」

「なんだ?」

お姉さんが恐る恐ると言った様子でお義父さんに尋ねますぞ。

「世界が平和になったということは、その……ナオフミ様は、元の世界に……帰ってしまうのでしょうか……」

泣きそうなのを堪えるようにお姉さんはお義父さんに尋ねますぞ。

するとお義父さんはお姉さんの顔を見ながらハッと我に返るように視線を泳がせております。

やがて幾ばくか考え込んだ後、お義父さんは言いました。

「別にすぐに追い出される訳でもなさそうだしな。少しくらい保留したって悪くはないだろう。召喚されてしばらくは滅べとか思ってたが、存外悪くはないしな。まだ何かあるのかもしれないし」

「そうですよね!」

「あらー? ナオフミちゃんったら――」

お姉さんのお姉さんがお義父さんを冷やかそうとした次の瞬間、お姉さんの背後からとてつもない何かが噴出してお姉さんのお姉さんやその場にいる者達を威圧してきますぞ。

これは! 下手なことを言ったら殺されますぞ!

さすがお姉さんですな。

俺は黙っている事にしますぞ。

「まあ、しばらくは平和かもしれない世界を謳歌していくとしよう」

こうしてお義父さんはこの世界にいる事を決めたようですぞ。

少なくともお姉さん達への責任は取るとかなんとか。

「あらー」

「さて、これからいろいろと忙しくなるな。ゼルトブルでやってほしいと言われている人間バイクレースって大会もあるしな」

「あれを見たいって人やレースしたいって人がいるのが驚きですけどね」

「言うなって……元康」

「なんですかな?」

「という訳でゼルトブルで人間バイクレースに出て来い。先頭走者はメルティ騎乗のフィーロとだからやる気が出るだろ」

なんと!

それは確かにやる気が出ますな。

婚約者がフィーロたんに乗っているのは悔しいですが、嬉しい物は嬉しいですぞ。

「え!? ごしゅじんさまー!」

「真面目に参加すればご褒美をやるから我慢しろ」

「うー……」

なんて感じに俺達の平和な日々が訪れました。

最初の世界とはまた違った時間と結果な様な気がしますが、これはこれで良いのかもしれませんな。

何故か今回の婚約者は執拗に俺とフィーロたんの逢瀬を邪魔してきましたが、障害が大きければ大きい程、燃える物ですぞ。

しかし……錬や樹がいなくてもあんまり変化がなくて何よりですな。

エクレアが婚約者の護衛だけであったり、ストーカー豚を見かけないのが気にはなりましたがな。

ライバルの育ての親の行方もわかりません。

唯一、哀れなのは錬のいないクロちゃんでしょうか。

お姉さんを元にしたお義父さんが作り出した生き物もいないので、静かと言えば静かですな。

こうして俺は平和な世界をまた構築する事ができたのですぞ。

どれだけの年月が過ぎたのかぼんやりとしてますな。

ただ一つわかる事は……あの世界は救われたという事ですぞ。

やがて……俺の視界に見覚えがある様な時計が浮かんだような気がしますぞ。

……。

…………。

………………。

選択遡行

ランダム遡行←

第五座標…………参照…………照合…………遡行開始――

……。

…………。

………………。

それは突然の事でした。

聞こえてきたのは怒りの声……これはエクレアの声ですな。

「貴様!」

意識がハッキリとして来ました。

どうやらエクレアが燻製に向かって剣で切り付けようと駆け寄って行く最中みたいですな。

「もしも巻き戻るのだとしたら、次はこんな失敗をしない様に……お願いするね」

おや? ここはどこですかな?

目の前には優し気なお義父さん。

辺りを見渡すと荒廃した大地が続いていますな。

なんとなく覚えのある場所ですが……どこでしたかな?

そんな事を考えている内に、エクレアが燻製に向かって剣を振りかぶりました。

「ぐあ! 味方を剣で切るとは! 何のつもりだ!」

「貴様に義はない! 風向きが悪くなったら担ぎ上げていた弓の勇者殿を殺めた愚か者が!」

エクレアが続く刃で燻製の腕の筋を切り、地面に押さえ付けました。

よくわかりませんが、エクレアよくやった、ですぞ。

どうせ燻製は俺達に迷惑しか掛けませんからな。

……しかし、燻製は樹と一緒に殺されたのではなかったのですかな?

ストーカー豚がそんな事を証言したとお義父さんから聞きましたが……?

「急いで弓の勇者殿の手当てをするのだ! 可能性がある限り、諦めるな!」

一斉に回復魔法の使い手が傷付いた樹に駆け寄りました。

どうやら燻製だけでなく樹も居るみたいですな。

……倒れていますが弓を持っていますぞ。

タクトに奪われた弓を解放して以来一度も見ていませんでしたが……う~む、謎ですな。

それ以前に死んだはずの樹がどうしてこんな所にいるのかすら理解出来ませんぞ。

「元康くん?」

状況に付いて行けず、分析をしようと思っていましたが、お義父さんに呼ばれたのでそちらに意識を向けますぞ。

俺はお義父さんの忠実な配下ですからな。

「なんですかな?」

「ぼーっとしてたけど大丈夫? もうループしちゃうんじゃないの?」

ループ?

何故俺がループすると思ったのですかな?

新たなスキルの名称的に選択してループ出来る様になったとしても、俺はこの世界を諦めたりしませんぞ。

最後の瞬間までフィーロたんとお義父さんと共に戦うと決めたのですからな。

……元康くん?

いえ、これはそういう事ではないかもしれませんぞ。

なんせお義父さんは俺を『元康くん』と呼んでいます。

俺のよく知るお義父さんは俺を『元康』と呼び捨てにしますからな。

ですが、元康くんと俺を呼ぶお義父さんにも覚えがあります。

「お義父さん、俺も少々混乱しているのですが、召喚されてから今までの経緯を教えてほしいですぞ」

「え? 時間がないんじゃ……」

「お願いします! とても重要な事なんですぞ」

俺が真剣にそう言うとお義父さんは困惑しながらも話してくれました。

「えっと、召喚初日に元康くんがメルロマルクの陰謀から俺をエクレールさんと一緒に助けて、シルトヴェルトに逃げたは良いけど、ツメの勇者のフリをしたタクトとその仲間達によってシルトヴェルトとメルロマルクが戦争をしなくちゃいけなくなった……かな」

ふむ、大体状況は掴めました。

俺は一つの可能性を導き出し、お義父さんに言いますぞ。

「その後は戦いに勝利し、樹と戦って風向きが悪くなったあの燻製に樹が殺されてしまった、という事ですかな?」

「そうだけど……ループは――」

なるほど、これはそういう事みたいですな。

……俺は覚えていますぞ。

共に戦ったお義父さんとフィロリアル様達、仲間達の想いを。

短くはありましたが、共に過ごした時間を。

『この世界で元康くんに助けてもらえて、俺は凄く嬉しかった。ありがとう。短い間だったけど、本当に楽しかったよ』

そう言って悲しそうに笑う、お義父さんのお顔を。

お義父さんと交わした、次こそ失敗しないという、心に刻んだ約束を。

そう……この世界は――

「お義父さん、既にループはしてきたのですぞ」

俺がそう言うとお義父さんは首を傾げました。

この柔らかい反応……どう考えても答えは一つですな。

「え? それってどういうこと?」

この世界は……俺が未熟だったばかりに、お義父さんに悲しい思いをさせてしまった世界。

「そうですな。ここはお義父さんとシルトヴェルトに向かった世界という事でしょうな」

あの世界の事を、俺は昨日の事の様に思い出せます。

お義父さんやエクレア、シルトヴェルトの者達……そしてユキちゃん、サクラちゃん、コウ。

みんなを忘れた事などありません。

……どうやらフィーロたんに蹴られるタイミングで未来を思い出した世界から別の世界にまたループしてしまったみたいですな。

何故こうなったのかは全くわかりません。

というより、以前ライバルや最初の世界のお姉さんがこれまでの世界は存在しないと言っていたはずですぞ。

ライバルはともかく、最初の世界のお姉さんが間違っているとは思えません。

きっと何か理由があるはずですぞ。

ですが……どちらにしても、俺はこの世界を救わなくてはいけません。

いえ、一度は諦めるしかなかったからこそ、今度こそ救って見せますぞ。

俺は槍を持つ手に力を込めて誓いますぞ。

フィーロたん! 見ていてください!

この世界も必ずや平和に……真の平和を手に入れて見せますぞ!

――こうして俺の新たなループ。

無かった事になったはずの世界の続きが始まったのですぞ。