軽量なろうリーダー

作品タイトル不明

67 砦の状況

「ヌマー」

とりあえずルナスが責任者と話をしている間に俺も情報収集に被害状況などを聞いて回った。

どうやらオーガ達はこの砦から少々離れた所に拠点を作成。定期的に攻め込んで来ているとの話。

オーガ達の住む地からここまでの道を占拠してきたらしい事実を偵察したレンジャーなどが仕入れている。

蛮族や辺境に住む者達はオーガの横暴な侵略を受けて無理矢理支配されている状況だとか……国内の状況ではないが大変そうだ。

しかもオーガ達はワイバーンなどを手懐けたりしていて相当厄介な軍団と化しているとか。

この砦が攻め込まれて陥落でもしようものなら、ここを足がかりにより攻めて来ようとしているという話だ。

ブレイブオーガが先陣を切る軍勢に押され気味って所のようだ。

「話を聞いてきたぞ。奴らは日に数度襲撃してきて、この辺りの村なども被害を受けているそうだ。ここに派遣されていた宮仕えパーティーはブレイブオーガの攻撃で重傷を負って治療中であるそうだな」

「かなり切迫した状態になってるな……」

応援として宮仕えの勇者が来る事でこの騒動を鎮圧するって考えなんだろうけど……ここにいる他の宮仕え勇者パーティーなんかもオーガ単体には遅れを取らない猛者ばかり。

更なる実力者である上位の勇者様ってのが来るのを待つ防衛戦をよく耐えているもんだ。

「つい先日攻め込んできたばかりで砦の者達は次の襲撃はいつ来るかと不安になっているようだ。早急に宮仕えパーティーの治療をしているので、それまで私達が最前線で戦う事になる」

「概要はわかったけど……ルナス、俺達はこれからどうするつもりな訳で?」

「そりゃあリエル、君なら分からないはずはないだろう? 私はさっさとこの依頼を終わらせて迷宮に潜りたいのだ」

元からそのつもりだったもんな。

「勇者ドラークが導入された際の作戦、敵陣にドラーク一行が突入しブレイブオーガを屠る……それを私達がやるだけだ」

何、ドラークが出来るのだから私達なら余裕で出来るはずだ。

そうルナスは不敵に笑いながら俺の肩を叩いた。

「では早速行こうではないか。この辺りの地形は既に地図に起こされている。リエル、敵の把握は任せたぞ」

「はいはい」

なんとも力業な作戦だ。

それだけ迷宮で鍛えた冒険者の強さは偉大って事なんだけどさ。

「ちなみにリエル、君だったらどんな作戦を考える?」

「んー……そうだな」

俺は周辺の地図を広げて地形を確認する。

「ここの崖を魔法使い辺りに頼んで崖崩れを起こさせて誘導させたオーガ達を生き埋めにさせたりして数を減らすかな。で、爆薬を気づかれないように仕掛けて奴らが寝静まったのを確認して爆破。ブレイブオーガの取り巻きが減った所で一気に叩く」