軽量なろうリーダー

作品タイトル不明

第百二十六話 豚汁

今日は一日ダンジョン内で食う飯の準備だ。

いざとなればダンジョン内で料理するにしても3、4日もつくらいは作っておきたい。

朝飯もみんなに食わせたから、時間はあるしね。

ちなみに焼くだけで簡単だからブラッディホーンブルのステーキ食わせたんだけど、みんな美味そうに食ってたよ。

朝からステーキでも何の問題もないみたいだった。

もちろん俺は朝からステーキなんて無理だから、インスタントのスープにパンにコーヒーと簡単に済ませた。

さて、今日は何作るかな。

昨日は揚げ物類と牛丼作ったし……。

丼ものでいけそうなのは便利なんだよね。

飯の上に載っけるだけで美味いし。

そう考えると生姜焼きとか味噌漬けあたりは作っといた方がいいな。

って、そういえば…………お、あった。

前に作っておいたオークジェネラルの味噌漬け、すっかり忘れてたぜ。

結構な量が残ってるな。

これ全部焼いて味噌焼き確保だな。

あとはオークジェネラルの生姜焼きを作る。

これはいつも使ってる某社の生姜焼きのたれで焼くだけだから簡単だしな。

あとは飯にあうものだと、前に作ったポークチャップも簡単だし作っとくか。

オークジェネラルの肉を使えば更に美味いだろうし。

飯に合うといえば、いい加減カレーを食いたい。

カレーは豚肉派の俺としては、オークジェネラルの肉もまだあることだし作っておきたいところだけど、匂いがねぇ……。

カレーの匂いって結構するからなぁ。

この辺り一帯にカレーの匂いプンプンさせてたら絶対何か言われるだろうし。

どうすっかな、豚肉を使った料理でー…………あ、豚汁作ろう。

具だくさんだし、あったかい汁物は俺的にも欲しいところだ。

フェルたちはどうかわからんけど、オークジェネラルの肉多めに使えばいいか。

まずは、ネットスーパーで買い物だ。

昨日も買った半寸胴鍋を豚汁用に1つと、あとは今までのフライパンも28センチの大きいやつ使ってたけど、もう少し深型のが欲しいな。

お、深型フライパンあるな、これをコンロに合わせて4つくらい買っとくか。

あとはそれに合わせてフタも買っておこう。

この際だからボウルやらザル、お玉や木べらなんかのキッチン用品と食器類もいろいろと買い足した。

それから豚汁の足りない材料を買わないと。

ジャガイモとニンジンと玉ねぎ、それからごま油と顆粒だしはあるから大根とゴボウとコンニャク、それから味噌もなかったな。

あとはいつも使ってる某社の生姜焼きのたれも買って、ポークチャップのタレを作るのに足りないケチャップを買う。

待てよ、生姜焼きと味噌焼き作るなら、丼にするにしろ単品で食うにしろキャベツの千切りは必要だよな。

この世界のキャベツはあるけど、生で食うのはちょっとね……。

千切り用のキャベツもネットスーパーで買った。

生で食うなら、ネットスーパーで買ったもんの方が安心だしね。

そうなると、こっちで買ったキャベツがもったいないな。

キャベツを加熱してかつ簡単な料理っていうと……回鍋肉あたりがいいか。

市販の回鍋肉のタレを使えば簡単だし。

よし、回鍋肉のタレも買おう。

うーむ、結構かかったな。

半寸胴鍋とフライパンが割といいお値段だったからな。

とはいっても、今の所持金からしたら微々たるものだけど。

さてと、それじゃ作っていきますか。

まずは1番手間のかかる豚汁からだね。

オークジェネラルの肉は薄切りにして3センチ幅くらいに切る。

ジャガイモ、ニンジン、大根はいちょう切りにして、玉ねぎは5ミリ幅にざっくり切るだろ、あとゴボウはささがきにして水にさらしておく。

コンニャクは短冊切りにして軽く下ゆでしておいてと。

下処理ができたら、半寸胴鍋にごま油を引いてオークジェネラルの肉を炒めていく。

オークジェネラルの肉の色が変わったら野菜とコンニャクを入れて炒めて全体にごま油をなじませる。

そしたら水と顆粒だしを入れて、アクを取りながら煮ていく。

野菜が柔らかくなったら、煮汁で溶いた味噌を加えて一煮立ちさせたら出来上がりだ。

どれどれ味見を。

ズズーッ、うん、美味い。

野菜も柔らかく煮えてるけど、もう少し時間が経ってからの方が味が染みて美味いかも。

豚汁ってけっこう家庭によって違うよな。

俺は実家がごま油使ってたから自分で作るときもごま油使ってるな。

ごま油の香りがして美味いし。

あと具も結構違うよな。

うちの基本は今作ったやつの玉ねぎ抜きがそうだ。

玉ねぎ入れるようになったのは1人暮らししだしてからかな。

玉ねぎ入れた方が甘みも出ていいから入れるようになった。

ジャガイモの代わりに里芋とかサツマイモ入れても美味いよな。

具材を変えてまた豚汁作ってもいいな。

豚汁はこのまま1時間くらい寝かせてからまた煮立ててアイテムボックスにしまうことにする。

あとはオークジェネラルの生姜焼きと味噌焼きそれからポークチャップを焼いていく。

焼いて皿に載せてアイテムボックスに収納を繰り返す。

「ふ~、これくらいあればいいか」

お次は回鍋肉だな。

オークジェネラルの肉は薄切りにして一口大に切る。

キャベツはざく切りにする。

フライパンに油をひいて、オークジェネラルの肉を炒めていき色が変わったらキャベツを投入。

キャベツがしんなりしてきたら市販の回鍋肉のタレを回しかけて全体に絡めて軽く炒めたら出来上がりだ。

超簡単だな。

これも焼いて皿に載せてアイテムボックスに収納を繰り返す。

さてと、もうそろそろ昼飯時だし、キャベツの千切りは昼飯後でいいか。

もちろん豚汁もまた煮立ててアイテムボックスに収納済みだ。

「今日の昼飯は……またステーキでいっか。今度は丼にするけどーって、うおっ」

気配を感じて後ろを見たら、フェルとスイとドラちゃんが3人並んで待ってたよ。

『腹が減った、飯だ』

『飯くれよ、飯~』

『あるじーお腹減ったー』

ホント、お前らの腹時計は正確だねぇ。

昼飯はワイバーンのステーキ丼にしたよ。

飯の上にワイバーンのステーキを載せて、ステーキ醤油のにんにく風味をちょろっとかけて出来上がりだ。

みんな美味い美味いって食ってたよ。

俺も食ったけど、超簡単だけど美味かった。

何せ肉がいいからね。

昼からこういうのも贅沢でいいね。

このあとまた料理作りが待ってるんだけどさ。