軽量なろうリーダー

作品タイトル不明

キ:魔女の買い物と招待状

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虚無期間でコツコツとレベル上げをしている僕等だけど、どうも僕は延々と狩りだけしていると飽きてしまう。

なので今日の僕は息抜きに街へ出ました!

相棒は相棒で、拠点にてネビュラのブラッシング中。

存分に犬(狼)成分を補充すると良い。

まずは 微睡(まどろみ) の森の木を間引いて、変装姿でサウストランクへ持って行き買い取ってもらう。

良い感じにお金を作ったら、一旦拠点に戻って変装を解除。

そしてピリオノートの露店広場へ繰り出すのだ!

今日のお目当ては、秋イベントに向けてマリーがオバケ達を飾り付けたいって言うから、その素材探し。

それから、新しく手に入ったワンランク上のキツネの毛皮で相棒の装備を依頼する事になったから、ついでにその素材をシイタケさんに届ける事。ついでに僕の装備も見ておいで、とも話した。

それと、僕が個人的に、寝室に配置する事で効果のある従魔って言うのが少し気になってきたから。もし詳しそうな露店があれば話を聞いてみたい。……オバケを寝室に置くのはさ、可愛くてもなんか怖いから……ちょっと躊躇っちゃうよね。

あとは適当にウィンドウショッピングを楽しめればいいかな。

従魔関係はねー、フリーマーケットの時にもっと詳しく聞けばよかったんだけど。時間が経ってから気になる欲がムクムクとパン生地みたいに膨らんできたから、しょうがないね。

僕らの拠点があるフィールドは特に変化は無いけど、ピリオノートのあるフィールドは段々草木の色が変化し始めて、秋っぽい景色に変わり始めていた。

* * *

「おあ~~っ!」

「ふふふ、お客さんはこういうのお好きだと思ってましたよ」

なんとなく秋らしい物が多いような気がする品揃えの露店をのんびりと見てまわり、僕はとあるお店で動けなくなっていた。

いつもいつも雰囲気の良い魔女っぽい装備を売っている、ハニーカプチーノさんのお店。

そこの商品!

【月光花結晶のケープとコルセットスカート】…防御+15、MP最大値+25

月光雫の花で染めて、月光花の結晶と

刺繍をあしらったケープとコルセットスカート。

魔力の回復を助ける効果がある。

製作者:ハニーカプチーノ

【月光花結晶の三角帽子】…防御+7、MP最大値+15

月光雫の花で染めて、月光花の結晶と花飾りをつけた三角帽子。

魔力の回復を助ける効果がある。

製作者:ハニーカプチーノ

なんというゴリゴリのMP特化仕様!

いつもいつでも消費MPの大きな僕にはとっても嬉しゅうございます! 自分で新しく作りなおした腕輪とも合うし、ぴったりだ!

そしてなんといっても、カワイイ!

薄青色のブラウスに、濃い落ち着いた青色のケープとスカート。

コルセットスカート、好きなんですよ!

胴の部分がコルセットみたいに背中で編み上げ出来るようなやつが!

できればリアルで着たいくらいには!

ふくらはぎくらいまでの丈だから裾を踏む心配も無さそうだし。

ケープもこれから秋になるからか、厚手の素材で暖かそう。

それ全部に同系統色の濃さ違いの糸で派手になりすぎないけどファンタジーな刺繍の飾りが入ってる。

さらにブローチみたいに青い綺麗な結晶が飾られているんですよ。

帽子の花飾りは僕の腕輪みたいに生きてる花が飾りとして咲いてるし。

なにこれ最高か???

「……これって夜中光ったりします?」

「大丈夫です、ゲーミングじゃないので光りません」

完璧。

「これくださーい!」

「ありがとうございます! ……靴はこちらいかがですか?」

【蔦編み上げの紺革ブーツ】…防御+9

不思議な蔦で編み上げた紺革のブーツ。

装備する者の足に合わせて、ちょうど良い強さで編み上げてくれる。

製作者:ハニーカプチーノ

「これで!」

「ありがとうございます!」

ハニーカプチーノさん、僕の好みを把握しすぎでは???

それとも僕がわかりやすいのかな??

前の装備は結構長く着ていたから、精のお引越しもして……これでよし!

ほくほくとお会計をしていたら、ハニーカプチーノさんが封筒をひとつ差し出して、ひそひそと声を潜めて話しかけてきた。

「実はですね、今度の秋イベント中に魔女好きが集まってお茶会みたいな事しようって話になってまして」

「ほう」

「こちら招待状になります。良かったらどうぞ」

へぇー……つまりは魔女集会?

せっかくだから受け取っておく。

「匿名参加もオッケーなんで、フリマショッ○ーでも大丈夫ですよ」

「え、あれでもいいんです?」

「ですです。仮面とかでもオッケーです」

へぇー……あれかな、たまにSNSとか動画サイトとかで見かける、ある種類のバイクとか車が好きな人達だけで集まるオフ会みたいな。

匿名オッケーなら、クラン結成とかフレンド登録のために集まるわけでもないだろうし。

……とはいえ、僕がそういう集まりが好きかどうかというと……微妙?

魔女集会って響きには心惹かれるけどねぇ……大勢でお茶会的なのはその時の気分による、としか。

「……帰って読んで考えてみますね」

「はい、お気軽にどうぞー」

うん、割とラフな集まりみたいだから、気軽に考えよう。

内容確認して、当日気が向いたら行く事にする!