軽量なろうリーダー

作品タイトル不明

獣ダンジョンの3階層の攻略

「こいつらの討伐証明部位ってどこなんだろうな?」

最終的には上空を飛ぶロック鳥が居なくなるまで戦いが続き、地面に転がるロック鳥の数は14体と数えることができた。

「そうね。特徴のある尾羽根でもあればそれかと思うけれど、くちばしなのかな」

「確かにこの硬いくちばしは素材としても活用できそうだし、魔石以外ではそれだけを取っていくか」

「あ、羽根も綺麗なのをそれなりに確保したいわ。矢の素材に使えそうだし」

ゾフィからはそれ以外にも皮革用素材も欲しいと言われたり、カミラも鳥の骨は軽いから加工にも良いかもと言われたりするが、何体も持ち帰るには大きすぎるので、全体的に傷の少ない1体だけを魔法の袋に収納して行く。

「この戦い方を続けるのか……結構しんどいな」

「まぁ、ワイバーンみたいにブレスを吐いてきたりしないだけマシだけれど、な」

「結局は、ユリとテアの魔法のダメージが一番多そうだったよな」

「上空への攻撃手段か。確かにゾフィの矢だけだと少ないよな」

この時点で議論しても仕方ない話はそこで終わらせて、怪我の治療などが済めば先に進むことにした一行。

「流石に登るべき山でなさそうなのがあちこちにあるけれど、そこを無視するなら、この山道がクネクネと続いていることしか見えないわ」

ユリアンネが使い魔シルヴィスの視界で先の方を確認しても、そのくらいの情報しか入手できない。

「ま、それが分かっただけ良いさ。この山を登ったり、谷を歩いたりすることは考えたくないし」

流石に今朝のような十数体のロック鳥との戦闘は発生せず、2〜3体と個別の戦闘だけが続いていく。