軽量なろうリーダー

作品タイトル不明

アンダロフでの店舗探し3

8人が一緒に住みつつ店舗も出すという大型物件を最初に見てみたが、店舗経営の初心者が出店するにはかなり難易度が高いことがわかる。

「じゃあ、もう少し規模の小さな商店が集まる商店街ではどのような選択肢が?」

「はい、このあたりはいかがでしょうか?」

いずれも大通りではなく少し中に入った落ち着いた場所ではある。

「この3種類を実際に見せてもらうことはできますか?」

「もちろんです」

自分たちは戦馬に乗れるので、不動産屋にも馬車ではなく騎乗して貰い、その日のうちに3拠点を見せてもらうことに。

「なるほど、これは横並びで4店舗。でも周りの商店も閉店状態で人が居ないようですね」

「はい、ですのでまとめて借りるどころか購入も可能です」

「これは、確かに繁盛している商店街かもしれないですが、ちょっと離れすぎかな」

「それに、八百屋や肉屋みたいな店舗ばかりだから、冒険者向けではないね」

「では、冒険者向けならこちらはいかがでしょうか」

3拠点目は、当初予定と違うところを案内される。

「あれ?あそこの宿屋、閉まっているみたいだけれど」

「はい、冒険者の数も減りましたので彼らを相手にする宿屋は軒並み閉店が増えました」

「そこも対象にできる?」

「大家と調整します」

「ユリ?宿屋をするつもりはないぞ、流石に」

「ジモ、大丈夫よ。泊まる冒険者も居ないならば、私たちが泊まれば良いじゃない。ただ、一階の食堂を運営するくらいで」

「なるほど。バラバラの家で住まないならば、それだけ店舗は倉庫や作業場所に割り当てられるな」

結果として、食堂付の宿屋と、その近くの店舗3軒を選ぶことに決まった。