軽量なろうリーダー

作品タイトル不明

精霊魔法3

結局は、悪魔ギアマが封印されていた洞窟に行ったときとほぼ同じメンバで土精霊のいる場所に向かうことになる。

道中に魔物が少しは出るので、戦闘力のないスノー、スター、ピュアの女性3人の饗応役が同行しないのは同じであるし、シャドウには別件があるというので抜けたぐらいである。

その“選ばれた盟友”が7人、フェザー、それにストーム、ブラック、スカイ、サンダーの4人の饗応役の10人以上が騎乗して山に向かう。

ここにも小屋が建てられて、集落の者が交代で見張りをしているようである。

「フェザーさん、他にも」

「お疲れ様です。今日は集落の恩人達を、私達のお祀りしている精霊様のところへご案内に」

「そうですか。お気をつけて行ってらっしゃいませ」

山にできた大きな穴にフェザー達に連れられて入っていく一行。

「この洞窟の奥は、昔は鉱石などを採掘する場所だったと聞いております。ただ、いつの頃なのか、精霊様がいらっしゃるということに気づいてからは、騒々しくしては申し訳ないということで、ここでの採掘を止めております」

「土の精霊様ならば積極的に活用するように言わないのかな」

「ヨルク、考え方は人それぞれ、民族それぞれなんだから。ドワーフは鉱石を活用する種族だし」

「いえ、我々の中にもヨルクさんのように言う者もいたのですが、他の採掘場が見つかっていたからか、結果としては今のように。いたずら防止のための見張りは立てていますが」

「魔物が棲みついたりはしなかったのね」

「はい、魔物達も精霊様のお力を畏れたのかもしれませんね」