軽量なろうリーダー

作品タイトル不明

秘密基地への来襲

「流石は 戦馬(バトルホース) 達ね。敵の気配に敏感ね」

「あぁ、ゼラ、ライオ、ペルルの3頭は従魔だから綱を結んでいないこと、敵にはバレていないかもな」

敵に気づかれないために、灯りはつけずに戦支度をする“選ばれた盟友”の仲間達。

腕輪から小さなワイバーン形状に変えた使い魔シルヴィスを、屋敷の上空から偵察させたところ、塀を越えて敷地に侵入している黒装束の者達が20人以上。

「ユリ、そのまま衛兵団の拠点に飛ばしてくれ。きっとセレス班長か誰かが、シルヴィスの姿を見るだけで分かってくれるだろうから」

「衛兵団に近いところを選んだ価値がようやく出てくるわね。ご飯を食べに来て貰うだけでなく」

「そんな機会は来なくても良かったんだがな」

「で、ジモ。ゼバスターさんの様子は?」

「あぁ、何か変な感じがしたと着替えていたよ。デン様は寝ぼけた感じだったが、剣だけは装備させていた。二人には地下室に向かって貰っているよ」

「じゃあ、気兼ねすることもないな」

「屋敷の中で戦闘して家具などをぐちゃぐちゃにされるのも嫌だし、建物に入らせないように庭で戦うとするか」

「あー、私達の花壇はどうでも良いっていうの?」

「いや、ゾフィ、そういうわけでは」

「シミ、冗談よ。でもできるだけ気はつけてね。ユリの薬草畑のことは特にね。高いはずよ」

「もう、みんな軽口で緊張をほぐすのはそこまでにして。そろそろ近づいているわ。行くわよ!」

シルヴィスの視界共有で、セレスランに見つけて貰ったのを確認した後は、シルヴィスには帰還命令だけ行い、自分の目で窓の外を見ていたユリアンネ。

「あ!畑に入ろうとしている!」

≪氷壁≫

窓から乗り出して、建物に来る前の侵入者達に対して魔法を発動する。