軽量なろうリーダー

作品タイトル不明

久しぶりのトリアンダンジョン

シミリートはその場にいなかったが彼の実家である近所の武器屋に迎えに行き、“選ばれた盟友”7人はこれからのことについて相談する。

「なるほど。シャドウ兄妹についていくメンバと、魔術師団員たちについていくメンバに分かれるということか」

「魔術師団員たちも、しばらくはEランク魔物の階層だから同行は不要よね?」

「でも、ドロテアもこのダンジョンが初めてで1階から開始だろう?魔術師団員と一緒に、と言っても彼女も魔法使いだから近接戦闘が一緒の方が良いよな」

「じゃあ、盾持ちの俺が一緒に行こうか。シミは連絡係であまりダンジョンに潜らない方が良いだろうし」

ジーモントの発言に、ゾフィがカミラの脇をこっそりつつく。

「じゃあ私も一緒に行ってあげるわ」

「お、カミラも、か?低層階だと工芸用素材も今ひとつだが良いのか?」

「良いわよ。修行、修行と言われる家に居るよりね」

「それじゃあ、ドロテアとジーモントとカミラが1階から順次、だな。そのうち魔術師団員とも合流する前提で、な。となるとシャドウとフェザーと一緒に行くのは、ヨルク、ゾフィ、ユリで良いか?俺もときどきは同行するが、ジモが言うように連絡係の用事もあるから」

シミリートは特にユリアンネの方を気にしながら皆に確認をする。

ユリアンネは皆の気遣いも分かるため、家でこもって調合などをするよりも一緒にダンジョンに潜ることにする。

「みんな、慣れたダンジョンとは言っても久しぶりだし、地上の魔物に比べて発生数が多いのを忘れるなよ。安全第一、だぞ」

シミリートがリーダーらしく注意喚起をする。