軽量なろうリーダー

作品タイトル不明

ドレイクの集団

3体の 地龍(ドレイク) を倒した後、しばらく進むと喧騒が聞こえてくる。

「あれは!」

数え切れないほどのドレイクに囲まれた騎士団員たちである。こちらから騎士団員との間にも多くのドレイクが群れており、合流するのも簡単ではなさそうである。一部の騎士団員は下馬しており、馬が倒れているのでブレスか尻尾攻撃などで馬がやられたのかもしれない。

「助けは要りますかー?」

「見れば分かるだろう!」

格下だと見下している魔術師団員たちに、素直に助けを求めることができないようである。

「どうします?」

「もちろん、手前のドレイクたちを倒して行くしかないだろう」

フェルバーの判断もあるので、魔術師団員たちは次々とドレイクに攻撃を開始する。それに気づいたドレイクたちは真ん中の騎士団員だけでなく、手前の魔術師団員たちへの反撃を開始する。

「くそ、足が遅いとは言っても、この数だと倒し切る前に寄られてしまう!」

「何を言っている。1体1体倒して行けば良いんだよ!」

先ほどまで余裕がある戦闘ばかりであったので、危機感がなかなか広がらない。

そのことに関しては、ユリアンネやシミリートたちも同様である。

ユリアンネは≪氷槍≫を同時多発してドレイクを攻撃し、シミリートも≪刺突≫の魔法の槍であるショートスピアで地面をはっているドレイクを次々と突き刺しにいく。ヨルク、ジーモント、カミラはバトルアックスやショートソードという短い武器であり騎乗のままでは攻撃ができないので下馬して攻撃したり、ユリアンネたちが倒したドレイクの魔石を回収したりしていた。

カミラたちがドレイクに接近し過ぎて危ないときには、ドロテアが≪水球≫をそのドレイクに当てて気をそらさせているが、その危ないときの回数が増えていく。

「カミラさん、危ないですよ!」

「大丈夫よ、こっちはこれだけ人数が居るんだから。キャ!」

「ほら、危ないですって。こちらへ」

カミラが少しブレスにかすったところへ高級ポーションを振りかけるドロテア。