作品タイトル不明
息ピッタリ!!
私とシアのやり取りを見ていたテリーさんがいきなり笑い出した。
「クックックッ!!」
いきなり笑い出したテリーさんを驚き見ていたらテリーさんが嬉しそうに口を開く。
「やはり君は面白い。これからもシアと仲良くしてくれ」
テリーさんの言葉にセレーナさん、も微笑みながら口を開く。
「もちろん私ともね?私達は貴女と仲良くしたいのよ」
仲良くしてくれるのは嬉しいけど何で今その事を言うのかな?と思っているとシアが苦笑しながら口を開く。
「そうね、リアは元々こういう子だったわ・・・・流石私の大親友」
「何が流石なのかわからないけどシアとは友達だからこれからも仲良くしたいよ?」
「その言葉が聞けて嬉しいわ、でもこれだけは覚えておいて・・・絶対に私は貴女の隣に立って見せる」
ん?私の隣に立つって?
「え?シアはもう十分私の遥か先を歩いてるよ?」
「はいはい・・・さてとお母様聞いての通りリアに【無詠唱】の指導は出来ません、ですのでお母様の情報網を使ってその情報を広めていただけませんか?」
シアが真剣な顔でセレーナさんにそう言うとセレーヌさんが微笑みながら口を開く。
「わかってるわシアちゃん、きちんとお友達に『お話』しておきますよ」
「ありがとうございます」
・・・・・・・・・・・・ん?どう言う事?と不思議に思い首を傾げているとシアが私を見ながら口を開く。
「皆貴女から【無詠唱】の取得方法を聞きたがってるのよ、でも貴女は教えられない・・・・そうでしょ?」
「うん」
私が人に教えるのは無理!!誰も私の説明を理解してくれないんだもん!!
「でもなんでセレーナさんに頼むの?」
伯爵家の奥様の情報網ってそんなにすごいの?
「お母様は結婚するまでは情報部に務めていたのよ、なのでその頃の知り合いと伯爵家の知り合い・・・・・今ではかなりの規模の情報網を持ってるわ」
え?この誰も傷つけられないような外見で情報部で働いていたの?信じられない!!
「あの頃の同僚とも仲がいいままだし、リリアちゃんともよく話しているからすぐに広がると思うわ」
本当に凄いねセレーナさん!ちょっと見直しました!!
「さあ今日の話は此処までで!さあリアちゃん一緒に寝ましょう!!」
せっかく見直したのに台無しですよセレーナさん!!
「ダメですよお母様!!今日は私と寝ることになってるんですから!!」
・・・・・・・・・シアさん?いつの間にそんな事が決まっていたの?私は知らなかったんだけど?
「だったら皆で寝ればいいとおもわないシアちゃん?」
名案!!とばかりに嬉しそうに言わないでもらえませんかセレーナさん?私の意見を聞いてないですよね?
「あの・・・私1人で寝るってのは?」
私がそう聞くとシアとセレーヌさんが私を見て口を開く。
「「却下よ!!」」
・・・・・・・・・・やっぱり親子ですね!息ピッタリ!!と思いながら私は口を開く。
「でしたらもう3人で寝ましょう」
なんか口論してる時間が無駄に思えてきた!!
私がそう言うとシアとセレーヌさんが微笑みながら頷き、セレーナさんが口を開く。
「エスメラルダ、用意をしてくれるかしら?」
後ろに控えていたエスメラルダさんにそう声を掛けるとエスメラルダさんは恭しく一礼した後に口を開く。
「畏まりしました奥様」
そう言ってエスメラルダさんは部屋を出て行った。
・・・・・・・・・・なんか【無詠唱】に関する事を話した時より寝る場所に関する事でのやり取りの方が疲れた気がする!!