作品タイトル不明
言いそうだ!!
情報屋の話を終えてすぐにセレーヌさんが微笑みながら口を開く。
「厄介な話は此処まで!6年間何をしてたのかを聞かせてくれるかしら?」
目を輝かせてそう言ってくるセレーヌさんに苦笑しながら口を開く。
「そんな面白いものでもないと思うんだけど」
私がそう言うとセレーヌさんが微笑みながら口を開く。
「貴女のこれまでの6年間の話は面白いと思うわ・・・それに【無詠唱】の事も聞きたいし」
「あれ?セレーヌさんは魔術関係の事には関係ないはずなのに何でその事を知ってるの?」
まさかセレーナさんから【無詠唱】の事を言われるとは思わず首を傾げながらそう言うとセレーヌさんが微笑みながら口を開く。
「もう城の中でその話でもちきりなのよ。貴女が齎した【無詠唱】はそれだけ衝撃的な事なの」
「なんかすごい事になってるなぁ・・・・そこまで大袈裟な事じゃないと思うんだけど」
私がそう言うとセレーヌさんが珍しく溜息をつきながら口を開く。
「リアちゃん?貴女は貴方が齎せた技術をもっと高く評価すべきよ、停滞していた魔術師界が貴女のお陰で絶対に活性化するわ」
「活性化・・・ね、まあ確かに実戦経験も無いのに偉そうにふんぞり返ってる大学長とかが大騒ぎにしそうだね」
絶対に『私は【無詠唱】とか認めない!!』とか言いそうだ!!
私がそう言うとセレーヌさんが苦笑しながら口を開く。
「あの方は確かに騒ぎそうね・・・でも誰ももうあの方の話に耳を貸さないでしょうね」
ん?
「え?何でです?あのおっさんは大学長だからかなりの立場だよね?」
私がそう聞くとセレーヌさんが微笑みながら口を開く。
「だってリアちゃんがこの国最強の魔術師に【無詠唱】を使い勝ってるのよ?誰ももう【無詠唱】を否定は出来ないでしょう?オリアニアさんとの戦いはかなりの人が見ていたのだし」
「あ!目撃者が沢山いるから納得せざるを得ないって事ね」
「そういうことね、で?【無詠唱】の事を聞かせてくれる?」
ニコニコしながらセレーヌさんがそう言って来たけど私は少し考えた後首を左右に振り口を開く。
「もう少し待っててもらえますか?シアも聞きたがると思うから、シアが帰って来てから話すって事にしてもらえません?」
私がそう言うとセレーヌさんが微笑みながら口を開く。
「確かにシアちゃんも聞きたがるし・・・・テリーも聞きたいだろうから夕食の時にしましょう!」
テリーさんってのはセレーナさんの旦那さん・・・つまりシアの父親で現ルナード伯爵だ。
「わかりました。それじゃアグリでの生活の事を話せばいいんですか?」
「そう!リアちゃんがどんな暮らしをしていたのか気になってたのよ!!」
別にセレーナさんを楽しませるような生活はしていないんだけどなぁ・・・・・まあシアが帰って来るまで時間があるからいいかな?と思い私は口を開く。
「ただいま」
セレーナさんとお茶を飲みながら話をして2時間くらいでシアが帰って来た。
「シアちゃんお帰りなさい」
シアに抱きつきながらセレーナさんがそう言うとシアも慣れてるのかそのまま微笑み口を開く。
「ただいま帰りましたお母様、リアのお陰で無事に帰る事が出来ました」
セレーナさんがその言葉を聞き首を傾げるがそれをシアが見て口を開く。
「お母様一度席を外してよろしいでしょうか?湯あみをしたいのですが」
あ!私もお風呂に入りたい!!
「セレーナさん、私もお風呂にはいりたいです」
エスメラルダさんの事で頭一杯で身を清める事を忘れてた!!