作品タイトル不明
知り合いがいたほうが嬉しんだけどな!!
シアの言葉に私は驚き口を開く。
「え?キルアスキルってそこまでなの?」
「ええ、もし護衛に潜り込まれて帝都に戻る途中で裏切られ他の構成員達の手引きをされれば、捕らえた構成員全員が逃げる・・・・・それは避けなければならないの」
シアはいつもの真剣な顔ではなく部下を従わせる部隊長の顔でそう言って来た。
「シアから見て、応募してきた探索者達はどうだった?」
シアがしっかりと部隊長をしてるのを見てそう聞いてみるとシアは微笑み口を開く。
「さすがアグリと言った所ね。探索者のレベルが高いわ。それに応募してきた人たちの中にキルアスキルの息がかかった者は多分いないと思うわ・・・その中から実力者8人をしっかりと選んだわ」
誰が選ばれたんだろう?もしかしたら知り合いが選ばれたのかな?どうせなら知り合いがいたほうが嬉しんだけどな!!
「4日後ね?何処に集まればいいの?」
そう聞くとシアが微笑みながら口を開く。
「門前になってるけど前日は私が泊まるから一緒に行きましょう!!アインハルトと他の団員は領主の館から構成員全員を連れてくることになってるから、アインハルトは泊まれないけどね」
なるほど・・・・つまり前日お泊り会な訳ね!!
「わかったよ、シアこれから用事ある?」
私がそう聞くとシアが微笑みながら口を開く。
「もう私の仕事は終わらせてきたわ!!なので付き合えるわ!!」
それを聞き頷き口を開く。
「なら一緒に出掛けよう、行きたい所があるんだ」
そう言うとシアが微笑み頷く。
「んじゃ出かけようか」
私達は家を出て街の表通りを目指して歩いて行く。
「ここだよ」
シアと話しながら歩き目的地である【癒しの風】に着いて直ぐに店内へと入り口を開く。
「こんにちはー!」
私がそう声を掛けると食堂のほうからクレアが出て来て私を見て微笑む。
「いらっしゃいリア、今日はどうしたの?」
シアをチラッと見た後に私にそう聞いて来たので私は懐から鍵を取り出してクレアに差し出す。
「私が暫く帝都に行くってライラさんから聞いてるでしょ?4日後に行く事になったからスペアキーを渡しに来たんだ」
家の管理をライラさんとクレアに頼んだのだから鍵は渡しておかないとね!!
「聞いてるわ。確かに預かりました」
クレアが鍵を受け取りそう言った時に後ろの部屋からライラさんが出て来て微笑みながら口を開く。
「リアちゃんいらっしやい。今日はお友達も連れて来てるのね。さあ座って待ってて」
「「え?」」
いきなりライラさんに『座って待ってて』って言われて私もシアも驚き声を揃えてしまった!!
「えっと?」
私が首を傾げながらライラさんを見るとライラさんが笑顔で口を開く。
「座って待っててね?」
「「はい!!」」
私とシアは元気に返事をしそのまま食堂に入り椅子に座ってライラさんが来るのを待つ事になった。
「お待たせ」
ライラさんが出来たての料理をクレアと共に持って来てくれテーブルの上に並べ、その後に口を開く。
「さあ食べて頂戴」
ライラさんが作ってくれた料理は細かく刻んである肉を焼いた後パスタと絡めた料理で私が好きな料理の一つだ。
「「いただきます」」
出された料理を食べ始めシアが料理を口に入れた瞬間目を見開いた後に私を見てきた。
「美味しいでしょ?ここの料理は絶品なんだよ」
シアはその言葉に何度も頷き再度料理を食べ始めた。