軽量なろうリーダー

作品タイトル不明

つまりは後の事はあまり考えてないのね!!

この遺跡の調査を始めて一月がたった。

その一月の間魔物の襲撃はあったものの盗賊の襲撃は無く心行くまで調査をする事が出来た。

そしてその一月の間に新たに見つけられたのは私が見つけた抜け道だけ、他には何も見つけられずにいた。

「どう思うアンディ殿?」

調査隊の班長や各部隊の部隊の責任者が集められこれからの事を話し合う場でユリアンが真剣な顔でそう声を掛けそれを聞いたアンディさんが少し考えてから口を開く。

「一通り探索はした・・それに」

アンディさんが『それに』と言った後にティファをチラッと見てそれからユリアンに視線を戻し話を続ける。

「ティファが何も見つけられないって事はもう何もないと考えてもいいと思う」

ユリアンはその言葉を聞き少し考えてから口を開く。

「食料は後どれくらいあるの?」

「あと一月分ほどですね」

ユリシーズに戻る時のぶんも考えると余裕はなさそうだね。

「3日後に撤収しましょう」

考え込んでいたユリアンが皆を見渡してからそう口にすると誰も反対せずに頷く。

「調査は今日でおしまいにして明日は一日かけて撤収作業をして明後日の朝にここを出るわ、それと皆には悪いけどユリシーズでの滞在は物資補給をする間だけ・・・そうね3日だけにしたいの」

確かにユリシーズってあまり街の雰囲気が行く無かったからそれでもいいけど。

「今回は待ちの雰囲気の事だけじゃないのよ、私が狙われてるでしょ?もしかしてってのがあるから・・・街の人達を巻き込みたくないのよ」

ああそれもあったね。

「他の街ではどうするの?他の街でも物資補給をしてすぐに出る?」

根本的な解決にはなっていないのでそう聞くとユリアンが腕を組んでニヤリとする。

「私が狙らわれてるなら帝都までの道程で襲われれるでしょ?その時に真実を聞いて対処する!!」

ああ・・・・うん・・・・つまりは後の事はあまり考えてないのね!!

「わかったよ、んじゃ今日が此処の調査最終日って事で!最後だし張り切って行ってみよう!!」

こうして始まった最終日の調査は何も見つかりませんでした!!残念!!

「ではユリシーズへと向けて出発します!」

予定通り撤収作業を終えて私達は遺跡を後にしてユリシーズへと向かう為に馬車を走らせた。

「結局見つけたのはあの抜け道だけだったね」

馬車の中でユリアンにそう話掛けるとユリアンが苦笑する。

「それを見つけられただけでも凄いわよ?前の調査では見つけられていないんだからね、それにこんかいの再調査の旅で物凄い発見をいくつもしているのよ?今回の再調査の旅は大成功と言っていいと思うわ」

だよね!まさかシルドニア王朝滅亡の情報も得られるとは思わなかったよ!それにこれは個人的な収穫になるんだけどミーティアとニーズヘッグとナイトが仲間になってくれたのは良かった!

いやぁ今回の調査の旅に加わって本当に良かったよ!!

「本当にいろいろな物を見つけたわね」

ん?何でそんなに疲れた顔で言うのディアナ?見つかって良かったじゃん!!

「魔物の襲撃だ!」

その声に馬車は泊まり、私は隣に立て掛けたあったニーズヘッグを手に取りそのまま馬車から出る。

外に出るとゴブリンの群れ・・・・20匹ぐらいが私達に向かって来るのが見えたので取りあえず【エアバースト】で10匹くらい吹き飛ばす。

「俺達も行くぞ!油断するなよ!!」

ムーアさんの掛け声の後騎士達が残ったゴブリンを戦い始めた。