作品タイトル不明
眩し!!
私が見つけた場所には階段は無くどうやって降りようかと話し合った結果ロープを使い穴の中へと降りる事にした。
「さてと・・・・【ライト】」
穴の中に降りてすぐに明かりの【魔術】を使い周囲を警戒しながら見渡すとそこは20畳位の広さを持つ地下室だった。
「何もないね」
周囲を見渡していると他の調査員も降りて来て其々が気になる所を調べ始める。
「ティファ、気になる所はある?」
ディアナがティファを抱えながら降りてきたのでティファにそう聞くとティファが部屋の中を歩き回りある場所・・・・壁の前で立ち止まる。
「そこに何かあるんだね?」
「ウミャ」
どうやら当たりっぽいね!!さて何が出て来るかな?と思うながら取りあえずお約束のティファの前の壁に触れてエーテルを流し込む。
「お」
音も立てずに壁が横へとずれはじめ通路が現れた。
その通路を暫く見てから私に視線を向けディアナが口を開く。
「ここを進む時先頭はナイトと私で行くわ」
ん?何で?危なさそうなんだけど?と首を傾げているとアンディさんが苦笑する。
「トラップ対応だよ嬢ちゃん」
「あ!それがあったね!!でもそれならディアナが危なくない?」
ディアナがその言葉を聞き腕を組みニヤリとする。
「トラップなんて避ければいいのよ!!」
・・・・・・・・・・・・・・なんだろう・・・たまにディアナって脳筋思考になるよね?大丈夫なのこれ?
「えっと・・・」
「大丈夫よ」
何でそんなに自信満々なの?
「大丈夫よ」
「はい」
もう自信満々の笑顔に何も言えなくなったよ・・・・まあいざとなったらナイトがディアナを守ってくれるでしょ!!頼りにしてるよナイト!!
私達はディアナの言う通りディアナとナイトを先頭にして見つけた通路を進んで行く。
「結構ながい通路だね」
此処を進み始めて20分は経つんだけど部屋はおろかトラップも無く入る前の心配は無用の事だったようだ。
「ティファ?気になる所は無いんだよね」
「ウミャ」
ティファも気になる所は無いらしくとミーティアと共にトテトテとのんびりと歩きながら返事をしてくれた。
そして更に進む事20分・・・・私達は足を止める。
「行き止まり?」
目の前には灰色の壁・・・・ここまで進んできたのに部屋の1つも無かった・・・何でこんな通路が存在する?あ!
「やっぱり」
壁に手を翳してエーテルを流し仕込んだら目の前の壁が横へとズレ行く。
新たに現れた通路もこれまで進んできた通路と変わらないような作りだった。
「それじゃ進むわね」
新たに現れた通路を見ながらディアナがそう言った後にナイトと共にその通路へと足を踏み入れそのまま進んで行き・・・・10分くらい進んできた所で周囲の景色・・・・天井や壁や床が人の手で作られた物ではなく自然に出来たもの・・・・・わかりやすく言えば洞窟型になった。
「これは」
いきなり変わった事に驚いたディアナが足を止めて私を見てきた。
その視線を受けながら私もいきなり変わった通路を見る。
「これもしかして・・・・進もうか」
とある考えが頭をよぎりそう言うとここに居るに全員が頷く。
「行こう」
私達は先頭に立つディアナとナイトについて行くようにして進み・・・そして20分くらい進むと暖かい日の光に包まれた。
「眩し!!」
通路を進んだ先に陽の光・・・・つまり外へと出る事となった。