作品タイトル不明
私の護衛をしてくれるゴーレムを作りたい!!
ユリアンの言葉に私はゴーレムコアの再現は諦めた・・・・・けど!!
「手に入れたゴーレムコアは私的に使っても別にいいよね?」
鍾乳洞の遺跡で手に入れたゴーレムコアは2個・・・これを使って私の護衛をしてくれるゴーレムを作りたい!!ん?何でそんなに驚いた顔で見てるの2人共?
「リア・・・・さっきの話を聞いていた?」
そう聞いてくるディアナの後にユリアンが私の両肩を掴み前後に揺さぶりながら口を開く。
「もうゴーレムコアの術式を扱えるようになったの?ねえ?ねえ?」
ちょ!そんなに揺らさないで!!気持ち悪くなってきた!!
「落ち着いてユリアン!!」
顔を真っ青にした私を見てディアナがユリアンを止めてくれ私は解放されて取り敢えず深呼吸をする。
「・・・・・ごめんリア」
ダメージ回復をしている私を見てとても申し訳けないって顔で謝って来たユリアンを見て私は苦笑する。
「気にしてないよ、で・・だ!ゴーレムコアの術式を扱えるようになったかって言うと・・・多分って答えるしかないね」
術式に使われている言語はシルドニア王朝時代の言語を組み合わせるみたいだから何となくできそうな気がするんだよね。
「どういう事?」
私の曖昧な答えを聞きディアナとユリアンが首を傾げてきたので私は術式の事をわかりやすく説明しようと考えて口を開く。
「例えば鍾乳洞のゴーレムは『侵入者を見つけたら排除する為に戦闘をしろ』って命令が術式として組み込まれていた訳だ」
そう言うと2人は頷く。
「でも普通はこのコアに全てのシルドニア王朝時代の言語でその命令を書き込むことは出来ないんだよ、サイズ的にね」
私の拳大の大きさだと『察知』と『状況判断』と『戦闘』とかの細かい事を術式として書き込むのは無理なんだ、だから一つの術式の上に重ね書きをしているんだけどそれが凄い。
術式の重ね書きなんてやったら思い願う効果は出ないと思うんだけどこのゴーレムコアはそれを成している、いやぁ・・・勉強になるね!!としみじみと思っていると2人が続きの話を待っていたので話を続ける。
「その無理な事が出来る技術がこのコアにはあるんだよ、ここに見本があるからもう少し調べた後に試してみるつもりなんだよ」
私がそう言うとユリアンが真剣な顔で口を開く。
「出来るようになったら教えてね?それとコアに関する話は誰にも言わ無いように、この話は私とディアナとリアだけの話とするから」
「わかったよ」
それから私は馬車の中でコアを調べる事に専念した。
森の中の開けた場所を見つけ馬車を止めて皆が馬車から降りたのを確認してからユリアンが口を開く。
「今日は此処まで!!各自野営の準備を」
此処までの旅路で魔物に襲われる事はあっても盗賊には襲われるとこは無かった・・・・・が!!
「どうやらお客さんみたいだね」
私の足元で右方向を見ながら唸り声をあげるティファとミーティアを見て戦闘態勢を取る調査隊の面々・・・私もまたニーズヘッグを握りしめてティファとミーティアが睨む方向を見て戦闘態勢を取った。
そしてその状態が5分位経った時森から武器を握りしめた男たちが私達を睨みながら出てきた。
「チッ!油断した所を襲うつもりだったのにバレてちゃ仕方ねえ!お前ら金目の物をだしな!!そうすれば命くらいは助けてやる!」
ユリシーズへと向かう旅で初めての被害者・・・違った!盗賊達を見て私はこの人達の運の無さに同情・・・まあ自業自得だから同情はしないか!!